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呂布軍団その5 ■侯成■
1:玉川雄一 2002/10/14(月) 02:28 三人衆第三号、侯成。 呂布麾下の機動隊長として魏続、宋憲らと並んで中堅的位置にあったが、 些細な行き違いが学園の運命を変えることになった。 時あたかも初夏のころ、そろそろ暑さが気になり始める陽気。 侯成は徐州校区のプール開きを思い立ち、呂布に提案した。 だが呂布は、「貂蝉(※王允より譲り受けた愛犬)が水を怖がる」との理由で却下したばかりか、 それを校区全域にまで徹底させようとしたのである。 だが、これは大きな波紋を呼び起こした。 「犬一匹のために皆がプールに入れないなんて…」と主立った生徒が反発したのである。 折悪しく、曹操が呂布一党の討伐と徐州校区の回復を叫んで侵攻を開始。 結束の崩れた呂布軍は敗北を重ね、下ヒ棟へ追いつめられた。 陳宮を筆頭とする抗戦派は孤立し始め、事ここに至って侯成は投降を決意。 棟の車庫から呂布の“愛馬”赤兎号を盗み出すと(自分では運転できないので) 懸命に押しながら曹操陣営へ駆け込んだ。 一方で魏続、宋憲らは陳宮を捕らえると校門を開き、曹操勢を迎え入れた。 赤兎を失い、絶望的な抗戦の後に呂布も投降。 結果、主立ったメンバーは揃って学園を去ることになった。 侯成はその後曹操陣営に転籍し、新編機動戦隊の一角を担っている。
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