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呂布軍団その11 ■許シ巳■
1:玉川雄一 2002/12/01(日) 21:58 許汜タン。 もとは兗州校区の執行部員を務めていたが、張超、陳宮、王楷らと結託して曹操に造反した。 その後、呂布に従って各地を転戦するが、利あらず次第に劣勢となる。 そこで、一度は断交した袁術に修好のため使者として赴き、何とか口説き落として助勢を得た。 だが、結局呂布は敗れ去った。 その後、どういう経緯を辿ってか荊州校区の劉表のもとに身を寄せることになる。 ある時、同じく居候(笑)していた劉備も交えた席で、先だって急遽引退した陳登のことが話題に上った。 かつて許汜は陳登にいささか疎略に扱われた経験があり、それをもって彼女を傲慢と評したが、 劉備はこう言ったものである。 「そら、元龍(陳登)が正しいやろ。アンタ、何の取り柄もあらへんやん。 ウチやったら… せやな、ウチは寮長室のふかふかベッドやろ、アンタは床にザコ寝な。 二段ベッドの上下の差ぁどころやあらへんで」 これにまた劉表が大ウケしてしまったものだから許汜の面目は丸つぶれというものだろう。
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