雍丘に散る ■張超■
1:玉川雄一2002/12/06(金) 22:22
張バクの妹、張超タン。

当初は姉と共に曹操の盟友として行動していたが、陳宮の煽動を受けて反旗を翻すに至る。
あるいは、いずれ不可避となるであろう曹操との破局を見越して先手を打ったとも言われている。
呂布を引きずり込んだ反乱は九分九厘成功しかけたが、荀イク、程イクら留守部隊の驚異的な抵抗で曹操は辛うじて持ち堪えた。
そして、逆襲に転じた曹操は次々と要地を奪回し、逆に呂布は徐州校区に奔ることとなる。
姉の張バクは呂布と行動を共にし、のち袁術に救援を求める途上でリタイア。
張超は雍丘棟に立てこもったが、壮絶な包囲戦ののち陥落した。
彼女は校章を剥奪されたとも、自ら剥ぎ取ったとも伝わる。

そして、重囲下にある雍丘を巡ってもう一つの悲劇の幕が上がろうとしていた。
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