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240:★玉川雄一 2003/11/20(木) 00:07 さっそくマリ見てに影響されつつある私ですが。 まだ第一巻しか読んでないんですけど、 なんか折々に浮かぶ「あーそんな感じそんな感じ」という思いは何? とよくよく考えてみますと、デジャブがあったわけで。 それはつまり、最近盤石の世界観を築きつつある“桓・霊期”の面々… 皇甫・朱・盧・丁のカルテットに行き着くわけです。 さらに言えば、私(玉川)はそんな彼女たちを見ている下級生の視点に立っているわけで。 どゆことかっつったら、私の三国志における本来のホームグラウンドは 三国鼎立もしくはそれ以降でして、そうなるとあの四人組の世代というのはもう 「数世代上の偉人」という位置づけになるんですな。 それが皆さんの神絵やら神SSやらによって活き活きと描かれることになり、 その世界を私も垣間見ることができるようになったんですよ。 そしたら、学三というフィルターを通した場合には「彼女」たちはそれこそ 「雲の上の先輩」なわけで。何かの間違いで生徒会執行部の端くれとなった自分が、 学園の重責を担いつつそれでもしっかり女子高生しながら学園生活を送る姿を 憧れ半分、面白半分の気持ちで見ておるわけです。 そして彼女らはもちろん気の置けない仲間同士ではタメ口もきくしじゃれ合いもすれば シリアス風味になってみたりもする。その一方で、他のクラスメイトや後輩の前では おのずと異なる態度で臨むわけですよね。 そういった描写がいい意味での「秩序」というか、「序列」…というとちょっと違うかな、 まあともかく世界観を作り上げるのですよ。 その世界観の中で、私はどうしても彼女らを「仰ぎ見る」立場になってしまうわけですが、 SSで補完される彼女らの「別の一面」を垣間見ることで多角的にとらえることができている次第です。 要するにアレですわ、読んでる人じゃないと分からないでしょうけど、 薔薇さま達同士ではもちろんタメ口ききあうし、 『妹』やそれ以外の人に対しては相応にお姉様っぽく振る舞うわけで、 そんな姿を目の当たりにした祐巳は彼女らのナマのキャラクターを色々と知ってゆくわけです。 そう考えてみると、私にとって学三とマリ見ては互いを理解する助けになっておるのだなあ、と 思えたのでした。
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