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元仲ちゃん ■曹叡■
1:玉川雄一 2003/01/13(月) 23:13 曹氏蒼天会二代目会長、“明サマ”こと曹叡タン。 俊英曹姉妹の末姫。(曹操/曹丕、曹彰、曹植(三つ子)/曹叡の順) 急遽引退した曹丕の後を受け、会長に就任。 司馬懿、曹真、陳羣ら補佐に逸材を得たこともあり、学園随一の勢力を盤石ならしめた。 自身も聡明で、よく人を使い実行力に長け、新蒼天会もまずは安泰かともっぱらの評判となる。 だが、しきりに侵犯を繰り返していた帰宅部連合が、総帥代行・諸葛亮の強制引退により 活動を縮小の方向に向けた頃から雲行きが怪しくなり始める。 この時期、学園内では小競り合いを除いて大きな紛争は影を潜めたのだが、 それを契機として曹叡は大規模な校舎の改修計画を発表したのである。 もちろん蒼天会長の一存で決定できることではなかったが、 あるいは執行部員の諫言を要れあるいは実施を強行した。 それがまったくの“私利の追求”を目的としたものではなかったにせよ、 この件は彼女の経歴にやや瑕瑾を残すこととなったのである。 一方でさらに蒼天会のさらなる威信増大にも力を入れた。 遼東キャンプに長らく盤踞していた公孫氏を屈服させ、 邪馬台高校を初めとする東夷市(仮称)の学校との 交流再開の糸口を付けたことは特筆に値するだろう。 そして彼女も先代にならったわけでもないだろうが、引退は急だった。 だが、前回とは違い今度は確たる後継者がいなかったのが不幸の始まりであり、 それまでしばしば行われていた密室協議によって次代会長の選出が行われた。 彼女自身の治績はまず合格点といって差し支えないが、 次代への引き継ぎに成功したとは言い難いかもしれない。
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