文約ちゃん ■韓遂■
1:玉川雄一2003/08/10(日) 22:20AAS
関西の仕掛け人韓遂タン。

かつて生徒会の下級執行部員として洛陽棟に赴いたことがあり、
何進に対してカムロの粛清を進言したが容れられなかった。
この時蒼天会に見切りを付けたものか、本籍の涼州校区に戻ると陸上部連合に身を投じる。
そこで韓遂は持ち前の組織力を活かし、辺章を擁立して蒼天会に対する抵抗運動を開始した。
雍州校区に侵入した陸上部連合に対し蒼天会(生徒会)は張温、董卓らを派遣するが、
連合は機動力を活かして討伐軍を翻弄し、敗走させる。
この後辺章を追い落として今度は王国、ついで閻忠をたて、皇甫嵩との間に激戦を交えた。
さらにこの後は馬騰と離合集散を繰り返しつつ、雍・涼方面を騒がせ続けることになる。

韓遂は一年間の自主留年を決行し、なおも陸上部連合に暗然たる影響力を持ち続けた。
馬超が曹操の生徒会に対して決戦を挑んだ際にも、連合の各主将の調整役を務めることになる。
だがここで齟齬が生まれた。韓遂のポリシーは恒常的な情勢不穏を長引かせ、
その中で既成事実を積み重ねつつ陸上部連合の地歩を固めることを旨としていたのだが、
馬超ら気鋭の主将は曹操を一気に撃破することに逸っていた。
韓遂はその熱狂の裏に長期的展望が存在しないことを看破し、曹操との間に独自の融和策を模索する。
だが連合そのものの解体を望む曹操はこれを一蹴。またそれを逆手に取った策略により
連合の結束は瓦解し、最終決戦は惨敗に終わる。
韓遂は再び涼州校区に遁走して再起を図るが大勢は覆しがたく、失意の内に引退した。
あるいは、生徒会への帰順を図る陸上部員に飛ばされたともいう。
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