叛と乱の果てに ■成公英■
1:玉川雄一2003/08/10(日) 23:59
関西の名フィクサー韓遂に付き従った成公英。
韓遂とは二学年離れているが、とある縁で彼女の副官となった。
陸上部連合を操る韓遂を公私に渡ってサポートし、
逆境に陥ってもなお献身的に支え続けた。

曹操との決戦に敗北したことで陸上部連合は瓦解し、
さらに夏侯淵の討伐を受けて雍州校区は生徒会に席巻されつつあった。
部内からも生徒会へ帰順してゆく者が後を絶たず、
ついに腹心と頼む閻行までが離反してしまう。
韓遂は相当弱気になっていたが、成公英は彼女を激励し続けた。
だが時勢を覆すことは叶わず、遂に韓遂は引退を決意する。

韓遂の引退によりもはや乱の時代は終わったと悟ったのだろう、
成公英は陸上部を離れて生徒会へ投降し、張既に随行して涼州校区の鎮定に携わる。
河西棟群の平定に貢献し、雍・涼校区の安定を見届けて引退した。
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