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【1月18日】旭記念日創作発表スレッド【お祭りワッショイ】
154:雑号将軍 2006/01/17(火) 22:46 最後です・・・・・・ 「ねえ、みんな。前夜祭は・・・・・・もう終わっちゃったから、気分直しにカラオケにでも行かない?」 朱儁の提案、盧植と丁原が飛びついてきた。 「ああ、いいんじゃないか。私は聞いている方が好きだがな」 皇甫嵩は朱儁から目をそらすようにしてそう言った。 そんな皇甫嵩を見た朱儁は悪戯っぽい笑みを浮かべ、言った。 「また〜そんなこと言って〜義真はオン・・・ふぎゃあ!」 最後の一文字を言いかけたとき、皇甫嵩が朱儁の「ツノ」を目一杯に引っ張った。 「な、なんでもない。張角、君も来るだろう?」 「よ、よろしいのですか?」 皇甫嵩は「ツノ」から手を離すと、黙り込んでいた張角に尋ねると、張角は驚いたように顔を上げていた。 皇甫嵩たち四人は、張角の問いかけに頷いてみせた。 「・・・・・・わたしの眼を見て何も思われないのですか?」 張角は恐る恐る尋ねた。このことから、張角が眼のことにコンプレックスを抱いていることは間違いなかった。 「ふっ、人を外見で判断するのは小人のすることだ。大事なのは・・・・・・いや、言わなくとも、張角、君にならわかるだろう」 「もっと自分に自信を持ってよ!蒼天学園には手が膝ぐらいまである人だっていたんだから、目の色が違ったり、空を飛べたりなんか――」 「空なんか飛べるかい!」 朱儁のボケに廬植のハリセンが見事に答えた。 「いたいよう〜子幹〜」 「ご、ごめんなさいっ!つい、いつもの癖で」 盧植はあわててぺこりと頭を下げた。彼女が大阪弁を話す理由は二つある。一つは出身地が大阪であること。もう一つは彼女が小等部から在籍している幽州校区にはなぜか、関西出身の生徒がほとんどであったため、彼女が標準語を使って話す機会があまりなかったためである。 そんなやりとりをしていると、突然、張角が声を出して、笑った。 「皆さんの言う通りかもしれませんね。私、頑張ってみます!・・・・・・それじゃあ、私もご一緒させて貰ってもよろしいですか?」 「もちろん」 四人は声を揃えてそう言った。 「ねえ、義真〜張角さんとラブラブだね〜」 カラオケボックスに向かっている最中、不意に朱儁が声を掛けてきた。 盧植の顔が一瞬曇った・・・・・・気がした。 「なっ!何を言うか!そんなことは断じてないっ!」 皇甫嵩は顔を真っ赤にして否定する。 「・・・・・・わたし皇甫嵩さんとなら・・・・・・」 それを横目で楽しんでいた張角は真面目な顔つきで答えた。 「張角・・・・・・公偉が邪推するではないか・・・・・・それに、本気だったとしても、悪いが、私にはその気はないぞ」 皇甫嵩は頭を抱えながらそう言った。 はあ・・・・・・高校ってこんなに忙しいものだったのでしょうか?変ですよ…週三で英語の小テストをするとか!いつ小説かけって言うのか!?というわけでしばらくご無沙汰致しておりました雑号将軍にございます。なんとか前夜祭に間に合わせようと必死で完成させてみました。 ただ、当初は入学式設定で昼だったというどうでもいい話。 本祭作品は早くても金曜日になりそうです。
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