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【1月18日】旭記念日創作発表スレッド【お祭りワッショイ】
119:★ぐっこ@管理人2005/01/19(水) 01:10AAS
うほ――ッ! 遅参申し訳ない( ゚Д゚)! ただいま帰社であります!
>>110
りくことようこたんっ!幼稚舎あたりからずっと一緒っぽい彼女たち
ですが、敵味方として対峙する悲しい運命…。羊角かわいいなあ〜
玉川様の仰る通り、こと軍事に関しては、りくこちゃんの方が当時桁外れ
省21
120:★玉川雄一2005/01/19(水) 02:22AAS
うぃー、でけた。
gaksan1.hp.infoseek.co.jp
例の四人組。向かって右から陸遜、顧邵、吾粲、朱拠。
高等部に進級して、正式に長湖部に入部した直後のシーンと思いねェ。
省9
121:海月 亮2005/01/19(水) 19:59AAS
何時も通り仕事逝こうとしたならば…今日お休みだったの忘れてました。
でもって昼まで二度寝して、SSの仕上げで一日潰してみました(゚∀゚)
では新参の身で僭越ながら…この場合、二番手なのか?それとも三番手?
ええぃ、とにかくこれより死地に入るであります!(゚∀゚)>
122:海月 亮2005/01/19(水) 20:02AAS
-長湖、新春の攻防戦 そのいち-
揚州学区・呉郡学生寮、その陸遜の部屋。その扉が乱暴に開け放たれると、必死の形相をした二人の少女が転がり込んだ。そしてまた、乱暴に扉が閉じた。
一人は、緑なす黒髪をショートボブに切り揃えた少女−長湖部実働部隊の総括責任者・陸遜。
もう一人は、その頭の両サイドに、何かの耳のように跳ねたクセ毛があるロングヘアの少女。今年卒業を控え、推薦での進学も決定したものの、来年も特別顧問として残留が確定している諸葛瑾だ。
省62
123:海月 亮2005/01/19(水) 20:04AAS
寮の外からがやがやと声が聞こえていた。
追っ手がかかったことを知った陸遜は部屋の電気をつけず、ベランダの窓にバリケードまで築いた上で懐中電灯とヘッドスタンドを持ち出していた。
扉は鍵をかけた上つっかえ棒もしてあるという厳戒態勢だ。
「これでひとまずは安心だな…」
「ええ。でも、懐中電灯の光も結構目立ちますからねぇ…」
「でも、本当にいいの? お邪魔させてもらって」
省70
124:海月 亮2005/01/19(水) 20:05AAS
「開けろおらぁ! 居るのはわぁってんらお〜!」
「逃亡者はお持ち帰りらぁ〜出て来いやぁ〜!」
鉄製の扉を執拗に蹴り続ける激しい音と、酔った魯粛と甘寧の声がする。蹴っているのは恐らく甘寧であろう。慌てた陸遜達は、下駄箱やテーブルでバリケードを固めて抵抗した。
「な、何、なんで? 何で居るのがバレたのよっ!?」
「そんなの知らないよっ!」
小声でやり取りする朱拠と吾粲。
省57
125:海月 亮2005/01/19(水) 20:07AAS
その頃、会場のど真ん中で目を覚ました孫権は大きく伸びをした。
「ふぁ…あれ、ボクどうしてこんなトコで? …ええええ!? 何これぇ!?」
見渡せば、周りは目も当てられぬ惨状の光景が広がっている。
そこいらじゅうに転がった一升瓶とチューハイの缶、そして散乱した紙コップ。
少し離れたところで、大の字で寝ている(カン)沢と、その腕を枕代わりに、抱き寄って寝ている孫登と孫和。
その隣りに、ずぶ濡れになって死んだように寝ている、服を乱されたままの虞翻。
省31
126:海月 亮2005/01/19(水) 20:31AAS
…ああ、やっちまった_| ̄| ...○
私的には孫権が潘濬を襲っているくだりに全力かけてみました。
何気にそのいちとか書いてありますけど…ミスですのでお気になさらず。多分続き無いので…。
時期的には二宮の変の前年、夷陵回廊戦の翌年の正月になるかと。登場人物の年齢設定などはかなり勝手に決めちまってますが…
因みに張昭不在の理由も、バリケード事件の真っ最中であると勝手に思い込んでます。
省10
127:7th2005/01/19(水) 22:31AAS
時の流れは万人に平等である。
それは多忙を極める蒼天学園の生徒にも例外ではない。好む好まざるとに関わらず、年は暮れ、そして年は明ける。
そう正月。流石に大晦日及び三が日程度は休みでも良いのではないだろうか、と云うか休ませろ、とのことで、その期間は一死の活動が停止され、生徒達は思い思いの休暇を楽しんでいる。
ことに幹部級の人間にとっては本気で得難い休日。それこそ遊び倒すか、惰眠を貪るかの二者択一である。
寮を出て実家へ帰省する者も多い。市外から来ている者のみならず、市内に実家を持つ者もだ。
例えば趙雲は実家の常山神社の手伝いをしに帰っているし、張遼もヘイホー牧場で馬と戯れ三昧の正月を送っていることだろう。孫権などは二人の姉に連行されて、元日から海に繰り出している。
省80
128:7th2005/01/19(水) 22:31AAS
さて、時刻は正午を回ろうとする頃。正月でごろごろしているとは云え、間食などしていなければ、健康な人間なら小腹も空く頃合いだ。
「……お腹空いた」
起きてまた寝て一時間余り。今まで沈黙を守っていた(単に寝ていた、とも云う)瞻が、のそりと炬燵から身を起こす。
「そりゃ空くでしょうよ。何たって半日以上食べてないんだからねアンタ…。ま、アタシもお腹空いてるから丁度良いか。均姉、何か食べるものあるー?」
「えーと、おせちとお雑煮の残りとお餅がありますね。後は私の秘蔵のサラミとか缶詰とか」
「何処の酒飲みだアンタ。ともあれ、朝も食べたものばっかりって事ね…」
省110
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