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景倩ちゃん ■荀[豈頁]■
1:玉川雄一 2004/05/05(水) 12:06 二度の革命を見届けた清流会の直系、荀顗。 非業の結末を迎えたかの清流会の巨頭、荀彧の実妹。 姉譲りの人柄と才覚で早くより陳羣や司馬懿からの好評価を受けた。 曹氏蒼天会のもと中央執行部で累進し、鍾会や司馬駿とのディベートで名を馳せた。 その後司馬氏に協力し、毋丘倹、諸葛誕の叛乱討伐に貢献する。 また陳泰の後任者としてよくその任を果たし、学園都市運営会議議長にまで昇った。 司馬氏の新蒼天会が成立すると執行本部議長に転じて学園制度の改訂刷新に参加し、 ひとまずの安定を見たところで引退する。 司馬氏四代に渡る貢献度はトップクラスで、最大級の感謝を送られた。 人柄もよく博識ではあったが今ひとつ押しが弱く、 荀勗や賈充に引きずられる形になった点が玉に瑕となった。 いま一点としては彼女も賈南風冊立に一枚噛んでおり、 その辺りに非難の声があったのも事実である。
2:玉川雄一 2004/05/05(水) 12:13 荀顗(?-274)は司馬氏シンパの巨頭。 …の割にあまり悪いイメージがない(気のせい?)のは、 地味ながら着実に仕事をこなしていったせいでしょうか。 魏末晋初における荀氏いま一人の出世頭、荀勗が ダークサイド(って程でもないか)を背負ってる観があります。 もっとも、賈南風を推薦しちゃったのはダウトですけど(-_-;) 基本的にいい娘っぽい(気がする)んですけどね、荀顗は。
3:★ぐっこ@管理人 2004/05/05(水) 18:41 眼鏡っ娘だ… 眼鏡っ娘委員長だ!(;´Д`)ハァハァ そういえば私も荀リたんに悪印象は無いですねえ…。歴代の荀氏領袖のなかでも、 わりとしっかりしている方だと。このあたりになると、すでに五世六公とかの大台 なんですよねえ…(^_^;) 基本的に曹氏カコイイ!司馬カコワルイ!というスローガンが薄れる時勢、安定を第一に動いた 彼女の行動は評価されてよいのでは、と。
4:那御 2004/05/05(水) 19:06 眼鏡っ娘万歳!! う〜ん・・・右倣えじゃなく、私も荀リタンは、ダークっていうよりかは能吏、謀臣のイメージ。 陳羣には特に気に入られており、眼鏡っ娘師弟・・・(;´Д`)ハァハァ 司馬攸に人気が集まる中、司馬炎を帝に推したのも荀リ。 調べてみると思った以上に出番が多いです。 いやぁ・・・東晋シリーズは興味深い。
5:法全 2004/05/06(木) 21:08 おおお,なんという隙のない委員長っぷり,冷徹とも憂いともとれそうな 表情がたまりませぬ.でも長湖部討伐時にはもう引退してるんですよね, 残念.ホント,司馬一門に貢献しながら,悪いイメージがないのは稀有 ですよね(笑).鍾会を論難した話もあるとかいうそうで,いいキャラに できそうな娘ですよねえ.
6:玉川雄一 2004/05/06(木) 22:05 んー、当初は東晋制服スレの絵(荀勗とツーショットのやつ)みたいに、 ちょっと困ったみたいな表情にしたかったんですが。 言われてみればちょっとシャープな感じにも見えますねえ。 どうも我ながらこの人には“思いこみ”によるイメージがあるのでして。 まず、荀彧が「いい人」っていうイメージ(←これがすでに思いこみ)があって、 荀顗はその子供だからまあ似たようなもんだろうという、 要は全く根拠のないイメージの産物だったわけですが。 反面、ひねくれ者の荀粲とか、ちょっと悪い子ちゃんの荀勗とかが周りにいるもので、 それが却ってさらに荀顗のいい人イメージを増幅させたものと思われます。 で、晋書の彼の伝を読んでみると… 確かに能吏ではあります。たぶん凄い。 ただ謀臣というイメージはないかなあ。(毋丘倹討伐の際の功績というのは気になる) それより改めてイメージを決めたのが以下の記述で、 “(荀)顗明三礼、知朝廷大儀、而無質直之操、唯阿意苟合於荀勗、賈充之間。”というもの。 才人ではあったけど、荀勗と賈充に引きずられていたっぽいですね。 率先して悪いことはしてないけどNOと言えないタイプ? その他に、父が主君の登極を巡る悶着で死んだという経緯があって、 自身はさらに新たな王朝の樹立を増進する立場にあったという点について 何か感慨があったりしたのかなあ、などと思ってみたり。
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