下
☆熱帯夜を吹っ飛ばせ! 納涼中華市祭!☆
3:雑号将軍 2005/07/31(日) 22:51 おお!ついにスレッドも完成しましたかっ!この雑号将軍、非才ながら先鋒の大任果たしてみせまする! なんとしても、教授様の期待に応えなければっ!
4:★教授 2005/07/31(日) 23:17 ◆追記 簡「祭って前夜祭もあるんだよね。前日から盛り上がれるよなー」 法「無い所も多いけど…憲和の狙いは常山で振舞われるお神酒でしょ」 簡「んなバカな。酒なら自家製…んむ…(法正に止められる)」 法「はいはい、それは禁止ワードね。お酒は18歳以上から」 簡「そうだったっけ? ま、ともかくウチは前夜祭もやってるからさ」 法「メインの前に前菜…そんな所かしら。軽いジャブも打ち込んでね」 簡「良い子の皆、8月7日も見逃しちゃダメだぞ!」 簡×法「って事でよろしくー!(投げ接吻)」
5:海月 亮 2005/08/05(金) 00:28 そして微妙に今から何か書き始めている私が居る…_| ̄|○ というわけで遅ればせながら参戦報告に現れたのでありますよ^^A イラストを前夜にうぷして、本戦にSSが間に合うか否か。 てか今、次から次へと溢れて止まらない長湖斜陽SSと同時進行であってしかも繁忙期。 こうなったら寝る時間を削ってでも…(;;゚Д゚)ノシ というか別に夏祭りとかイベント縛りはありませんよね?
6:海月 亮 2005/08/05(金) 00:33 で、よく読んだら「夏祭り」って書いて(ry_| ̄|○ ええぃ、今からでも遅くはない!一本考えてやるッッ!(半ヤケ
7:雑号将軍 2005/08/07(日) 22:45 〜張任の憂鬱〜 「張任さん!これはどこですか?」 「あれはそっち!」 八月六日、後二日で蒼天大花火大会。前夜祭もあるから、実質、あと一日で開催だ。 毎年、決まった場所で開かれる、蒼天学園の三大イベントの一つ。 そして、今年は我らが益州校区で開かれることになった。 俺?俺の名前は張任。これでも、益州校区ではちょっとは名の知れてるんだ。なんか今回は花火大会の準備の指揮を頼まれてしまった。なんかもう責任重大だなあ・・・・・・。 「た、大変ですよ!張任さんっ!」 赤くショートカットの少女が血相を変えて走ってきた。俺の目の前で急ブレーキをかけると肩を上下にゆらせて息をしていた。 彼女は呉蘭。頭の方はいまいちだが、腕っ節の方なら、なかなか出来る方だ。そう言うことで今は舞台の組み立て作業を手伝ってもらっている。 「どうしたんだ、呉蘭?」 「だから、大変たら大変なんですよー」 呉蘭の摩訶不思議な答えには首をかしげるしかない。しかし、それではななんの解決にもならないので、もう一度、今度はゆっくりと尋ねた。 「・・・・・・ふう、だ・か・ら!なにが、大変なんだ?」 「雷同が『今のあたしには電気が必要なんだよ!』とか言い出して、挙げ句の果てにはちょうちん用のアンプを占拠してるんです・・・・・・。張任さ〜ん、なんとかして下さいよ〜」 俺は思わず、髪を手でわしゃわしゃと掻き乱してしまった。 「まったく、このクソ忙しいときに・・・・・・それで、雷同はどこにいるんだ?」 「こっちです!」 この後、俺は三〇分間も雷同に電流のすばらしさとやらを熱く語られる羽目となってしまった・・・・・・。 「ようやく、舞台の設置が終わったか・・・・・・」 俺は流れる汗を拭き取ろうとタオルを探したのだが、どこを探しても見つからない。 そんなとき、後ろの方から、猛スピードで誰かが俺に突進してくる。そんなことをするヤツは一人しかいない。 そして、俺はそいつを受け止めて言った。 「こら、劉循!ここはいろんなものがあるんだから走るなとあれほど言っただろっ!」 こいつは劉循。益州校区総代である劉璋さんの妹だ。まだ中等部の三年生なんだが、なにかと面倒を見ていたら懐かれてしまったみたいで。 まあ、悪い気はしないんだけど。ただ、「張任お姉様」はやめてほしいな。「トッ○をねらえ」じゃないだから・・・・・・。 少しだけ、怒気を含めて言った俺の声に劉循はうつむいて、しゅんとしてまった。 「・・・だって、張任お姉様にタオルを早く届けようと思って、だから、だから・・・・・・」 「わかった、もういい。ありがとう、劉循」 俺はそう優しく言ってから、劉循の頭に手を置いて撫でてあげた。 すると、劉循はいつものように笑っていた。
8:雑号将軍 2005/08/07(日) 22:49 〜張任の憂鬱〜続き 俺が、昼食をとっていると、一角でなにやら騒ぎが起こっていた。 「た、大変ですよー!張任さ〜ん!」 「今度はなんだ!」 「ご、呉班さんが!呉班さんが!ご飯を食べてるんですっ!!!」 あいたたたた。胃が痛くなってきた・・・・・・。 俺はもう、あきれてなにも言えなかった。大方、呉班とご飯(白米)にかけて共食いだとでも言っているのだろう。どうして、こいつらはこんなに暇なんだ? すると俺の横で、必死に電卓をたたいていた少女が素っ頓狂な声を上げた。あれは、ご飯もとい呉班の従姉である呉懿だ。はっきり言って、呉懿以上 に働いてくれてるのはこの場にはだれもいない。 「あ、あの・・・パン食人間益州校区代表の呉班が・・・・・・。白米を食べるなんて。私も負けられないわ。ご飯人間益州校区代表としてっ!こうしてはいられないわ。呉班のいるところに連れてって!」 それだけ言うと、呉懿は事務処理もそこそこに走り去ってしまった。 しかしご飯人間益州校区代表って・・・・・・。いや、それよりも、呉懿。仕事、まだ残ってる・・・・・・って、もういないか・・・・・・。 「俺がやるのか、これ」 張任は山積みにされた書類の束に、思わず冷や汗が流れた。 余談だが、とうとう、この日、呉懿が戻ってくることはなかった・・・・・・。 もう辺りが暗くなってきていた。祭りの設置の指揮を執り、合間に呉懿が残していった、事務処理をしていると、人影がこっちに向かってくる。 「張任ー!大変だ〜!」 あの高い声は高沛さんだな。あの人苦手なんだよなあ。楊懐さんと必ず悪さ考えてるから・・・・・・。でも、今日は高沛さん一人?まてよ。夜、夏、楊懐さんがいない・・・・・・。あはははは。まさかな。 「ど、どうしたんです。高沛さんがこんなに焦ってるなんて?お願いですから、楊懐さんが妖怪になったとか言わ――」 もう遅かった。俺の肩をとんとんと叩くヤツがいる。俺は恐る恐る振り返った。 解説致しましょう。張任の首には、楊懐の顔があった。たしかにあった、あったのだが、身体は遠く離れた部分にあるのだ。その長い距離を結ぶのはするするとのびた首だったのだ。以上解説コーナーでした。 「うらめしや〜」 「・・・きゃああああああああああああああああああああああああああ!」 はあ、はあ、はあ。な、なんだよあの精巧なろくろく首はさあ!? 俺がその妖怪と幽霊とかそのてのものがテスト以上に嫌いなの知ってくるくせにー! 「やったね。楊懐!張任の乙女ヴォイスも聞けたし。じゃあねぇ、張任〜」 高沛さんは半泣きの俺を見て、うれしそうにそう言うと、楊懐さんと一緒に走り去っていった。 「益州校区の人間はなんでこんなにダジャレが好きなんだー!!!!!」 俺は心の中で何度も何度も叫び続けた・ 「なんで、なんで、俺ばっかこんな目に・・・・・・。」 この後も張任は事務処理を続け、寮に着いたときには雀が鳴いていたという。 そして今回の功労者たる張任が前夜祭に行けなかったことは言うまでもない・・・・・・。
9:雑号将軍 2005/08/07(日) 22:58 どうも、前夜祭もあるとのことで…一応、こっちでは先陣を。フライングだったらすみません…。もしくは無いと思いますが、僕の先陣発言のために作品を出せなかった方がおられましたら、重ねてお詫び致します。 では今回の作品について少しだけ…。 張任はこんなキャラで良かったのかわからないのです。アサハル様のサイトでキャラ紹介はみてきたのですが…。なにより、この話が「納涼中華市祭」のテーマに準じているのでしょうか?もし準じてなかったら…すみませんでした!今更どう仕様もありませんが、すみませんでした。 あと、蒼天大花火大会とか適当なネーミングのものはスルーしちゃって下さい。僕が苦し紛れに付けたものですので。 >お詫び えーと、本当に本当に申し訳なくて、土下座しても許されるものではないのですが、本祭の先鋒、無理なような気が…。大任を与えて下さった教授様にはどうお詫びしたらいいのかわかりませんが、一刻も早く作品を完成させるということでいくらかのお詫びになればと思っています…。
10:★教授 2005/08/07(日) 23:07 雑号将軍様> 先陣乙! 張任の幸せ不幸はこうしたちょっとした事にも表れておりますなぁ。 準備もまた祭の一環、テーマにはしっかりと準じておりますのでご心配なく。 取り敢えず雷同たんの電気マニアっぷりに萌えるべきでしょうか(^∀^)
11:海月 亮 2005/08/07(日) 23:58 夏祭りの会場はこちらですか?|ー ̄)コソーリ というわけでここんところ鳴りを潜めていた私が来ましたよ(←だからどうした >雑号将軍様 見事な先陣っぷり、天晴れの一言に尽きますな! 旧益州派閥のハジけっぷりがなんともいえませんね。 充電する雷同、狂ったように白米をかき込む呉班と呉懿、見事な飛頭蛮(=轆轤首)と化した楊懐… 「ご、呉班さんが!呉班さんが!ご飯を食べてるんですっ!!!」のくだりで、呑んでた爽健美茶吹きましたよマジでw ジャブどころか土手っ腹にいきなりイイのを頂いてしまいました。本番も期待ですよぅ♪ というわけで先陣が無事に通っていったところで、僭越ながら私めも軽めの一撃を。 相変わらずのオリデザでアレですが… http://www5f.biglobe.ne.jp/~flowkurage/natsumatsuri2005.jpg 海月も密かに用意していたネタを急ピッチで製作ちう。むしろ二陣狙いで(何
12:北畠蒼陽 2005/08/08(月) 00:00 [nworo@hotmail.com] 「ちゅ〜うきょ!」 毋丘倹はその明るい声を聞き、ため息をつきながら振り返る。 「仲若……あんた、なんでこなかったの?」 夏休みの炎天下の午後。 毋丘倹は上下ぴっちり制服。 それに比べ…… 「だってかったるいじゃん、補修なんてさ」 笑顔を浮かべ、あっけらかんとする文欽は上はハートマークが胸に大きくデザインされたTシャツとホットパンツ。超私服。 「いや、だからってさぼるなよ」 「大丈夫だって。うちらの頭じゃいまさら勉強しても無駄だからさ」 にこにこと笑いながら肩をばんばん叩く文欽に毋丘倹はため息を止める術を知らなかった。 意外と努力家、毋丘倹。 意外でもなんでもなく遊び人、文欽。 ともに赤点常連。 夏い暑のヒトコマメ 「はぁ?」 手近な喫茶店に入ろうとした毋丘倹はその文欽の言葉に足を止めた。 「え? ……え? なに? なんだって?」 「疑問多いなー」 疑問は1つだけである。疑問形が多いだけで。 「今なんつった?」 「疑問多いなー」 毋丘倹は躊躇せずに文欽を叩く。 「いったぁ〜! 叩いたぁ!」 「つまらないことを言うからでしょ」 さすがに寮の同室だけのことはありあしらい方はわかっている。 あしらい方、というか実力で黙らせるしかないのだが。 文欽はしばらく不満そうな顔をするが『まいっか』と呟き再度満面の笑みを浮かべる。 「いや、だからさ。プールいこうよ、プール」 「ぷ〜るぅ〜?」 毋丘倹は自分のスポーツバッグを上げてみせる。 「私、水着持ってきてないぞ?」 バッグの中身は教科書とかノートとか。 なぜこの努力の10000分の1だけでも結果に結びつかないものか。 「あー、ダイジョブダイジョブ。仲恭の水着、あたしがすっげぇのチョイスしてもってきたったから」 「もってきた、って……」 言いかけて文欽が自分の同室であることを思い出す。 自分がずっと補修を受けてた間、文欽は部屋に1人だったわけだ。 ……あさり放題じゃないか。 「……はぁ」 ため息をつきながら、しかし文欽の言う『すっげぇの』というのがなんとなく気になった。 …… …… …… 毋丘倹は真っ赤な顔をして文欽から渡された『水着?』をつまみあげた。
上
前
次
1-
新
書
写
板
AA
設
索
☆熱帯夜を吹っ飛ばせ! 納涼中華市祭!☆ http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/gaksan2/1122738366/l50