下
☆熱帯夜を吹っ飛ばせ! 納涼中華市祭!☆
43:北畠蒼陽2005/08/10(水) 18:24 [nworo@hotmail.com] AAS
「うー……」
「あ、あはは……玄沖ちゃん、あんまり気にすることは……」
王渾と王戎が夏の道を歩いていた。
王渾は白のセイラー服に青いバンダナをつけている。まんま水兵さんである。
王戎のほうはピンクのサマーセーターにチェックのスカート。普通に美少女、といった感じである。
2人は図書館での勉強を終え、今はその帰り道であった。
省45
44:北畠蒼陽2005/08/10(水) 18:24 [nworo@hotmail.com] AAS
「いや、あの……ほら、楽チン先輩、可愛いですよ、とっても。あはは」
「でも濬沖だって一番最初、『あ』とか言って固まったじゃない」
王戎がフォローしたが王渾が叩き潰した。
空気読めよ、王渾。
まぁ、実際のところ制服が可愛いのは確かで、それを『あの』楽チンが着ている、ということにすさまじいギャップがあるのだが。
「あー、あははー」
省56
45:北畠蒼陽2005/08/10(水) 18:40 [nworo@hotmail.com] AAS
1日1本ペースか……バカじゃなかろうか、私。仕事しろよ……
あ、してますよしてますよ<上司に
3日連続はやりすぎスメルがぷんぷんするので明日以降自重の雰囲気で。
仕事しないとおこられっちゃうし(笑
王戎初登場です。長湖部ラストバトルの予州の偉い人です。
省21
46:雑号将軍2005/08/11(木) 10:21AAS
感想とかいろいろ
>北畠蒼陽様
な、なんとぉ〜!!この短い間に二本もSSをっ!お見事です…。僕には体力と話しが浮かびません…。
ではでは感想を。ついに王昶復活!!「待っていたぜ、このときをっ!」それから自分で悪いことしているのに気づかない諸葛誕がいい味出してます。
二編目はおおっ!王濬初登場ですな。まさか最初から仲が悪かったとは…。なにより、ウェイトレス姿の楽チンがやたらと気になったのは僕だけなのでしょうか?
省12
47:雑号将軍2005/08/11(木) 10:24AAS
れ、連続・・・・・・。
しっ、しまったっ!連続ですが…。またもや敬称落ちが…。アサハル様申し訳ないです。これからは一度見直すようにします…。
48:海月 亮2005/08/11(木) 22:50AAS
|▽ ̄)つwww5f.biglobe.ne.jp target=_blank>www5f.biglobe.ne.jp
とりあえず長姉と末妹はこんな感じであります。
仲翔姉さんが通常モードなのは気にしないでおくのが吉(は?
>サンコマメ
三日連続!!?
省20
49:雑号将軍2005/08/13(土) 22:34AAS
うわっ!返事遅くなりました…。
>浴衣の孫権
承知致しました!あの孫権のイメージで好きなんで。その後ろから、すこし照れながら着いてくる周泰(これまた浴衣姿)ってのも見てみたい気がしますが…。
>海月も孔明先生の弟子になって萌え研究します
省7
50:海月 亮2005/08/17(水) 00:12AAS
-長湖の夏休み(夏祭り前の風景から)-
長湖。
夏は南国、冬は寒帯と化す、中華学園都市最大のミステリーゾーンである。
そのほとり、揚州学区を縄張りとするのは、多くの水上スポーツ系クラブと少数の文科系クラブから構成される長湖部であり、夏休みもこのあたりで何かしている奴らが居れば、大概は長湖部の人間である。
省34
51:海月 亮2005/08/17(水) 00:12AAS
「おらおら、気張って泳げ〜! 正明と承淵が赤壁島廻ってきたぞ〜!」
ビーチから、沖合いの赤壁島の中間くらいの地点に、泳ぐ少女たちの一団がある。その傍らで、ボートをこぎながら檄を飛ばす暗紫髪のショートカットがひとり。今年卒業を控えながら、水泳部長として後輩の育成に余念がない凌統である。
水泳部は毎年この時期になると、長湖部夏合宿とは無関係にほぼ毎日、揚州校区ビーチから赤壁島までの片道3キロを往復する遠泳を行うようになる。無論、学園都市全体で始まる祭の開始日であったとしてもそれは変わらない。
単純計算では6キロの遠泳だが、実際は赤壁島を周回して来るので7キロ強泳ぐことになる。全国に誇る強豪はこのようにして育て上げられるのだが、このハードさゆえに途中で音をあげ、夏の間に部を去るものも決して少なくない。
とはいえ、この年はいまだ脱落者を発生させていなかった。その鍵を握っているだろう二人が、少女たちとすれ違っていった。
僅かに先頭にたつ栗色髪の少女、それに追随する狐色髪の少女。
省26
52:海月 亮2005/08/17(水) 00:13AAS
「者ども、準備はいいかぁ!?」
「おー!」
「よーし、総員突撃ぃー! あたしに続けー!」
先頭、跳ね髪の少女がビニール製のイルカともシャチとも取れぬモノを小脇に抱えて湖面へ駆け出すと、そのあとに少女たちがときの声をあげて追随していく。皆、或いは浮き輪を装備し、また或いはビニール製のビーチボールを抱え、次々に沖へ向かって泳いでいった。
先頭切った少女は水色の地に白抜き水玉模様のワンピース、それの真後ろにいた三つ編みの少女は「PARQUIT☆CIRCLE」という白抜き文字が胸元に入っている橙のハイネックワンピースだったが、あとの少女は揃いも揃ってスクール水着だった。
「あんたたちー、あんまり沖のほうまでいっちゃダメだからねー!」
省31
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