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★しょーとれんじすと〜り〜スレッド 二学期!★
30:彩鳳2007/03/07(水) 22:20AAS
元々、荊州校区は文化系のサークル活動が活発な校区の一つである。同校区の生徒会役員の中でも、文官の蒯良や王粲らは荊州校区の生徒会役員としての肩書以外に、各自が所属するサークルの幹部としての肩書も併せ持っている。これらのサークルは彼女たちの支持基盤と言っていい。
これまでは荊州校区内で平和に共存しつつ、独自の勢力圏を形成していた彼女たちだったが、官渡決戦以降は状況が変わった。劉備率いる帰宅部連合会が、荊州校区に編入したのである。
帰宅部連合会の参入は、荊州校区のサークル活動に大きな波紋を投げ掛けた。
規模の面では既存のサークルと大きな差は付かないものの、周囲に与える影響力には格段の差が出たのである。
荊州校区に流れ着いた時点で、帰宅部連合と劉備の名前がある程度知れ渡っていたのに加え、文化系サークルが活発な校区だったことが劉備たちには幸いした。
言うまでもない事だが、帰宅部連合の所属サークルは多くの校区を渡り歩いている。このため既存のサークルとは毛色の違う彼女らの存在は、校区内の注目の的となったのである。これには劉備の気さくな人柄も一役買っているのだが、既存のサークルのリーダー達がこの状況を好ましく思わないのは当然と言えよう。必然的に生徒会の主要メンバー(特に文官たち)の間では、反劉備の空気が形成された。
省22
31:彩鳳2007/03/07(水) 22:24AAS
◎作者後記
非常にお待たせいたしました。『王者の生徒』第三章です。
ここ数日、こちらにアクセスできなかったのですが、いったい何が・・・。
「学園三国志」で検索したら来れましたが。(←早く気づけよ)
省23
32:彩鳳2007/03/07(水) 23:11AAS
今更ですが、第二章の訂正箇所を発見しました!
『特に時間の余裕が厳しくなるのを承知の上で、敢えて攻撃時刻をズラしたのはした』
の部分ですが、正しくは
『特に時間の(中略)敢えて攻撃時刻をズラしたのが功奏した』 となります。大変失礼致しました。
省11
33:彩鳳2007/03/11(日) 00:26AAS
『王者の征途』
第四章 『襄陽棟の落日』
省37
34:彩鳳2007/03/11(日) 00:27AAS
『どんな物事にも、必ず終わりがある』と人は言う。その言葉は正しいと思う。今までの人生で一番目まぐるしい、今日という日にも当てはまったのだから。
そんなことを思いながら、劉Nは街灯に照らされた夜道を寮へ向けて歩いてゆく。
曹操と相対しての降伏手続きが終わった頃にはすでに日は沈んでおり、夜空には無数の星々が浮かんでいた。
歩きながら、彼女は今日一日の出来事を思い返してみる。
普段と違う緊張感の張り詰めた朝がやって来て、しかし何ごともなく午後になったと思ったら、突然曹操の侵攻が始まった。
省39
35:雑号将軍2007/03/14(水) 21:40AAS
彩鳳様。お疲れ様です!今回もお見事でありますな。荊州閥の保身に走る姿がなんとも生き生きと映し出されている気がしました。
まあ、彼らは彼らでいろいろ考えてた結果なんでしょうね。
これから、曹操が劉備とどう対峙していくのかが楽しみです。
36:海月 亮2007/03/16(金) 00:19AAS
「蒼天航路」ファンとしては何の後ろめたさもなく保身に走る蒯越の姿がテラカナシス( ノД`)w
個人的な嗜好はさておいて(何)、実際の荊州政権も結局は豪族の連立政権しかなく、長いものに巻かれろ的な考え方があった感じですが…そのあたりが巧く表現されてますね。
劉Nは史実でも最後まで抵抗を試みようとしたみたいですけど…
37:韓芳2007/03/22(木) 22:55AAS
2週間出掛けているうちに次がラストですか〜。
本当にご苦労様です。
演義しか読んでない私には、劉Nの見方がガラリと変わる内容でしたね。各々の心情が良く伝わってきました。
次章お待ちしてます。
劉備サイドはご無理をなさらない程度でお願いします(頼むのかよ
38:韓芳2007/03/25(日) 00:50AAS
風凛華惨 其ノ壱
風は、時には凛と、時には華やかに吹くが、時には惨酷である。
ここは小沛棟より少し離れたところ。
そこで、2人の女性が話し合っていた。
省42
39:韓芳2007/03/25(日) 00:54AAS
こんなの書いてみました。
やっぱり呂布軍団ですw
一応主役は曹性ですが、分かりにくい…
文句は注文の多い料理店より多いでしょうが、お手柔らかに…
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