★しょーとれんじすと〜り〜スレッド 二学期!★
32:彩鳳2007/03/07(水) 23:11
 今更ですが、第二章の訂正箇所を発見しました!

『特に時間の余裕が厳しくなるのを承知の上で、敢えて攻撃時刻をズラしたのはした』 
の部分ですが、正しくは
『特に時間の(中略)敢えて攻撃時刻をズラしたのが功奏した』 となります。大変失礼致しました。

省11
33:彩鳳2007/03/11(日) 00:26


 『王者の征途』

 第四章 『襄陽棟の落日』

省37
34:彩鳳2007/03/11(日) 00:27

 『どんな物事にも、必ず終わりがある』と人は言う。その言葉は正しいと思う。今までの人生で一番目まぐるしい、今日という日にも当てはまったのだから。
 そんなことを思いながら、劉Nは街灯に照らされた夜道を寮へ向けて歩いてゆく。
 曹操と相対しての降伏手続きが終わった頃にはすでに日は沈んでおり、夜空には無数の星々が浮かんでいた。
 歩きながら、彼女は今日一日の出来事を思い返してみる。
 普段と違う緊張感の張り詰めた朝がやって来て、しかし何ごともなく午後になったと思ったら、突然曹操の侵攻が始まった。
省39
35:雑号将軍2007/03/14(水) 21:40
彩鳳様。お疲れ様です!今回もお見事でありますな。荊州閥の保身に走る姿がなんとも生き生きと映し出されている気がしました。
まあ、彼らは彼らでいろいろ考えてた結果なんでしょうね。
これから、曹操が劉備とどう対峙していくのかが楽しみです。
36:海月 亮2007/03/16(金) 00:19
「蒼天航路」ファンとしては何の後ろめたさもなく保身に走る蒯越の姿がテラカナシス( ノД`)w


個人的な嗜好はさておいて(何)、実際の荊州政権も結局は豪族の連立政権しかなく、長いものに巻かれろ的な考え方があった感じですが…そのあたりが巧く表現されてますね。
劉Nは史実でも最後まで抵抗を試みようとしたみたいですけど…
37:韓芳2007/03/22(木) 22:55
2週間出掛けているうちに次がラストですか〜。
本当にご苦労様です。
演義しか読んでない私には、劉Nの見方がガラリと変わる内容でしたね。各々の心情が良く伝わってきました。
次章お待ちしてます。

劉備サイドはご無理をなさらない程度でお願いします(頼むのかよ
38:韓芳2007/03/25(日) 00:50
風凛華惨  其ノ壱

風は、時には凛と、時には華やかに吹くが、時には惨酷である。

ここは小沛棟より少し離れたところ。
そこで、2人の女性が話し合っていた。
省42
39:韓芳2007/03/25(日) 00:54
こんなの書いてみました。
やっぱり呂布軍団ですw
一応主役は曹性ですが、分かりにくい…
文句は注文の多い料理店より多いでしょうが、お手柔らかに…
40:彩鳳2007/03/31(土) 23:16
 『王者の征途』
 
 第五章(終章) 『湖南へのうねり』
 
 太陽は西に大きく傾き、目に映る何もかもを紅く染め上げていた。眼下に広がる長湖の湖面は凪いでおり、夕日を浴びて鏡のように輝いている。その穏やかな光景は激しい嵐の訪れた地であることを忘れさせてしまう。
 襄陽棟の陥落から一日。同棟の南に位置し、長湖の西岸に建つ江陵棟の屋上には、二人の生徒の姿があった。
省48
41:彩鳳2007/03/31(土) 23:17
○作者後記

 大変お待たせいたしました。『王者の征途』終章(第五章)です。
 ギリギリ3月中に投稿できました。「俺の人生綱渡り」を地で行ってますね・・・。
 就活でバタついていた私ですが、先日の卒業式を前に何とか内定取れました。卒業式によく間に合った。感動した!(馬鹿)

省21
1-AA