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★しょーとれんじすと〜り〜スレッド 二学期!★
15:雑号将軍2007/02/25(日) 22:09AAS
お久しぶりです。雑号将軍と申す者です。久々に感想などを…。
>7th様
諸葛喬ですね。彼(彼女)はなんというのか諸葛瑾の生き写しのような印象を持ってたりします。
なにはともあれ、蜀の中ではかなりの人物だった故に悲しいことです。
省13
16:彩鳳2007/02/25(日) 23:24AAS
『王者の征途』
第一章 『高まるうねり』
その日、曹操を中心とする「嵐を起こす者」たちは鄴棟―冀州学院校区の中枢―の連合生徒会総本部にいた。
省48
17:第一章Part22007/02/25(日) 23:25AAS
自軍の戦略方針を一通り話し終えたところで、荀揩ヘ戦術面へ話を向ける。
「私たちが当面集中すべき作戦第一段階ですが、特に重要なのは生徒会長の劉N以下、荊州校区の生徒会幹部たちを確保することにあります。次の第二段階での無用な時間を取られないためにも、彼女らの口から降伏を宣言させなければなりません。もっとも、既に荊州校区内に浸透している者たちの報告では、降伏論が大勢を占めているようですが」
「ですが〜〜〜♪ 襄陽から逃げられると〜〜〜♪ 後始末に手が掛かりますから〜〜〜♪」
「作戦発動と同時に荊州校区に強行突入、快速部隊を投入して襄陽を電撃制圧する。逃走する猶予など与えない。反撃する猶予も与えない。与えるのは降伏か、引退かの選択権のみと言うわけだ」
荀揩フ言葉を荀攸、程Gの二人が補足する。二人は荀揩粫ノ詡と共に曹操を支える“カルテット”のメンバーである。つい先日までは郭嘉を加えた“クインテット”として機能していたのだが、その郭嘉は北伐直後の発病により入院生活を余儀なくされている。
郭嘉の発病リタイアは非常に痛い。彼女を知る全員が残念がっているが、それほど悲観しているわけではなかった。郭嘉抜きの状態でも、参謀陣の実力は他勢力のそれを大きく上回っていると誰もが思っていたうえ、北伐に伴い旧袁家ファミリーの人材や司馬懿・蒋済といった期待の下級生が加わり、郭嘉の抜けた穴は埋められようとしている状態だったのだ。
省46
18:作者補足2007/02/25(日) 23:36AAS
こんばんは。彩鳳です。投稿が一日遅れてしまいました。
投稿が遅れた以上に申し訳ないのは地図がないことです。(本文では代わりに曹操に謝ってもらいましたが)
救いなのは、大都市ゆえに現代の地図でも補足できることでしょうか。
さて、連合会が準備している「高潮作戦」ですが話の展開上、本当は「高潮」ではなく「満潮」作戦としたかったのです。
が、ドイツ語の「満ち潮」って何て書くんでしょう?(滝汗)
省27
19:彩鳳2007/02/25(日) 23:53AAS
俺はなんて馬鹿なんだ・・・。Load→Roadの間違いです。お恥ずかしい。
これ以外にスペルの間違いは無いと思いますが、あったらご遠慮なく指摘してください。
20:韓芳2007/02/26(月) 00:53AAS
>彩鳳様
第1章お疲れ様です。
外国語が苦手な私は、間違いに気付くどころかまず読めませんでした…ダメじゃん…orz
でも、今後曹操の参謀陣がさまざまな事態をどう乗り越えていくか見物ですね〜。
続き期待してます。
省11
21:彩鳳2007/03/01(木) 01:38AAS
『王者の征途』
第二章 『嵐は三たび』
蒼天学園の構内は、再び緊張感が高まり始めている。
10月が始まって僅かな日数しか経ってはいない。しかし、荊州校区から司隷校区・豫州校区にかけての一帯は、厳戒体制さながらの緊張感に包まれている。
省47
22:第二章Part22007/03/01(木) 01:40AAS
「ホントさ〜。テストで点数稼ぐのは得意かもしれませんけどぉ〜。だからって調子付いてこっち(荊州校区のことだよ。決まってんじゃん)まで来るなっていうんですよね〜。ホントに、私たちの週末を返せ!(ため息)」
「袁紹先輩には勝ちましたけど、アレは許攸先輩が裏切ったからで、アンタの手柄じゃないでしょって思いません? 絶対違いますよね〜」
「あんなのは周りに強い人が大勢いるから(夏候惇とか曹仁とか張遼とか徐晃とかetc)凄い人に見えるだけ。お付きの夏候惇がいなけりゃ、た・だ・の・小娘に過ぎないのよ。ただのね(冷笑)」
「でもでもぉっ、その手の掛かる小娘を世話する夏候惇先輩が格好良いんですよね〜。はぁぁ♪(赤面)」
始まった途端、某校区某地域に展開する某警戒班の会話は文句の掃き溜めと化していた。誰に対しての文句かは言うまでもない。(一部例外がいるようだが)
省60
23:第二章Part32007/03/01(木) 01:40AAS
「掃除するのは後でいい、道を塞ぐものは全部押し出せっ!」
許昌と襄陽を結ぶ幹線道路。大勢が動き回るその背後から、大きな怒号が響き渡った。
普段は生徒の往来が活発な通りも流石にこの日は警備要員以外は姿を見せず、人気の無い通りは頑丈なバリケードに塞がれている。
「ったく・・・まともなやる気も見せないくせにきっちり仕事して・・・」
半ば片付けられてはいるが、未だに道を塞いでいるバリケードを見て「鷲部隊」を預かる于禁がぼやいた。
「鷲部隊」の戦いぶりは“強襲部隊”の名に恥じないものだった。彼女らの果敢な突撃によって、校区境界部の敵はあっという間に一掃されたのである。
省32
24:彩鳳2007/03/01(木) 01:53AAS
◎作者補足
投稿してから言うのもなんですが、勢いに任せて暴走した感が多々ありますね。
特に張[合β]の率いる「剣部隊」について。Kampferは元々(戦士・剣闘士)といった意味合いで使われます。
本来ドイツ語の「剣」は“Schwert”です。
ケンプファー=剣部隊というのは作者の趣味なので、あまり突っ込まないで下さると助かります。
省12
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