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「ハロウィンと夜の物語」総合・雑談スレ
103:投稿 ★2013/10/17(木) 20:42:03 ID:H+K6Zwyv0 [sage ]
歌詞カード最期の
「真実は虚偽であり〜『地平線の序数』」
に関してなのですが、
Romanでも「嘘を吐いているのは誰か」という台詞がありましたし、Marchenでも歌詞冊子冒頭に「此の物語は虚構である。然し、其の総てが虚構であるとは限らない」とありました。
(Moiraは私の考察が足りていないので言及できませんが、似たような台詞や文章はありましたでしょうか?)
Romanでは「嘘(完全に非現実扱い)」→Marchenでは「虚構だけれど現実も混じっているかも」→朝ハロでは「虚偽もまた真実(虚偽も信じれば真実になる?)」
と、徐々に現実に近づいてきているような気がします。
『第九の現実』に向けての準備なのかしらとわくわくすると同時に、陛下のメタ的な意図を個人的には感じます。
陛下がメタ的な要素を扱うという前提で考察しますが、
おやレニのケイトの最後の台詞「作り話だと思うのなら構いません。(中略)眠る前に、三秒でいいのです。(後略)」の、
「作り話」というのは『ハロウィンと夜の物語』というCDの物語自体がフィクションであるということではないかなと私は感じました。
その上でリスナー(現実世界の私達)に対して「おやすみ、レニー」と言ってほしいと呼びかけている。
こういう手法はピーター・パン(ティンカー・ベルは存在を信じてもらわないと消えてしまうので、観客にティンカー・ベルの存在を信じるなら拍手をしてくれと呼びかけるシーンがある)や、
最近では某ニトロさんのゲーム「ととの。」(成人向けだぞ☆)でヒロインが相手キャラではなく「プレイヤー」に対して話しかけるというものがありますので、
珍しくないというか、全くあり得ない話ではないのかなぁと個人的には思います。
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