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サンホラ雑談スレ
104:★玉川雄一2004/07/11(日) 21:54
♪ちゃ〜らららら ちゃっちゃちゃららら ちゃっちゃちゃららら ちゃらららら〜ら♪
R「ロベリア…」
G「ジュリエッタの!」
?「歌姫ぶっちゃけクリニックー♪」
G「ああっ!? ちょっとまだ早いって!」
R「もう、おとなしく待ってなさいってば!」
G「…いけないいけない、ラジオの前の皆さんこんばんは、いきなりハプニング気味のスタートになっちゃいました。
“蒼の歌姫”ことジュリエッタ・シモーネ・デル・ビスコンティエです」
R「お騒がせしちゃってごめんなさいね。“紅の歌姫”ことロベリア・マリーア・デッラ・フィレンツァです」
G「この『ロベリア&ジュリエッタの歌姫ぶっちゃけクリニック』もめでたく第三回目を迎えることができましたが…」
R「誰かさんのおかげで大変なことになっちゃったわね」
G「そうなんですよ。今回は初のゲストをお迎えしてお送りするはずだったんだけどね」
?「あのー、私の出番、まだなんですか?」
R「ああもう! 段取りがむちゃくちゃになっちゃうでしょ!? しょうがないわね、さっさと自己紹介しちゃいなさい」
B「こんばんは☆ “黒の歌姫”ことベアトリーチェ・シズカ・ロサ・カニーナです♪」
G「なんかもう疲れちゃったわアタシ(-_-;)」
R「収録ブースの外で、彼女のマネージャーのガレアッツォさんが頭抱えてる…」
B「ふふっ、今夜は私も皆さんのお悩み解決してさしあげますわ♪」
G「しかもいきなり仕切ってるし!」
R「ふう、私達の悩みも解決してほしいわね…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
G「さて、気を取り直していきますか。カニちゃん…って、私は彼女のことをこう呼んでるんだけど、
カニちゃんことベアトリーチェは私達の事務所の後輩さんなんです」
R「学校を中退して歌の修業のためにItaniaに渡り、声楽の勉強をしながらストリートミュージシャンまで
やっていたっていうんだから、こう見えて相当のタマよね」
B「いえいえ、それほどでもありませんわ、おほほ」
G「しかもデビューのきっかけはPisaの洗礼堂をジャックしてゲリラライブをやったのが
私達のプロデューサーでもあるアレッサンドロ師匠の目にとまったから、ってんだから破天荒もいいとこだわ」
R「まあ、私達のデビューもたいがいだったけど、それはまた今度のお話にとっておきましょうね。
それでもこの娘には負けるわねえ」
B「もう先輩がたったら照れるじゃありませんか。
そんなに誉めて頂いてもデビューシングルぐらいしか差し上げられませんよ?」
G「いや、誉めてないし。ま、でもそのデビュー曲のセールスも好調みたいだし、私達もうかうかしてられないわね」
R「ちょーっとばかり、おいたが過ぎるのが困ったちゃんだけど」
B「はぁい、気をつけます♪ そうそう、悩み事相談しましょうよ。私、楽しみにしてたんですよー」
G「あーはいはい、急かさない急かさない。ちゃんと準備してあるから」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
R「では、今日のお便りは… ラジオネーム『子育てパパ』さんからです。
『みなさんこんばんは。実は私、とある事情で身よりのない子供達を養育しているのですが…』」
B「わーすごい! 素晴らしいことじゃないですか」
R「『最近、その子供達がどうも反抗的なのです。本を読んであげても、“歴史は変えられるんだ”とか、
“間違ってる、そんな論理は間違ってるんだ”などと口答えする始末。あげくの果てには、
最も反抗的だった女の子と数人が連れ立って組織…いや施設を抜け出してしまいました。
私の教育方針が間違っていたのでしょうか? ちょっと自信をなくしかけています』ですって」
B「あの… とりあえず捜索依頼出した方がいいんじゃないでしょうか?」
G「それもそうだけど、うーん、子供の教育って大変らしいですからねえ」
R「ちょうど、自我が芽生えてきたころなのかしらね。『子育てパパ』さん、真正面から子供達に向き合ってます?」
G「あんまり居丈高でも反発されちゃうわね。子供達の言い分も聞いてみてはどうかな」
B「ともかく、心を開いてぶつかりましょうよ!『いつでもかかっておいでなさい』ってぐらいの心構えで!」
R「あら、うまくまとめられちゃったわね。『子育てパパ』さん、大変でしょうけど前向きに考えてくださいね」
G「そうそう、ちょっと反抗してみたいお年頃なんですよ。家出(?)していた子たちだってきっと帰ってきますって」
B「その時は、暖かく迎えてあげてくださいね」
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