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サンホラ雑談スレ
137:★玉川雄一 2004/08/25(水) 00:41 R「えー、お聞き苦しい点がありましたことをお詫びします、と。 何だかジュリエッタのトラウマに触れちゃったらしくて… 彼女には休んでもらうことにしたわね。 それで… どうしようか、これ。えーと、『愛の狩人』さん、こっちも大変なことになっちゃたんだけれど… とりあえず、今の内に彼とじっくり話し合って、二人にとって最善の手段を考えてみて。 決して早まらないで… 最終的には、お二人の問題だから。私から言えるのは、悔いだけは残さないように、ね。 …それじゃ、ここで一旦CM入れましょうか」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 R「はい、何だか大変なことになっちゃったわね。私一人じゃ相談事もやりづらいし… そうだ、久しぶりにフリートークのお葉書を紹介しようかしら。えーと、このお葉書は… はい、『雨少女』さんからです」 R「『歌姫のお二人さん、こんばんは。突然ですが、そちらの今のお天気はどんなでしょうか?』 えーと、どうかしら…(スタジオの外を見る) あ、よく晴れてるわよ。といっても今は夜だけどね。 この辺りは夜でもかなり明るいのだけれど、雲のない夜空に星の光が映えているわ」 R「そうそう、お便りの続きね。『こちらは来る日も来る日も雨ばかりで嫌になっちゃいます。 それに、周りには誰もいません。長い間眠っていたような気もするのですが、 気が付いたとき目の前には荒れ果てた野と、豪奢な廃墟が広がるばかり… 崩壊した世界とは、こういう景色のことを指しているのでしょうか』って… あの、『雨少女』さんはいったいどんなところに… これ、まさか本当に時空間通信?」 R「続きは、えーと… 『でも、私には大切な友達がいるんです。黒銀の毛並みを持つ大きな犬で、 赤い首輪に赤い紐、いつも一緒に歩いています』ですって。よかった、ひとりぼっちじゃあないのね」 R「『私が物心ついたときからずっと一緒で、言葉だって通じているんじゃないかって思える程です。 だから、この世の終わりのような廃墟の中でも私はさびしくなんかありません。 いつかその降り止まない雨の向こうに何色の空があるのか、確かめてみたいと思っています』」 R「なるほどね… 貴女にはきっと、その世界でなすべきことが待っているんじゃないかしら。 それが破壊か創造かを知っているのは神様だけでしょうけれど… 案外、貴女自身がそんな存在かもしれなくってよ? ワンちゃんにもよろしくね」 R「そうそう、私も子供の頃に犬を飼っていてね。大型犬だったからいざというときの力の強いこと。 でも、基本的に大型犬はおとなしいのよね。よく懐いていたし、引きずり回されるようなことはなかったわね。 ただ、遊んでいるときにじゃれつかれるともう、覆い被さるような勢いで来られてね、 それでも相手の方も遊びだって分かっているから怖くはなかったけど… 『雨少女』さんのお友達も、言葉が伝わるような、なんていい関係よね。私にも分かるわ、そういうの」 R「というわけで、犬のお散歩が趣味…でいいのかな?の『雨少女』さんからのお便りでした。 新しい空、見つかるといいわね」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 R「さて、今回はまた予想も付かない展開になっちゃったわね。次回の放送が危ぶまれるところだけれど、 当クリニックではめげずに引き続きお便りを募集しちゃいます。 郵便、FAX、メール、玉帯の密詔などどんどんお寄せ下さいね」 R「最初にもお報せしたけれど、そろそろ私達はライブツアーに向けての準備が始まろうとしてるの。 生の臨場感は、リハーサルの内からでも全身に伝わってくるのよね。 本番で観客の皆さんと一体になって味わう熱気が今から楽しみだわ」 R「では今週はこの辺で… お相手は、途中退場のジュリエッタ・シモーネ・デル・ビスコンティエと、 私ロベリア・マリーア・デッラ・フィレンツァでした。それではまた来週。お休みなさい」 ♪ちゃ〜らららら ちゃっちゃちゃららら ちゃっちゃちゃららら ちゃらららら〜ら♪
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