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サンホラ雑談スレ
240:★玉川雄一 2004/11/08(月) 01:10 >セキモリさん この件に関しては、『Lost』や『Pico Magic Reloaded』を聴くことができればある程度は明らかになります。 絶版CDも再販かかるといいのですけどね。新規ファンのためにもぜひ! ええと、以下のような展開になります。 これはアンタレスさんのご意見としてご教示頂いたもので、私としても目からウロコでした。 ■(初舞台「パパの幸せを描いてあげる。」en 21 novermbre 1887) 実父「Joseph Malebranche」の凄惨な変死事件 この部分は、『Pico Magic Reloaded』に収録された『屋根裏の少女』という曲に該当します。 同CDの補則解説に拠れば >その昔フリ−DLで発表していた曲です。 >3年程前の曲で、マスタ−もこれしか残ってません。 >他の曲と比べ明らかに音が悪くて申訳ない。 >結構人気のあった曲で、判り易いRevoメロですね。 この曲にはボーカルはなく、「詞」のみが存在します。 メロディだけ聴いていると分からないのですが、「詞」では惨劇が繰り広げられていて しかもなまじ間接的な描写だけにガクブル度も倍増… ■(二度目の舞台「もう一度この手で彼女を…」en 30 juillet 1895) 養父「Armand Ollivier」の手による絞殺・死体遺棄未遂事件 ここは、『Lost』および『Pico Magic Reloaded』に収録された『檻の中の遊戯』という曲に該当します。 その曲は、『屋根裏の少女』のメロディを踏襲しつつ新たな詞とボーカルが書かれたもので、 それを読むとある人物が「彼女=愛しい女性」を殺害してタイーホされています。 『檻の中の花』の内容と照らし合わせると、加害者=オリビエ、被害者=ミシェル? 被害者の女性は少女であることを思わせる描写があるので年齢は低そうです。 ただこの被害者がミシェルだとすると、『檻の中の花』で語られた「三つの事件に関わった」という 証言と矛盾を生じてしまうんですよね。この時点で死んじゃったら…ねえ? すると絞殺の段階で既に未遂で、犯行途中にミシェルの謎カウンターを喰らってオリビエは既に発狂し、 彼女の息の根を止める前に“半狂乱で笑いながら”庭に穴を掘っているところをお縄となったのかしら? この辺はイマイチ不明です。ただ『Pico Magic Reloaded』の補足コメントでは >『Lost』収録時とは、違う位置付けになるよう意識しました。 >多少、新鮮な発見があるのではないでしょうか? とあるので、『檻の中の花』の視点からだとどうにかして辻褄が合うようにはなっているみたいです。 ■(三度目の舞台「少年の液体は仄甘く」en 4 fevrier 1903) 「Michele Malebranche」による青少年連続拉致殺害事件 で、ここは『檻の中の花』の曲中ですぐ続いて語られていますね。 二番目のご質問にも絡むのですが、三つの“舞台”の日付が 一度目の舞台…1887.11.21(“殺害遂行能力に疑問の声が上がる”年齢) 二度目の舞台…1895.7.30 三度目の舞台…1903.2.4(老婆ミシェル) となっているわけで、それぞれにおいてミシェルが当事者だったとするならば計算が合わない。 それにご指摘のように「短い生涯」というのにも矛盾しているという。 こちらの問題に関しては私とアンタレスさんのやりとりでも謎のままでした。 本当に何か魔法でも駆使したのかしら? あるいはこれらの日時は実際の事件発生ではなく、ノエル・マールブランシェ(←こいつ誰よ?)が 著した連作幻想戯曲『檻の中の花』の舞台の発表時期を表したものなのか…? CD発売当時を知る方は何かご存じないでしょうか。
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