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サンホラ雑談スレ
211:れっどすぺーす 2004/11/01(月) 23:23 初めまして。 Chronicle2ndから入った新参者です。 最近ココを発見しました。 SH作品について考察している場が少ない(というか殆どない)ので、 こういった場は嬉しいですね。 私なりの「Ark」考察を。 ・物語解釈 「兄」「妹」の「記憶」を「ユメ」と歌っていることから歌詞順というのを無視 できると思うのですよね。また、私は「その人」=「兄」だと考えてい ます。それを踏まえて、私の考える時系列は(歌詞で失礼します)、 愛し合っていた日々、幸せな二人→『限りなく〜それ以上には……』、 『律すれば〜破滅へ誘う』→『脆弱な〜嘘を吐いた』、『想い出まで〜言葉の雨』、 『信じていた〜裏切られた少女』→『逃げ込んだ〜進行という凶器』、 『「我々を楽園へ〜与えよう」』→『涙を微笑みに〜握って』、 『最期の時に〜愛の記憶』→(殺害) の順番です。これが1番しっくりくると思うのですが……。 2、「兄」と「その人」は同一人物かどうか ・同一人物でない。 その場合「その人」に裏切られて信仰に逃げ込み、「アーク」を与えられた にも関わらず、殺害対象が「兄」というのは不自然ではないか? ・「妹」が「兄」を「その人」だと思い込んでいる。 その場合「楽園へ還りましょう、お兄様」が不自然になる。 →彼女は「その人」も「兄」と呼んでいたという可能性もあるが、 それはちょっと苦しい気がする。 なので、個人的には同一人物説を推します。 ただ、そうすると上で仰られている通り、心的外傷が不明。 同一人物でないとすると心的外傷はわかるがその他との整合性がやや疑問。 3、<症例番号12>について 「妹」は同じ心的外傷、境遇から、異常なまでに「兄」にべったりだったのではないか。 それが肉親の情から恋愛感情に変わってしまい、「兄」を愛してしまった。それは、 背徳を感じながらも「妹」を愛した「兄」も同じだったのだろう。その過程で、 「お兄様と私の考えることは同じ(自己を相手に過剰に投影)」というカタチで 「妹」は「兄」に依存してしまった。(→『お兄様が望むことが私の望むこと、 私が望むことがお兄様の望むこと』みたいな感じで)が、そこで「兄」は背徳に 耐え切れなくなり「妹」を拒絶してしまう。「限りなく同一」だったはずの「兄」 の拒絶で「妹」はどうすればいいのかわからなくなる、つまり袋小路に陥ってしまった。 これが「過剰投影型依存における袋小路」なのではないかと。 4、その他もろもろ ・監視卿の「失われた左手の薬指」は「妹」の「激しい愛」に対する「失われた愛」? 皮肉も入ってるかも。 ・仮面の男はノア?符合が合いすぎるのがどうにもこうにも。 ・シドウミツキさんは、兄妹がルキアの両親ではないか、と仰れられて いますが、私は「組織にいた似たような奴」のほうではないかなと。 あの「兄」が反逆し「妹」が逃亡した、というのは「Ark」の状況からみて ちょっと考えにくい気が。ノア=箱舟とすると、箱舟に乗せる<可愛い我が娘達>? ・舞台は大きな実験場=『箱庭を騙る檻の中』 ・驕れる無能な創造神=監視卿を含めた研究者たち ・「楽園を追われていく」=知恵の実=禁忌=近親相姦という連想 とか考えてみたのですがいかがでしょう〜。 長文失礼しました。
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