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サンホラ雑談スレ
62:★玉川雄一 2004/06/08(火) 01:47 那御さんも合流ということでまた気合入れていきますか! あ、>>57あたりでナポレオン戦争に関連付けていますが、 あくまでも戦況の推移が、ということで。 実際の様相はやはりぐっこさんが舞台考で書いているように 「騎士道時代の中世ヨーロッパ」をイメージしています。
63:那御 2004/06/08(火) 23:11 >アーベルジュ亡命 確かに・・・それこそ騎士階級から民衆にまで、 彼が今まで何をしてきたかを知っているわけでしょうし・・・ すんなりと受け入れられた、ということはないでしょうね、同意。 それでも、彼を頼って亡命者が殺到した・・・ どこまで「彼を頼って」と言う言葉を信じてよいのか。 何か裏があったのではないかと邪推してみたり。 あくまで一説として、暫く考えてみます。
64:★ぐっこ 2004/06/10(木) 00:20 うーむ。 アルヴァレスの場合、多くを殺しすぎましたからねえ… まず彼の処遇を決めるのに一波乱、次に席次を決める のに一波乱(騎士団長扱いか部将扱いか)…。 あと、彼の部下につけられた騎士達の反感、僚将たちの 嫉視。 名前からして円卓の騎士然としてるローザ周辺ではあ りますが、ライバルを蹴落とそうとする風は強そう。 逆に亡命者の殺到に関しては、曲の高揚感も相まって、 素直に受け入れたいところに400ロッテ。 「時代は英雄を求め、反撃の烽火は上げられた」 ってあたり、国家を越えた熱狂的ブームがあったのではと。
65:★玉川雄一 2004/06/11(金) 00:59 ちょっとブレイク。 公式サイトの近況に動きがあったのね。(何日か前だが) コミケか… 今度こそ初陣か? 「何か出す」そうだけど、 新作ストーリーCDじゃあないだろうなあ。 クロ2のペースから考えると(-_-;) ……Revoタンがんがれ。
66:岡本 2004/06/13(日) 22:08 中世ヨーロッパを題材にした幻想SRPGファンのオウガバトラーですので、 雰囲気と流れを楽しむつもりで試聴してみました。 オウガバトル・サーガ =スクエアに吸収されて跡形もなくなったクエストの傑作。スクエア版の FFTは似て非なるもの。物語性は残っていたが売りであるはずのタクティクス システムがあまりにもFFライクだったため、ユーザーにより評が分かれる。 以下、多少辛口批評になります。 ”聖戦と死神”を聞いて、戦記物風のナレーションは聞いていて思わず 目を瞠りましたし(アルヴェルス役の男優の声と演技が私の好みから すると”間抜けすぎ”で引きましたが)、歌劇作品としては申し分ない のですけれど。 戦記物として考えた途端、変に偏った知識を持っている分、粗が見えてしまって (私は細部に神は宿りたもうの信奉者です)酔い切れないという難点が私には感じられました。 ゴシック・メタル調の音楽は”来たぜ来たぜ、ふふふ”という感じでいいんですが。 上記のアルヴェルス云々も、予備知識から復讐鬼と化した(ハンニバル・バルカ風の) 将帥と感じるには明らかに器量不足という私の思い込みを覆しきれません。 これは人それぞれですが。 妙な感慨を持たせないくらい勢いと雰囲気で押し切れればいいのですが(その力量は充分にあります)、 こういうのは”それは違うよなぁ”とちょっとでも感じたら駄目になりますんで。 むしろ淡々と語っている分、ナレーションの女優の方が適役でした。 ブルース・リーの如く、”考えるな、感じるんだ”でいきましょうか。
67:左平(仮名) 2004/06/13(日) 22:56 …ディ−プなネタなだけに、なかなか入りづらい(←なら無理に入るな!というのはご容赦を)ですが… これらの元ネタ、中世騎士道もの+北欧神話+先キリスト教のケルト文化 あたりでOKですか? 展開次第では「強大なる異教の〜」なんてのも出そうですが、やはりイスラム・モンゴルあたりを元ネタに するのでしょうか。 先日、「モンゴルvs西欧vsイスラム 13世紀の世界大戦」(伊藤敏樹 講談社選書メチエ)という本を 買ったので、そのあたりになれば少しは入れそうなのですが…。
68:★玉川雄一 2004/06/13(日) 23:58 ■アルヴァレスって… 岡本さんの考察はなかなかに鋭いところを突いていると思いますよ。 私が>>58で少し触れたアルヴァレスの人格についてですけど。 彼はこと戦闘能力に限っては当代一の傑物であったことは確実ですが、 それ以外については至らぬ点ばかり。「時代の求めた英雄」と呼ぶには抵抗があります。 時として思わぬ人物を祭り上げてしまうのが「時代の勢い」とはいえ、 アルヴァレスには前科がありすぎる。 物語の根源的な問題として彼の性格(人格)に破綻したところが見られるのですが、 ノリとテンションで聴き抜ける分には…まあ、ねえ? 全体を通して聴くとまた別の観点から捉えることもできるのですが、 確かに考え出すとドツボにはまる。 あらまりおねえさんにはいつの日か学三のナレーションをお願いしたいと言ってみる。
69:★ぐっこ 2004/06/14(月) 01:35 んー… 裏の頃から続くコーナー趣旨、どう説明しよう… 真面目に歴史物として見れば、人物はペラペラだわご都合主義だわで幾らでも叩けますが。 「聖戦と死神」じたいが、歴史小説でも戦記風小説でも何でもなく、いち同人音楽CDの 中の、ほんの四、五曲ほどの中のお話。 そういうミクロな世界の限られた情報から、どれだけマジレス気味に考察して膨らませるか、 というのが、ネタ趣旨です。 まあその性質上、全肯定が前提になってますので、音盤の出来映え、脚本設定の不備云々 を語るスレではない、と。 とりあえず、そんだけ。 >アルヴァレスの人間性 んじゃ、そういう趣旨に則っての考察の予行といきますが… 私もアルヴァレスは、ひどく未熟な人格であると思います。彼が復讐鬼として屍山血河を 築いていった時期は、おそらくプロイツェン攻略あたりまでで、それから先は、目的は あるにしても、彼にとっての意味合いはきわめて稀薄な、半ば惰性での戦争であったのでは ないかと。 それじゃ燃え尽きるか虚無恬淡な解脱者みたいになるかというと、そうでもなく。 かなり「他人事」のような感覚で、状況に流されるように戦争を続け、漠然とした希望的観測 のみで国王の空約束を信じ続け、あげくは思いつきで軍を脱走してしまう。 そしていつも口にする言葉は「私は取り返しのつかない過ちを犯してしまった…」 ローザじゃなくても、「バカ」と言いたくなるような無気力っぷり。 そして何の悩みもなく、敵方の女王にホイホイついてゆく無責任っぷり。 こんな「大人になれないガキ」に歴史をかき回されていたガリアの人々も、迷惑この上ない話 だったでしょう。 が。 私は彼に救いがあったと思いたい。真の主に出会って初めて、真の生涯が開けた勇将が歴史上多々いるように、 アルヴァレスも「アーベルジュ」となって、はじめて能動的な人生を歩めるように為ったのではないかと。 ルーナ・バラッドが謳ったように、「多くを生かし」「多くを為した」のは、ブリタニア亡命後から。 それまでの殺戮を帳消しにして余りあるほどの行を、彼は自分で考えた為した、と思いたい。 まあぶっちゃけ、私の中でアーレン・ブラフォード化してるわけですが。 本来「Knight of the Rose」は、ローザが主役ですから、アルヴァレスもパーシファルやトリストラム と同じく、まさに円卓の騎士の一人なのでしょうね…。彼ら一人一人が、後世、戯曲になったりした、と。 その一節が「聖戦と死神」ではないかなあ、と。 どうしよう、いま「聖剣を岩から引き抜くローザたん」を想像しちゃった(;´Д`)ハァハァ >あらまりおねえさん HPから秘書タンのシステムボイスとかゲト。弟の声もハァハァ。つか、凄いですよね、この人の 声の幅…。もっとブレイクしてもおかしくないと思う…。学三ナレーション…(;´Д`)ハァハァ… >元ネタ まあ、中世騎士道もの+北欧神話+先キリスト教のケルト文化、というのがマンマそうかと。 イスラムやモンゴルは、入ってきなさそう…。 円卓の騎士がいるくらいだから、けっこう中世でも「雑なほう」の時代かと。
70:惟新 2004/06/14(月) 01:54 う〜ん、私はその辺はさして違和感なかったですが。 亡命後について。 強い者に靡くというのは必然でして、 特に帝国の快進撃がアルヴァレスによって行われている以上、 彼の亡命は人を集める旗頭としては十分でありましょう。 ましてや聖戦への反感が高まっていた最中、敵の敵は味方、呉越同舟の故事もあり。 薩摩と長州でさえ、坂本竜馬というプロデューサーによって同盟を実現しております。 この物語においてはあの女王様がいるわけで、どうやら彼女は演説がお上手 (という設定)のようですし、その辺はうまくやったことでしょう。 ハンニバルとの違いはそこです。かの名将が哀れな末路に終わったのは 彼を使いローマと戦おうというプロデューサーがいなかったから。 もちろん誰もが彼を快く思っていなかったでしょう。 が、それが問題として噴出するのは戦後、もしくは戦争終盤。 彼の暗殺から五年も帝国はもってますから、この時点ではまだ余力があったようです。 というわけで、彼の存命中にはそれほど表立って表面化はしていなかったと思われます。 ただし、彼が暗殺から逃れていれば、近く何らかの形で表出したことでしょう。 彼の戦場投入ですが、さすがにその機会は少なかった…というか、そればかりは無理。 役どころとしてはせいぜい侍従武官程度だったと推測します。 ただし、女王の親征などがあれば戦場でもその才幹を発揮したでしょうし、 戦略眼があるのであれば、そうでなくとも十分な活躍をしたでしょう。 さて、アルヴァレスの人格についてですが、そんなにひどく描かれてます? いえ、死神と呼ばれるくだりはわかるのですけれど。 若輩者にて、皆様のご高説賜りたく存じます。
71:惟新 2004/06/14(月) 01:58 しまった、リロードしとけば良かった… 人格についてはですね、成長物語なんですよ、これ。 だからなんぼアルヴァレスがヘタレだったとしても、 その後の彼(推測込み)をも含めて考察した方が良いのでは、と。
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