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サンホラ雑談スレ
69:★ぐっこ 2004/06/14(月) 01:35 んー… 裏の頃から続くコーナー趣旨、どう説明しよう… 真面目に歴史物として見れば、人物はペラペラだわご都合主義だわで幾らでも叩けますが。 「聖戦と死神」じたいが、歴史小説でも戦記風小説でも何でもなく、いち同人音楽CDの 中の、ほんの四、五曲ほどの中のお話。 そういうミクロな世界の限られた情報から、どれだけマジレス気味に考察して膨らませるか、 というのが、ネタ趣旨です。 まあその性質上、全肯定が前提になってますので、音盤の出来映え、脚本設定の不備云々 を語るスレではない、と。 とりあえず、そんだけ。 >アルヴァレスの人間性 んじゃ、そういう趣旨に則っての考察の予行といきますが… 私もアルヴァレスは、ひどく未熟な人格であると思います。彼が復讐鬼として屍山血河を 築いていった時期は、おそらくプロイツェン攻略あたりまでで、それから先は、目的は あるにしても、彼にとっての意味合いはきわめて稀薄な、半ば惰性での戦争であったのでは ないかと。 それじゃ燃え尽きるか虚無恬淡な解脱者みたいになるかというと、そうでもなく。 かなり「他人事」のような感覚で、状況に流されるように戦争を続け、漠然とした希望的観測 のみで国王の空約束を信じ続け、あげくは思いつきで軍を脱走してしまう。 そしていつも口にする言葉は「私は取り返しのつかない過ちを犯してしまった…」 ローザじゃなくても、「バカ」と言いたくなるような無気力っぷり。 そして何の悩みもなく、敵方の女王にホイホイついてゆく無責任っぷり。 こんな「大人になれないガキ」に歴史をかき回されていたガリアの人々も、迷惑この上ない話 だったでしょう。 が。 私は彼に救いがあったと思いたい。真の主に出会って初めて、真の生涯が開けた勇将が歴史上多々いるように、 アルヴァレスも「アーベルジュ」となって、はじめて能動的な人生を歩めるように為ったのではないかと。 ルーナ・バラッドが謳ったように、「多くを生かし」「多くを為した」のは、ブリタニア亡命後から。 それまでの殺戮を帳消しにして余りあるほどの行を、彼は自分で考えた為した、と思いたい。 まあぶっちゃけ、私の中でアーレン・ブラフォード化してるわけですが。 本来「Knight of the Rose」は、ローザが主役ですから、アルヴァレスもパーシファルやトリストラム と同じく、まさに円卓の騎士の一人なのでしょうね…。彼ら一人一人が、後世、戯曲になったりした、と。 その一節が「聖戦と死神」ではないかなあ、と。 どうしよう、いま「聖剣を岩から引き抜くローザたん」を想像しちゃった(;´Д`)ハァハァ >あらまりおねえさん HPから秘書タンのシステムボイスとかゲト。弟の声もハァハァ。つか、凄いですよね、この人の 声の幅…。もっとブレイクしてもおかしくないと思う…。学三ナレーション…(;´Д`)ハァハァ… >元ネタ まあ、中世騎士道もの+北欧神話+先キリスト教のケルト文化、というのがマンマそうかと。 イスラムやモンゴルは、入ってきなさそう…。 円卓の騎士がいるくらいだから、けっこう中世でも「雑なほう」の時代かと。
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