下
サンホラ雑談スレ
238:アンタレス 2004/11/08(月) 00:53 >セキモリさん 2回目は・・・・やはり養父『Armand Ollivier』が『Michele Malebranche』を殺害した、 としか読み取れません私には。 絞殺・死体遺棄未遂事件の「未遂」は死体遺棄が未遂・・・ですよね? 絞殺まで未遂だったら「死体」遺棄にはならないでしょうし(^_^; じゃあ何で3回目があるんだ!?って話になりますが、彼女がどんな魔法を駆使したのか はわかりません(笑)でもどういうわけか生き返って、その状態を保つために青少年達を 拉致ってたのかな〜とか思っとります。そして結局は足りなくてあぼーんだった、と。 1回目が1887年、2回目が1895年、そして3回目が1902年・・・幼い少女だった1回目の頃 から、足掛けわずか15年しか経ってない。でも最期は老婆・・・謎ですね。 ちなみに1回目の事件は「屋根裏の少女」、2回目は「檻の中の遊戯」として『ぴこリロ』 こと『Pico Magic Reloaded』に3曲まとめて収録されています。 ヤフオク相場が異常に高騰している昨今、1日でも早く『Pico Magic Double』をリリース して欲スィ・・・Revoさん頑張れ〜☆(≧▽≦)/
239:アンタレス 2004/11/08(月) 00:56 しまった!3回目は1903年だった・・・・ ルーアン郊外の廃屋に逝って来ます(爆)
240:★玉川雄一 2004/11/08(月) 01:10 >セキモリさん この件に関しては、『Lost』や『Pico Magic Reloaded』を聴くことができればある程度は明らかになります。 絶版CDも再販かかるといいのですけどね。新規ファンのためにもぜひ! ええと、以下のような展開になります。 これはアンタレスさんのご意見としてご教示頂いたもので、私としても目からウロコでした。 ■(初舞台「パパの幸せを描いてあげる。」en 21 novermbre 1887) 実父「Joseph Malebranche」の凄惨な変死事件 この部分は、『Pico Magic Reloaded』に収録された『屋根裏の少女』という曲に該当します。 同CDの補則解説に拠れば >その昔フリ−DLで発表していた曲です。 >3年程前の曲で、マスタ−もこれしか残ってません。 >他の曲と比べ明らかに音が悪くて申訳ない。 >結構人気のあった曲で、判り易いRevoメロですね。 この曲にはボーカルはなく、「詞」のみが存在します。 メロディだけ聴いていると分からないのですが、「詞」では惨劇が繰り広げられていて しかもなまじ間接的な描写だけにガクブル度も倍増… ■(二度目の舞台「もう一度この手で彼女を…」en 30 juillet 1895) 養父「Armand Ollivier」の手による絞殺・死体遺棄未遂事件 ここは、『Lost』および『Pico Magic Reloaded』に収録された『檻の中の遊戯』という曲に該当します。 その曲は、『屋根裏の少女』のメロディを踏襲しつつ新たな詞とボーカルが書かれたもので、 それを読むとある人物が「彼女=愛しい女性」を殺害してタイーホされています。 『檻の中の花』の内容と照らし合わせると、加害者=オリビエ、被害者=ミシェル? 被害者の女性は少女であることを思わせる描写があるので年齢は低そうです。 ただこの被害者がミシェルだとすると、『檻の中の花』で語られた「三つの事件に関わった」という 証言と矛盾を生じてしまうんですよね。この時点で死んじゃったら…ねえ? すると絞殺の段階で既に未遂で、犯行途中にミシェルの謎カウンターを喰らってオリビエは既に発狂し、 彼女の息の根を止める前に“半狂乱で笑いながら”庭に穴を掘っているところをお縄となったのかしら? この辺はイマイチ不明です。ただ『Pico Magic Reloaded』の補足コメントでは >『Lost』収録時とは、違う位置付けになるよう意識しました。 >多少、新鮮な発見があるのではないでしょうか? とあるので、『檻の中の花』の視点からだとどうにかして辻褄が合うようにはなっているみたいです。 ■(三度目の舞台「少年の液体は仄甘く」en 4 fevrier 1903) 「Michele Malebranche」による青少年連続拉致殺害事件 で、ここは『檻の中の花』の曲中ですぐ続いて語られていますね。 二番目のご質問にも絡むのですが、三つの“舞台”の日付が 一度目の舞台…1887.11.21(“殺害遂行能力に疑問の声が上がる”年齢) 二度目の舞台…1895.7.30 三度目の舞台…1903.2.4(老婆ミシェル) となっているわけで、それぞれにおいてミシェルが当事者だったとするならば計算が合わない。 それにご指摘のように「短い生涯」というのにも矛盾しているという。 こちらの問題に関しては私とアンタレスさんのやりとりでも謎のままでした。 本当に何か魔法でも駆使したのかしら? あるいはこれらの日時は実際の事件発生ではなく、ノエル・マールブランシェ(←こいつ誰よ?)が 著した連作幻想戯曲『檻の中の花』の舞台の発表時期を表したものなのか…? CD発売当時を知る方は何かご存じないでしょうか。
241:★玉川雄一 2004/11/08(月) 01:16 あー! 時間差でアンタレスさんが先に! 久々にまとめて打っとくか。 -----________ \ | / ---- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ -------------- 。 ←“三度目の舞台”の年度を一年間違えたアンタレスさん -- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ────____ / ── ̄ ̄ / / \ //|  ̄ / / \ ┼┐─┼─ /| │ / / \.. ││─┼─ | . . . .││ │ ∧ ∧ ( ) ←殺戮の舞台女優 ζ \.__ ミシェル・マールブランシェ ( \ξ ∫ \ \ ∫ ゙ l \ \、 _____ ( .) ) く (二二二二_____) │ | ノ ゙^^^ 七人目の獲物がルーアン郊外の廃屋へと向かう… -----________ \ | / ---- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ -------------- 。 ←オフラインの時間差でケコーンしてしまった漏れ -- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ────____ / ── ̄ ̄ / / \ //|  ̄ / / \ ┼┐─┼─ /| │ / / \.. ││─┼─ | . . . .││ │ ∧ ∧ ( ) ←殺戮の舞台女優 ζ \.__ ミシェル・マールブランシェ ( \ξ ∫ \ \ ∫ ゙ l \ \、 _____ ( .) ) く (二二二二_____) │ | ノ ゙^^^ 続いて八人目が… ルーアン郊外の廃屋は大賑わい('A`)
242:夜型人間・シドウミツキ 2004/11/08(月) 03:58 「Elysion」の発売から2週間近くが経ち、今作から触れた方々の間にもだんだんと謎解きが流行り始めてきたようですね。 音楽性については十分に分かる内容でしたが、物語性についてはこれ一つでは謎が多すぎるということで、 今までの曲同士の相関図を作ろうと思っているのですが、一種の少宇宙じみてきてなかなか上手くまとまりません。 いっそのこと、Wikiサイトにでもした方が楽かも? それはそうとして、Malebranche三部作についての私なりの解釈を書いてみるとしましょう。 これは結構前から考えていたので、それなりに自信のある考えです。 まず、絞殺・死体遺棄未遂についてですが、死に掛けたのではなく、死んでから甦ったのではないかと私は考えます。 なぜならば、養父Armandの「もう一度この手で彼女を・・・」という台詞から、殺害がこの一度きりではないことが分かるからです。 また、Micheleが男性の血液を必要としていたことからも、彼女が普通の人間でないことが見て取れます。 彼女がなぜ不死の身体になったのかについて手掛かりは少ないのですが、 もしかすると、実父Josephが彼女を殺そうとしたときから既にはその兆候はあったのかもしれません。 その後、"識られざる幕間劇"のように隠れて血液を摂っていたところがいつしかArmandの知るところとなり、 危機感を抱いた彼によって殺害されたものと考えられます。 一方、ArmandがMicheleを最初に殺そうとした時、彼はまだ比較的に正常な思考を持っていたはずです。 しかし、殺したはずの人間がその度に甦ってきたとしたら、そりゃあ発狂しても仕方ありません。 結果彼は、彼女が死ぬまで殺し続けなければならないという"檻"に囚われてしまいます。 (忘れるまで思い出して、失うまで逃がさない) その後Micheleは13人の青少年の腐乱死体とともに干からびた老婆の姿で発見されますが、 これは、不死の身体であったことの代償ではないでしょうか。 つまり、男性の血液を摂取する限り彼女は生き続けることができたのですが、それだけでは孤独な生でしかない。 他人に愛されてこその人生であるという思いから、自分を愛してくれる人を探していたのでしょう。 (元を辿れば、子供の頃の「私 お友達が 欲しいな・・・。」という言葉が既にその始まりだったのかもしれません) しかし、その思いが極めて偏執的であったために、結局彼女を愛してくれる人は誰一人見つからなかった。 ならば生きていくことは苦痛にしかならないということに気付き、彼女は自殺(血液の摂取を止める)に至ったのです。 (愛を無くしたこの世界に・・・ 捧ぐ...お別れの挨拶) 老婆の姿となったのは、今まで不死の身体であったことの反動でしょう。 "自称天才犯罪心理学者"M.Christphe Jan-Jacques Saint-Laurentが言うところの"檻"、「我々も同じ檻の中にいる」というのは、 すなわち、誰かに愛されながら生きていたいという願いに他ならないと私は考えます。 と、ここまで書いたところで誤って一度消してしまったので、それこそ私が干からびかねない状態でした(^^;) 言うまでもありませんが、以上は私独自の解釈ですので、彼女の不死性などを取り除いて考えるのもまた面白いと思います。 他に気になる点と言えば・・・ ・Micheleの没年が1903年、そこから「死後一世紀」ということは、 Christphe Jan-Jacques Saint-Laurentの生きている時代は2000年代、つまり現代。 連作幻想戯曲「檻の中の花」とは、本当にただの戯曲なのだろうか? ・このMalebranche三部作と「Ark」に繋がりがあるとは考えられないか? 共通点としては、"檻"という単語が出てくることと、偏執的な愛の物語であるということ。
243:セキモリ 2004/11/08(月) 09:03 情報量が多すぎて、思考をまとめるためにもWikiサイトが欲しいです。 >ぐっこさん 落とした首が男だったバージョンは私の考えではどうにもまとまりませんでした(^^; 女2人が残ったのなら、相当な波乱があっただろうなぁ・・・。 >アンタレスさん やはり、「Pico」2作品を聴かないことには詳しいことは見えない ようですね(^^; 「檻の中の花」は、戯曲としてまとめたもので、事件それぞれの情景 は、それぞれの曲を聴かないことには・・・。 再販を希望しますっ! >玉川雄一さん >シドウミツキさん 濃い考察ありがとうございます! やはり、ミシェル=吸血鬼説は有力なのですねぇ。 しっかし、こういったやりとりがあることを見越して「Elysion」の 選曲をしたのだとしたらRevoさん、相当な商売上手…。 ピコ聴きたいー!リリース超希望ですっ!
244:ミナミ 2004/11/09(火) 21:17 皆さんはじめまして。Lostからのファンです。 ここの存在は1ヶ月前に知りまして、それからずっとROMしてました。 皆さん解釈がとても深くてわかりやすくていつも驚いております。 特にシドウミツキさんの檻の中シリーズの謎。 なるほどー!と感動してしまいました。 それで、感動ついでにカキコです(笑) 私、Lostからずっと買っているのですが、オークションの相場が物凄いですね。 ファン心理からして手放したくないのですが、あんなに高いと魔がさしてしまいそうです。 お金持ちなんですねえ…。 それではまた何か衝動に駈られたら書き込みますので、その時は宜しくお願いします。 ちなみに私が一番好きな曲は聖戦と死神シリーズです。 「すーすめわれらーがー!なーいつおぶーざろーず」の、「がー!」というじまんぐさんの声がステキでステキで。
245:ヘキ 2004/11/09(火) 22:54 初めまして。ROMをしておりましたが、前々から知りたかった 「檻の中の花」の解釈をしておられたので、飛びついてしまいました(笑)。 成る程、吸血鬼だったのですね・・・。 「吸血鬼」で「不死」ならば納得できます。 私の中ではミシェルは養父と関係を持っていたのでは・・・と思います。 「女の勘を〜『私』じゃない」までの歌詞から、やはり愛に飢えた彼女が想像できます。 仮にそうだとすると、Elysionは近親相姦が多い歌ですね。 そういうのとっても好きです(笑)。 是非、ピコを再販して欲しいです。聞いてみたい・・・。
246:ヘキ 2004/11/09(火) 22:56 近親相姦が多い「歌」ではなく「CD」ですね。 ルーアン郊外行きでしょうか・・・(笑)。
247:★ぐっこ 2004/11/10(水) 00:03 [gukko123@yahoo.co.jp] むう…! このへん、古参組の方々に頼るしか無いなあ… つうか、檻の中の遊戯の意味が、今日初めて分かった(^_^;) はっはーん…吸血鬼か… それにしてもルーアン郊外の賑わい、いずれ13人どころで済まなくなるのか('A`) >>244 ミナミさま はじめまして!おそらくこの中で一番知識の薄い管理人のぐっこであります。 オークションの価格、何か凄いことになってるようですね… Elysionのメジャー発売ということで、更に値は騰がるかも。 もっとも、再販なり再録なりを見越した買い控えも一部であるようで。 それはさておき、ミナミ様、これからも宜しくお願い致します! あ、「が――――――――――――っ」 私も好き! >>245-246ヘキさま はじめまして、ヘキさま! 屋根裏の少女・檻の中の遊戯も、思えばきつい話だったわけですね… やはりタブーを犯す、という背徳感を漂わせるあたり、SoundHorizon楽曲の何とも言えない暗さが… …とか言って今聴いているのは「お願い!ぴこ魔人」だったりするわけですが。 うーん、ピコシリーズ、再販するとしたら同人になるのかなあ… >wikiサイト 用意しました(;´Д`) こちら いえ、Elysion発売後、明らかにこの掲示板だけでは情報を整理できないと思い、 この種の参加型サイトの導入は考えておりました。 wikiは、一人の管理人とその他の発言者、ではなく、全員がそのページの作成者になりますから。 で、取り敢えず何のカスタマイズもせずに、導入してみますた。 …といっても、さて、このwikiをどう発展させてゆくかは、皆様次第。 基本的に 1ページ=1CD ┃ ┗大見出し=曲 ┃ ┗中見出し=トピ ┃ ┗小見出し=発言者 ┃ ┗・項目 としてもよいし、もっと細かく、 1ページ=1曲orシリーズ(檻の中シリーズ、等) ┃ ┗大見出し=トピ ┃ ┗中見出し=発言者 ┃ ┗小見出し=大項目 ┃ ┗・小項目 などとしてもよし。どちらかといえば、後者の方がみんなの意見を出し合えるかな… 敢えて発言者にこだわる必要もありませんので、見出しは大だけでもいいかなあ… 一応、wikiの名前には「Chronicle」っぽい単語を入れたいなあ…。できれば「wikiも」 つうわけでまず最初の決定事項として、名前募集(^_^;) あとは、項目分けのレベルとか… ここらあたり、実際に書き込まれる方が、いちばん分かりやすい方式で… 繰り返しますが、ひとたびwikiへ移れば、皆様一人一人がページの持ち主なのですから。 等々、見切り発車…というよりまだテスト段階ですが、取り敢えず皆様のお好きなように、一度 「新規」でページを作ってみてください! 最初はこの掲示板の移植からスタートになるかな… 具体的な文書の打ち込み方は、Helpを参照に。驚くほど簡単に、誰でも一頁の主になれます。 不安な方は、ぜひテスト頁で練習していってくださいまし。 デザインは自由に変えられるので、それっぽいデザインは後ほど用意します。 あと、テスト中は書き込み制限は行いませんが、セキュリティの都合上、早いとこ登録制にしたいなと。 登録を希望される方は、私の方までメールをくださいませ。 あ、玉川様と惟新様は、掲示板のキャップで登録してます。IDはHNそのまんまで。passはキャップパスで。 (惟新様は、死ね死ね団当時のpassに3を付けてください)
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