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サンホラ雑談スレ
37:★ぐっこ2004/05/25(火) 23:07AAS
51 名前: ★玉川雄一 投稿日:2004/04/02(金) 01:18
ヽ(;`Д´)ノ
ええィこれでも食らえ!↓
− 白いモビルスーツの摂政 −
宇宙暦0088年、地球圏を再び混乱のるつぼに巻き込んだグリプス戦役は集結した。
共倒れとなったティターンズとエゥーゴから漁夫の利をせしめたネオ・ジオンは、
温存していた戦力を投入して各コロニーを制圧。
スペースノイドの優良種たるザビ家による支配という宿願は、今果たされようとしていた!
…のだが、グリプス戦役最終決戦のドサクサに紛れて、
“あの”シャア・アズナブルに我らがミネバ様を拉致られてしまったのだ!
(※プレイステーションソフト『機動戦士Zガンダム』クワトロ編を参照)
オイオイそりゃシャレになんねッスよ! とゆうわけで替え玉を捜してみたり。
「大変だハマーン様、前方に突然高ミノフスキー粒子濃度領域が発生しやがった!」
「あ〜ぁあれは暗礁宙域ですよハマーン様〜!!」
「暗礁宙域如きでうろたえるでない! 情けない…
あちらが魔の宙域ならば、こちらはアステロイドベルト仕込みだ!」
「“宇宙(そら)を翔る姿<蝶>の如し”と謳われたこのキュベレイの力、見くびってもらっては困る!」
「それは“猛き姿<パラス−アテネ(PMX-001)>の如し”の間違いじゃ…」
「マシュマー、何か言ったか? つーかシロッコの話は止めれ」
「ひぃ〜!!!」
「ゆくぞ皆の者、怖じ気づくでないぞ!」
「そ〜ら、おいでなすったぜ!」
ジーク・ジオン! ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン! ジーク・ジオン!
…宇宙を漂う襤褸い宇宙艇 幼い娘をシートに乗せ何処へ往くのか…
「あぁ… 気が付いたか?」
「ここは何処? …貴女は?」
「ここは<暗礁宙域>、この船は<サダラーン>。私はネオ・ジオン摂政ハマーン・カーン」
「そっちの図体のデカイ男はラカン… 筋肉薔薇だ」
「宜しくな、小娘」
「こっちの胡散臭いキザな男はマシュマー… 唯の薔薇だ」
「がびーん!」
「他にも薔薇な男(ヤな表現だな…)が大勢乗っている… で、そなたは?」
「助けてくださってありがとう、私はミネバ。宇宙嵐に巻き込まれてしまって…
嗚呼… みんな今頃きっと宇宙の塵に…」
「何を… スペースノイドが泣くものではない…」
「−ってアナタ、その邪悪なオーラはどうしたのよ?」
「なんと、立ち直りの早い娘だな… 昔… 仕えていたおっさんから伝授されたのだ。
何でもジオンの栄光はやらせはせんらしい…」
「そのおっさんって私の父よ、間違いないわ! 生きてるのね? 生きてるのね?
私の父はいーきーてーるーのーねー!!」
「なんと… その面差し… その瞳… 本物のミネバ様?
しかしその物言い、まさか酸素欠乏症に…」
「私のプライド、ジオンの栄光! たった一機のモビルスーツにやらせはせん!
やらせはせん、やらせはせんぞ! やーらーせーはーせーんーぞー!!!」
「どひゃあ〜!!!!」
各コロニーを制圧しながら進むネオ・ジオン艦隊、
それを導くかのように宇宙(そら)を翔る白いモビルスーツ…
その白は、真っ直ぐ宇宙に溶け込んでゆくように…
どこまでも… どこまでも…
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