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サンホラ雑談スレ
66:岡本2004/06/13(日) 22:08
中世ヨーロッパを題材にした幻想SRPGファンのオウガバトラーですので、
雰囲気と流れを楽しむつもりで試聴してみました。
オウガバトル・サーガ
=スクエアに吸収されて跡形もなくなったクエストの傑作。スクエア版の
FFTは似て非なるもの。物語性は残っていたが売りであるはずのタクティクス
システムがあまりにもFFライクだったため、ユーザーにより評が分かれる。
以下、多少辛口批評になります。
”聖戦と死神”を聞いて、戦記物風のナレーションは聞いていて思わず
目を瞠りましたし(アルヴェルス役の男優の声と演技が私の好みから
すると”間抜けすぎ”で引きましたが)、歌劇作品としては申し分ない
のですけれど。
戦記物として考えた途端、変に偏った知識を持っている分、粗が見えてしまって
(私は細部に神は宿りたもうの信奉者です)酔い切れないという難点が私には感じられました。
ゴシック・メタル調の音楽は”来たぜ来たぜ、ふふふ”という感じでいいんですが。
上記のアルヴェルス云々も、予備知識から復讐鬼と化した(ハンニバル・バルカ風の)
将帥と感じるには明らかに器量不足という私の思い込みを覆しきれません。
これは人それぞれですが。
妙な感慨を持たせないくらい勢いと雰囲気で押し切れればいいのですが(その力量は充分にあります)、
こういうのは”それは違うよなぁ”とちょっとでも感じたら駄目になりますんで。
むしろ淡々と語っている分、ナレーションの女優の方が適役でした。
ブルース・リーの如く、”考えるな、感じるんだ”でいきましょうか。
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