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ミシェルの物語考察スレ
8:With 2007/11/11(日) 14:03:02 ID:z+Pg/kAk 吸血鬼と檻 -(2007年06月18日 00時44分46秒) この作品の題名にある「檻」。 よくその存在.......というか、何を象徴してるか色々考察が有るようですけど、 たぶん曲、another romanや、私の考察より、「自分の周りを取り巻く現実」、つまり「世界」だと思っていす。 最後の殺戮の舞台+スケッチブック で考察しているように、ミシェルは幼少はスケッチブックに物語を紡ぎ、 そして養父に引き取られていてからは、現実にいるオリビアを愛していたが、結局オリビアは消えてしまった。 ミシェルはオリビアを失った事で現実に希望もなく、そしてこの現実は何をしなくても時を進める。 現実に居る限り「死」という恐怖から逃げられない。そして現実に居る限り自分の望んでいる世界には行けない、自分が自ら紡いだ「Roman」という世界に浸れない。 それはまるでミシェルを閉じ込める本当に「檻」だったんでしょう。 そしてよくミシェルの曲中には、比喩的であれも「血を吸う」という表現が多いです。 これは、もしやミシェルは吸血鬼?という風に思わせる物ですが、 そもそも吸血鬼とは何でしょう? 吸血鬼は人から血を吸い、日に弱く、永遠の命の持ち主? それはあくまで人が作り出した架空の設定だし、そもそも吸血鬼は身近でないし、 本当に居るかも解りません。 だからってミシェルがそうゆう吸血鬼ではないとは言い切れませんが、 ミシェルは「永遠の命の持ち主」ではなかったとは思います。 永遠の命の持ち主であれば、別に死を恐れる必要は無いからだ。 たしかに一部の歌詞で(タナトスの幻想)で 永遠(とわ)を生きられる程 私は鈍くもない と出ていますが、 永遠というのは、はじめもなく終わりもなく続く、という意味と、生成消滅のない存在、という意味だが、 永遠と書いて(とわ)と読ませる訳だから、永久の方にも意味が入るという事で、 永久の意味は、長く変わらない事、という意味であり、 この歌詞の前に「刹那を〜」という風に有るので、 「今という時間を、刹那と感じるか、永遠と感じるか」という感覚的な物であると思うので、 寿命ではないと思います。 吸血鬼という存在は、曖昧なので、本当にミシェルが血を飲まないと死んでしまうとかは、 そうゆう物はわかりませんし、 それに吸血鬼は元々普通の人であるが残酷な人、もしくは血液嗜好症などの精神病という 血というものに異常に興味を覚える精神病人や、異端の者、などを指したりもします。 なのでミシェルはどうゆう吸血鬼かは解りませんが、あえて私の考えを言うとなれば、 育った環境から考えて、精神病人だと思ってます。
9:胡雪 2007/11/11(日) 14:03:36 ID:z+Pg/kAk Re: - (2007年06月22日 21時50分26秒) 大変深い考察、お疲れ様でした。 「檻花の一、二幕目は史実。三幕目はフィクション」 …という辺りは特に大賛成なのですが、 白いキャンバスに絵を描い時間は夜だったと思うのです。 『屋根裏の少女』に"月明かりが少女の指を導く"といった表現があったような…
10:With 2007/11/11(日) 14:04:10 ID:z+Pg/kAk (2007年06月23日 12時44分15秒) .......わぁ.......本当ですね、すかっり見逃してました; 胡雪様、指摘ありがとうございました。 そうなると、朝→スケッチブック、夜→もう一人のミシェル は成り立たなくなりますね。 えっと........もう一度、そこら辺を考察し直します
11:胡雪 2007/11/11(日) 14:04:59 ID:z+Pg/kAk (2007年06月23日 19時21分42秒) 個人的な考察ですが… 朝のミシェルが『少女人形』から繋がっていたらイイナァ…と。 朝→少女人形、夜→屋根裏の少女で… "ママ"の慈愛を求め続ける朝のミシェル 期待を裏切る"ママ"を殺し続ける夜のミシェル やがて"パパ"はミシェルを屋根裏に閉じ込める …といった感じで。 ただ、少女人形→澪音も捨てがたい…(雨繋がりで。)
12: With 2007/11/11(日) 14:05:36 ID:z+Pg/kAk Re: -(2007年06月24日 21時18分41秒) 「.....Reloded」っていう曲の中で、 黒の歴史が紡がれるより以前 零(ゼロ)の地平線に埋もれた物語 抑圧はいづれ解放に至る幻想 始まりの夜の狂気『屋根裏の少女』 ってあったんで、「少女人形」はChronicleの世界なんで、たぶんそれはないかと.........汗 (私のも一個人意見なので参考程度に........) でもこの頃思ったんですけど「地平線」って何でしょうかね? 色んな曲を見てると結構「地平線」が違っても、同じ人物がでたりとかしますよね? ((ミシェルとか、エルの天秤の逃げた花嫁とか)) だから地平線は時間軸でもなく、それぞれの世界でもないと思うんですよね。 .......なんか途中から違う話になってしまいましたね........汗 あの、私が言いたいのは、ミシェルは0の地平線、第3の地平線(幻想?)第2の地平線(?)にも出ているので その地平線の正体も考えなきゃならないのかなって思いまして........ 私はまだ見当もつきませんけど,,,,,,,,,, あと、ミシェルの朝と夜について私なりに考察し直してみたんですが、 「屋根裏の少女」で 柱時計は 午前零時を告げ 閉ざされた 少女の世界はやがて 右手に神を 左手に悪魔を宿した… より昼(ミシェルの関連されると思われる歌には朝という記述の代わりに昼だったので)から午前零時まで スケッチブックで一つの世界を描き、午前零時を告げる時計の鐘の音でミシェルの中の もう一人のミシェル が目覚め、月が海に沈むまで生け贄を探し彷徨うって感じって、 今んとこ考察しているんですが、まだピンときてません.........汗 「そこに在る風景」より、 壊れたマリオネット=偽りの玩具 って、表記され、 でも「屋根裏の少女」より、 スケッチブック 三色の絵の具=唯一の玩具 って、表記されてるんですよ これって壊れたマリオネットの記述は偽りってことでしょうか...............?? ............う〜ん、一から考察し直します汗 てか出直してきます汗
13:胡雪 2007/11/11(日) 14:06:09 ID:z+Pg/kAk - (2007年07月14日 16時36分32秒 )地平線の定義…ですか…。 私的解釈ですが、「人物の縛り」ではないかと思います。 地平線は「象徴する内容に囚われている"人"」を描く事によって、表現されているように思います。 だから、囚われる象徴の違い=地平線の違いとなり、地平線を越えて同じ事件が存在する。 ミシェルの場合は 零の地平に"埋もれた"物語 主観の主はミシェル以外の誰か パパか、または誰でもない第三者の視点 眠れぬ夜の幻想 主観の主はタナトスの少女 古びた玩具箱の壊れた人形を通して見る幻想 喪失の地平線 主観の主はオリヴィエ(多分) ミシェルを殺害し続ける幻想 …といったところでしょうか。 逆に、一人が複数の地平線に属する可能性もあるかと思います。 『タナトスの幻想は終らない』より、 黒の歴史、死の幻想、喪失の詩、 光溢れる夏には新しく歴史が生まれ変わるというのに、 未だタナトスに抱かれる幻想は終らない… …とあったので、 前提:タナトスの少女=少女人形の少女 黒の歴史、世界が終焉を迎える日の夜 →やがて訪れる朝日 →嘘つきクロニクル …というのもアリではないかと。 夜のミシェルの活動時間ですが、 壊れたマリオネットの「月が海に沈むまで」「黄昏に芽生えた殺意」から、 太陽の光が届かない時間帯、かつ月が天に存在する時間帯が最も活発なのかな?と思います。 「午前零時に神と悪魔を宿した」のは単に満月の夜の狂気と推測。 結論はタナトスの少女の幻想と現実の境目を何処に定義するかで大きく異なると思います。 つまり、「壊れたマリネオット」は眠れぬ夜の幻想なのか、少女の現実なのか。 〜余談〜 育児に関して教育の重要性が確立していなかった時代のイギリスでは、 子供たちは屋根裏で過ごし、乳母や家庭教師によって育てられていたらしいですね。 食事もパンとミルクが中心で、肉は特別な事が無い限り食べられなかったとか。
14:名無しシャイターン 2009/02/17(火) 23:08:36 ID:+W75yOwc [スレ違いでしたらすみません] 檻の中の遊戯を聞いていたら ミシェル=ダスコ なんじゃないかなぁなんて思いました。 2つ共、銃を撃つシーンや月や首を締めるシーンが出てくるし… 全然自信はないんですけどなんとなく似てるかなって書いてみました。 お目汚し失礼しまいました。
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