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【考察】予言書に書かれている文章に関して
1:タマル 2007/11/11(日) 14:07:05 ID:z+Pg/kAk - (2006年08月07日 20時03分18秒) 黒の予言書には、具体的にどんな風に歴史が書かれているんだろうか? という疑問が沸いたので、ちょっと。 一番気になるのは、Flandreの権力者兼黒の教団員らしき二人の会話。 「丁度良い手駒もあることで御座いますし 機を見ていづれ 目障りな英雄殿には ご退場願うのが宜しいかと」 「手駒...あぁPreuzehnで捕虜にしたあの男の事か? (以下略)」 とりあえず言えるのは ☆『機を見ていづれ』とあるんだから、Alvarezが死亡する正確な年代は書かれていない。 正確な年代が書いてあるなら機を見るもへったくれもなくAlvarezは定められた時に死ぬんだから。 でも…1曲目の黒の予言書で『歴然とした年代記』ってあるのに年代が書いてないってのもおかしいですよね。 ☆『丁度良い』ってあるから、Alvarezを殺すのはGefenbauerであると明記されているわけではない。 明記されているなら丁度良いもへったくれもなく、Alvarezを殺すのはGefenbauerなんだから。 で、一番引っかかるのが 『ご退場願うのが宜しいかと』 という一文。 …Alvarez暗殺時に 『嗚呼...歴史は改竄を赦さない…』 とあるから、Alvarezの死は黒の予言書に定められた死のハズ。 でもこの台詞に注目すると、予言書とは関係無しにFlandreの人間にとって邪魔だから殺してしまえ!! にしか聞こえないんですよね…。 でもそれっておかしいですよね? だってAlvarezが死亡する運命が予言書に書いてあって彼らがそれを知っているなら、黒の教団員がこんな事言うハズんですよ。 だって予言書にAlvarezの死が確定事項として書いてあるなら、彼らが望もうと望むまいとAlvarezは死ぬんだから!! (もっとも… ご退場願うのが宜しいかと→殺してしまいましょう ご退場願うのが宜しいかと→Flandreから追い出してしまいましょう の二通り考えられますが… Alvarezが離反したのはRose様がCharlotteに似てたからなわけで…あんまり黒の教団が介入する余地なさげな気がするので、前者の方向性で) 具体的な記述がしてあると仮定するといろいろ矛盾だらけになってしまうので…逆に 予言書には 「(日付)に、(場所)で、(条件)な人間が、(条件)な人間に殺される」みたいな 不確定要素満載で曖昧な記述がしてあるのであって『Alvarezが』なんてAlvarez限定な記述など無い とは考えられないでしょうか? Alvarezのだと例えば… 「Britannia歴630年、Verseine宮殿にてBritannia側の出席者が、黒の教団より放たれし刺客で、その者を憎む者によって暗殺される」 とかなんとか…。(この文はすごい適当) でもって予言書にはこんな不確定要素満載な曖昧な、「人が死ぬ」記述がいくつかあって… その日『人が死ぬ』のは予言書によって定められた必然。 でも『誰』が死ぬかは黒の教団がある程度、『選べる』…とか。 これなら 機を見ていづれ 目障りな英雄殿には ご退場願うのが宜しいかと ↓ 書に定められた死亡イベント発生時のどれかにAlvarezを選んで殺してしまいましょう …となる。 (あれ…これだと別に予言書関係無しにAlvarezを殺してOKな気はしますが 予言書の死亡イベントなら暗殺成功率は100%だとすると、 どうせなら確実に狙ってく方向性で。あと予言書の歴史を守ると救われると信じる彼らは、出来るだけ暗殺は予言書にそって行いたい…とかかな?と思うのですが…) だいたいノストラダムスの予言とやらも曖昧な文章でしたし。 成就するまでは曖昧な予言で、成就後は年代記に変身! 予言書→年代記 ってことで黒の予言書はクロニクル(年代記) なのかな? …と。 それに、そうなると、 『それは...歴史の流れが変わる瞬間だろうか? それとも最初から全て決められていたのだろうか…』 も説明がつくかと。 死すべき定めにAlvarezが選ばれたことで、歴史が変わったのかもしれない。 だけど、さっき例にあげたのより死すべき運命の人の条件は複雑で、約束の丘とかアーベルジュの戦いだとかの書に定められた出来事によって、死すべき運命に該当するのはAlvarezしかいないようにあらかじめ全て決められていたのかもしれない。 …それから更に。 クロニカ様が〈書の意思の総体〉と、なんか複数形っぽいのは、その時、その時の黒の教団員の意思が歴史に反映するから…かも? ってこれは飛躍し過ぎですか。 それから書の囁きに」ある 『昔々ある所に一人の男がいました』 これがAlvarezであると仮定した場合… 『彼は破滅の運命に囚われていましたが 苦難の末...その破滅の運命から逃れる道を見つけ出しました…』 ↓ Rose様に出会う以前のAlvarezであったら該当する書に定められた死亡イベントがあったけれど、Rose様に出会った以降のAlvarezは該当しなくなり、彼は死すべき定めから逃れられた。 『しかし...彼がその運命から逃れることは 別の運命によって定められていました』 ↓ 別の死亡イベントで死亡すべく、死亡者の条件に該当しなくなっただけに過ぎない 『その別の運命から逃れられたとしても 更にまた別の運命に囚われてしまいます』 ↓ その別の死亡イベントの死亡者の条件に該当しなくなっても、更にまた別の死亡イベントが待っている 『結局はその枠を何処まで広げようと いづれは簡単に絡めとられてしまうのです』 ↓ 今までの死亡イベントに該当しなかったことによって該当してしまう死亡イベントが存在する(…とか。この一文は自信無し) こんなんでどうでしょうか? 結構つじつまが合うんじゃないかなと思いつつ… 長々とすいません。 自分のブログにも書いたんですが、皆さんはどう考えてるのかな? と気になったので。 Re:補足 - タマル (2007年07月16日 22時32分59秒)「焔」の「書が歴史を〜」の歌詞を聴いて、ますますこの説は、一応いい線いってるんじゃないかな? とか思っています。 歴史が書をつくるってあたりが…。 (…焔でいう書は「黒の予言書」という前提は疑わなくて大丈夫ですかね?)
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