「魔法使いサラバント」中の3つの願い
46:名無しさん@名も無きローラン2008/07/01(火) 23:42:54 ID:X9p1gDix
皆さんの意見を見て、私も書いてみようと思います。
もうほぼ考察です。本当にすみません。

髭の男に会って〜洞窟に入って〜洞窟が崩れて〜ってとこまではだいたい皆さんと同じです。
そして、生き埋めになってしまったサラバントは絶望の中(?)で恋人の声を聞きます。
「貴方はまだこっちへ来てはいけないわ」ということはまだ死んではいけない、
死んでほしくないということ。「遣り残したことがきっとあるはず…」これはあまりハッキリとは
言えないんですが…この恋人はこのあと出てくるランプの魔神を助けてあげてほしいと思ってるのかなと。
(直接関係のない魔神と恋人だけど、恋人はきっと魔神の待遇を、悲しみを感じ取って言ってるのでは?と思ってます)
あともう一つ考えるとすれば、魔法使いとしての仕事(例えば困ってる人の為に魔法を使う)みたいなのが
あってそのことを言ってるのかも…(汗
「失われたモノの為に願うより 今目の前にあるモノを見つめて…」これはたぶん恋人の願いで、
もう死んでしまった自分の為に願いを使わないでほしい、今貴方の願いを必要としてるモノ(私の考えでは魔神)
があるよ、という感じで…きっとこの恋人はもう自分の死を受け止めてて、サラバントには過去に縛られずに
先に進んでほしいと思っているんだと思います。あとは死者を蘇らせるのはいけないこと、
と教えてると言う意味でもあるのかも。

そして、夢から現実へと戻ります。するといつの間にか砂丘の上で少女に抱かれていたと。
「黒髪の美しい少女 泣きながら微笑んでいた」ここで魔神が泣いて微笑んでいた理由。
それはたぶん、やっと外に出れて嬉しいが自分は魔神として3つの願いを叶えなくてはならなくて
その役目を終えるとまた戻ってしまう…という悲しみの涙と、役割を果たす為、出してくれた御主人様には
微笑んでいよう(無理して笑ってる)…という感じです。
「古の罪と罰の輪舞曲」これはたぶん、少女が魔神になってしまった理由…
それは死者を蘇らせようとしたことかなと思います。
私は、最初のjimangさんの語りで「領分を侵す者に〜魔神の力を…」のところを読んでみると
「何故人は求めるのか?」のところがどうしても複数人の事を言ってるように思うんです。
だってサラバントだけなら「何故彼は〜」でも良い訳ですし、それに実際髭の男も求めてたんですし。
だからランプの魔神はずっと昔から何人も入れ替わってるんではないかなと…そしてその魔神になってしまう
対象が「死者を蘇らせると願うこと」であると思っています。
そして、サラバントは泣きながらも自分に微笑みを向ける魔神の気持ちを考えます。

さて、あとは3つの願いですね…まず『使わなかった』という考えはありませんでした。
だって実際、歌詞に「そして彼は願った」とありますしね(汗
次に『脱出』というのですが、サラバントが目覚めた時にはもうすでに外に出られてた事を考えると
3つの願いには入ってないと思います。これは私の勝手な妄想ですが…恋人が夢の別れがてらに何らかの方法で
ランプと一緒に脱出させてくれたのかな?という感じです。ちょっと無理あってすみません↓↓
次に『駱駝』ですが…これも考えがなかったですね!!町とかに普通にいそうですし、髭の男のを使ったのかもですし(汗
てことで、私の考えはこうです。私は、サラバントはたった1つのことだけ願ったんだと思います。
それは「少女(魔神)を古の罪と罰から解放する」です。その罪と罰によってランプに閉じこめられていたのだとしたら、
そうすれば少女は3つの願いを叶えるという役割もなくなり自由になれると思います。
私の考えからではサラバントは優しくて良い人そう(笑)なので魔神(少女)を助ける為だけに願いを使ったと思うんです。
それによって、恋人に言われたことも守れますしね…ww

そして少女を自由にしたサラバントはまた(前の方で述べた)仕事のため旅に出ようとするのですが、少女はサラバントに
恩を返したく、(自由になった身で)一緒に旅をしたいと願ったのではないか…という私の妄想で終わりますww
たぶんなんだかんだ言ってサラバントも恋人がいなくって寂しかったと思うんですよね。だから少女の願いを聞き入れたんだと
思ってます。あぁ…サンホラには珍しいハッピーエンドで大好きですww笑

ものすごく長文になっていまいました。もうほとんど自己満足で書いてしまって…(汗
全部読んでくれた方、ありがとうございました!!それでは失礼します↓↓

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