精神ダメージ最適化Sacrifice考察

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精神ダメージ最適化Sacrifice考察

1:Diska 2007/11/11(日) 15:51:17  ID:z+Pg/kAk
(2005年05月16日 15時16分15秒)

歌詞の全編から読み取れる「お姉さんの独りよがり感」に注目した、わたしの解釈です。裏読みです。

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お姉さんは妹は何もできないと思っています。
お姉さんは妹が何をしてるか知りませんでした。
お姉さんは男達と対等のお仕事をしてます。
お姉さんは自分が働いて妹を支えているんだと自負しています。
半分本当で、半分間違ってます。

妹さんは聖人のように、みんなを愛してます。
妹さんは男達を相手にすることの意味をよく理解してます。
妹さんはお姉さんが大好きです。
妹さんは、男達に「お姉さんに優しくしてね」と、ことあるごとに口にしてます。
男達は、妹さんが大好きです。
妹さんに逆らえないので、お姉さんに優しくします。

妹さんは妊娠が発覚して、このままではお姉さんもひどい目にあうと直感します。
お姉さんは状況がわかりません。
「嗚呼...この女は何を喚いているんだろう？」
妹さんはハリツケになりながらも、男達に、いつも口にしてたことを口にします。
にこにこ。
男達はお姉さんも始末するつもりでしたが、妹に圧倒されます。
逆らえません。
もしかしたらほんとに神の寵愛を受けてるかも、神の子かも、とさえ思います。
女達もお姉さんを始末するつもりでしたが、男達が止めに入ります。
村人達はだれも、お姉さんに手を出せませんでした。

かつてキリストがそうであったように、ハリツケにされた妹は全てを赦します。
身勝手な男達も、嫉妬深い女達も、何にも気がつかないお姉さんも。
自分がお姉さんを支えていたことを気が付かせないため、みじめな思いをさせないために、最後の言葉は、大好きなお姉さんに、「ありがとう」、です。
妹は放たれた火の中に消えていきます。

でも、お姉さんも本当はぜんぶ理解していたのです。
妹さんは、村人達と、お姉さんの意地の犠牲となって、亡くなりました。
お姉さんは妹さんが大好きでした。
同時に、お姉さんはみじめな思いにさせる妹さんを、最後まで憎まずにいられませんでした。
お姉さんは村人を赦しません。お姉さんは自分自身も赦しません。
罪深きものは、全て赦しません。
そして、お姉さんは村に火を放ち、清算します。

「Sacrificeは一方的に外から与えられた不幸の話」と考えては、ABYSS全体の流れ食い違ってる気がしました。「お姉さんにも責任を持たせて、本人が悲劇を大きくした感じになる」方向で、妄想を交えながらまとめてみました。

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「妹」がどういう人だったのかの解釈を「教えてっ！ぴこ魔神☆」で読んでておっかけてて、書いてみたのですが、われに返ったら、どう考えても、「質問に答えている間に、つい自分の考察全部を書き込んで(byぐっこ様)」しまってたので、書の落書きコーナーに移しました。

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