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【Roman】嘘ついているのは…
2:チトセ 2007/11/11(日) 16:47:01 ID:z+Pg/kAk (2007年06月30日 10時50分22秒) えーと、セリュ、アンシャンテ!ですよね、多分。 チトセと申します、割と新参なサンホラーです。以後お見知りおきを。 借越ながら私の意見を述べさせていただきます。 いきなり結論から言いますと、私は嘘吐きはオルタンスではないかと思っています。理由は後述します。 まあMicheleもNoelも確かに嘘吐きっぽいですけどね…。 確認させていただきます、しあん様がNoel及びMicheleを「嘘吐き」と考察する理由についてです。 「呪われた宝石」にHiverが二人も出てくること、それとMicheleが宝石になっていること、でいいですね? …といったところで今返事が返ってくるわけでもないのですが、まあ続けさせてもらいますね。 この曲の宝石についてですが、別にMichele Malebrancheが宝石になってる、ではない解釈の仕方があるように思います。 例えば、殺戮の舞台女優として知られたMicheleの名を、多くの持ち主が死んでしまった宝石につけた…とか。 そして、Hiverがこの曲に二人出てくることはそんなに奇妙でしょうか? この「呪われた宝石」は、宝石の方のMicheleがHiverの手により、二度に渡って世に解き放たれたことを示す曲だと私は考えています。 一度目は発掘者Hiverが宝石Micheleを発掘したとき。 そして二度目、盗賊Hiverが博物館という檻に捕われていた宝石Micheleを盗み出したとき。 おそらく、この盗賊Hiverは発掘者Hiverの生まれ変わりなのではないでしょうか。 思うに、Hiverは宝石Micheleを二度も救い出し、ゆえにMicheleに囚われてしまったのでしょう。 ゆえに、Hiverは「生まれてくる前に死んでゆく」存在となってしまったのだと私は考えています。 …ちょっと本筋をズレましたが、これが私の「呪われた宝石」という曲に対する解釈です。 お分かりいただけたでしょうか。 以上の考え方から、しあん様がMichele及びNoelを嘘吐きとする解釈は、私にはやや理由に欠けている感じがしてしまうのです。 それと、最初に言った私が考える「嘘吐き」がオルタンスである、という理由について。 ヴィオレットは紫の姫君です。 紫はシに繋がり、さらにシは死へ繋がります。よって死の姫君。 オルタンスは青の姫君で、同様に青→セイ→生となります。よって生の姫君。 ですがオルタンスは紫陽花の姫君でもあり、つまり生でありながら同時に死をも孕む矛盾した存在なのです。 ですから、私はオルタンスが「嘘吐き」であると考えています。 Micheleについてはまた別の解釈があるのですが…、まあそれはここで述べると長くなりますので置いておきます。 ここまで読んでいただき、どう思われましたでしょうか。 確かに呪われた宝石は妖しい匂いがぷんぷんしますよね(笑) でも、それは嘘吐きだからなのでしょうか。 稚拙な考察でしたが、もう一度考えてみていただけると嬉しいです。 では、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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