下
深遠の詩考察(「ローランの歌」による)
1:ヴィオル 2007/11/20(火) 23:37:01 ID:DS7wzJTE イベリア板「隠しトラックについてのスレ」より引っ越してまいりました。 これから関係のあるスレを貼っていきますので 混乱を防ぐため、私が引っ越し終了の宣言を出すまでは、 書き込みはなさらないでください。 どうかよろしくお願いいたしますm(_ _)m
2:ヴィオル 2007/11/20(火) 23:43:05 ID:DS7wzJTE 「ローランの歌」がどうも入手困難なようですので… 以前貼っていただいたページも含めてあらすじを貼っておきますので、 (ただ、正直どれも一長一短なんですが…)できれば全部見てみてください。 http://www5b.biglobe.ne.jp/~moonover/2goukan/charl/roland_story1.htm わかりやすくて読みやすい。ただ独断解釈も間違いも多い… http://www.vivonet.co.jp/History/a07_Frank/Roland.html 可もなく不可もなく。ちなみにシャルルマーニュ=カール大帝です。 http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/3320/rolan0.html 今回のページ中では一番詳しいが文が読みにくい。他のページも参考に。 とりあえず私が見つけられたのはこんな感じです。 ただ、どれもあくまでも「あらすじ」なので、 どの言葉が誰に(あるいは何に)当てはまるのか (例えば花=シャルルマーニュなど)の検証は、 これらのページからでは多分できないと思います。 その場合は申し訳ないですが本を何とかして探してください。
3:ヴィオル 2007/11/20(火) 23:45:36 ID:DS7wzJTE 半端な考察ですが、もし参考になるのでしたら幸いです。 「ローラン(ロラン)の歌」が、実は気になっています。 ただ、途中までは読んだのですが、 あまり時間が取れなくてなかなか読み進められないので、 途中までの考察で申し訳ないのですが投下しておきます。 「ローランの歌」にてシャルルマーニュの白髪が花にたとえられている描写があり、 また、クライマックスで、 ローラン率いるしんがり隊が敵兵によって全滅寸前になり、 ローランが援軍を呼ぶ角笛を吹くシーンがあります。 闇→絶望、光→白という読み替えが可能であるなら、 「闇の声が響き光の花が揺れた」 は、ローラン(の角笛)=声、シャルルマーニュ=花として、 「ローランが角笛を吹き、シャルルマーニュがそれを聞いた」 このシーンに相当するのではないかと。 ただ、このシーン以前の話には、直接的には 「深遠の詩」のこの前のフレーズにかかわってきそうな部分はありません。 なので、シャルルマーニュの時代の史実に相当する箇所がないか調べてみました。 そして出した仮説です。 「蒼き星が泣き緋き月が嗤った」 星は十字に表わされることもあるので、「キリスト教」 青は、あいまいですが、聖母マリアの色だったように記憶しています。 緋き月=「イスラム教」、よって 「イスラム教徒の侵攻によってキリスト教徒が領土を失った」(イベリア半島) 「天に花が煌き地に星が咲いた」は、 「シャルルマーニュが王位に就き、キリスト教が広められた」(フランク王国) という解釈ができます。 「闇の声〜」については前述のとおりです。 史実とフィクションがごちゃ混ぜになってしまっている、と思われるでしょうが、 「ローランの歌」自体が、 半ば史実のような捉え方をされる事もあるもののようですので、 これはこれでありなのではないかと思うのですが。 長くなりますので一度切ります。
4:ヴィオル 2007/11/20(火) 23:46:41 ID:DS7wzJTE 問題はここからです。 実は私は「ローランの歌」は一度図書館で借りて通し読みをしただけで、 その後、古本屋で手に入れてからは、最後まで読めていないのです。 ですから、記憶だけでのあいまいな考察になってしまうのですが… 「鎖と焔が喚き楔と声が朽ちた」は、 鎖=ローランを陥れて鎖に繋がれた彼の義父「ガヌロン」 焔=イスラム教徒の王「マルシル」 楔=ローランの親友「オリヴィエ」 声=ローラン で、「ガヌロンとマルシルの計略によってオリヴィエとローランが死んだ」 というその後の展開にあたるのではないかと。 ただ、先ほど書きましたように、時間がなかなか取れなくて、 手に入れてからはまだそのシーンまで読み進められていないので、 「鎖」「炎」「楔」をどうして彼らに当てはめられるのか、については 根拠があいまいなままです。 そして、「ローランの歌」にはこの後にも続きがあります。 大雑把に内容を言えば、 シャルルマーニュがローランたちの仇を討ち、イスラム教徒の王を倒す、 というのがその後のストーリーです。 その部分が「深遠の詩」の答えになるのではないか?と 私は思っているのですが、 いかんせん時間がなくてなかなか先を読み進められません。 はなはだ無責任で申し訳ないのですが、 もしこの説にそれなりの説得力があると思われましたら、 どなたかこの先を引き継いで解釈していただけませんでしょうか? Wikiで「ローランの歌」を調べただけなら「借り物の知識」ですが、 実際に読んだのでしたらそれは「本物の知識」だと思います。 そして、「中世史」「古典文学」の知識も使っています。 あと気になるのは最後に書かれていた「暗号理論」。 これが答えを出すのに必要になるのかもしれません。 中途半端で申し訳ありませんが、ご参考になれば幸いです。
5:ヴィオル@引っ越し中 2007/11/20(火) 23:49:21 ID:DS7wzJTE 524 名前:甘エビ:2007/11/01(木) 01:45:08 ID:+q6oY8Ma Wikiで「ローランの歌」調べてみました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%AD%8C これだと借り物の知識になっちゃうんですけども・・・。 米506・507を参考にして これを花=シャルルマーニュと解釈すると、次の詩の 『闇の声が響き光の花が揺れた』は 「ガヌロンの主張にシャルルマーニュが迷った。」 深遠全部ローランの歌の話の順序とも同じですし、結構怪しいと思います。 まぁ、そこからどう暗号が出てくるのか分かりませんが; 気になるので今度ローランの歌図書館で探してきます。
6:ヴィオル@引っ越し中 2007/11/20(火) 23:52:37 ID:DS7wzJTE 538 名前:ヴィオル:2007/11/07(水) 23:28:07 ID:aFoFTcE7 「ローランの歌」少し読み進められました。 >>3-4で「鎖」=ガヌロン、「焔」=マルシルと書きましたが、 その後の展開的には、逆のほうがいいような気もしてきました。 理由は、鎖が鎖に繋がれるというのはおかしい、ということと、 もうひとつ「焔」=ガヌロンであった方が「ローランの歌」のその後の展開的に、 以前より出ていた「○△月が○き○△焔が○○た」説に うまくはまりそうな気がするからです。
7:ヴィオル@引っ越し中 2007/11/20(火) 23:59:13 ID:DS7wzJTE ちょっと独断的になってしまって申し訳ないですし、 これが正しいという保証もないですが (実際「声」=ガヌロンという異説も出ていますし) その部分をすっ飛ばしてもいい、先に進みたいという方は、 あらすじを読んでみてください。 そして、深遠の答えになりそうなローランとオリヴィエの死後の要約は、 「イスラム教徒が敗退し、ガヌロンが処刑された」(焔=ガヌロン説) もしくは「イスラム教徒が敗退し、マルシルが死んだ」(焔=マルシル説)です。 なんとなく「○△月が○き○△焔が○○た」にはまりそうなのですが… 深遠の四行からすると、 蒼―緋、天―地、闇―光、鎖(繋ぐもの)―楔(分けるもの) と対立するものが入っていますので、おそらく答えもそうなるのでは?と思います。 2文字目は「き」「に」「の」「と」とかぶっていないので、 おそらく答えもこれにかぶらないものかと思われます。 言葉的に△に入りそうなのは「く」「な」「へ」「る」あたりでしょうか。 他の可能性もあるかもしれませんが。 個人的には「○き」は「退き」 最後の「○○た」の部分は「消えた」「砕けた」 あたりが入りそうかと思っていますが、このあたりは参考程度に… ここからやるのでしたら人海戦術も有効かと思います。 この解釈が正しいという保証はないですが、 それでもいいという方はどうかご協力お願い致しますm(_ _)m
8:ヴィオル@引っ越し中 2007/11/21(水) 00:05:02 ID:jbiA2mco 578 名前:くらげ:2007/11/20(火) 11:51:46 ID:FBPZoubU >>ヴィオル様 あらすじ全て読ませていただきました。これを読まないとやっぱり>>3-4 は理解出来なかったですね・・・ 確かに当てはまるところがあるうえ、「西洋史」と「古典文学」とも言える と思うので、充分怪しいと思われます。 こういう微妙に入手しづらい所から出してるなら余計に陛下は鬼畜・・・? えー・・・楔=「分けるもの」とするのだけ見ると、ガヌロン=楔でも行ける気が・・・ 初めのシーンすっ飛ばしちゃう訳ですが・・・(汗) 蒼き星(キリスト教、ローランの軍)が泣き(陥れられ死に) 緋き月(イスラム教)が嗤った(勝利を確信した) 天に花が煌めき(シャルルが勝利し) 地に星が咲いた(カラゴッスの住民が改宗) 闇の声(ガヌロンや彼を生かそうとする者の言葉)が響き(聞こえ) 光の花(シャルル)が揺れ(怒り、悲しむ) 鎖(ガヌロンを生かそうと(この世に繋ぎ留めようと)するピナーベル)と 焔(怒り、殺そうとするチェリー)が喚いた(争った結果) 楔(シャルルとローランを分けたガヌロン)と声(シャルルを惑わす声。ガヌロンの親族)が朽ちた。 物語の大半をすっ飛ばした考察でした。星=キリスト教で統一なら声=? で統一されてもいいような・・・暗号ってそういうもん?という考えからですが・・・ この場合は後に続く物語が天使とのやりとりしかありませんね・・・ 参考になれば幸いです。 エックスといえば、ローランの歌に同じ地名が出てましたね。>>2の3つめ。
9:ヴィオル@引っ越し中 2007/11/21(水) 00:06:44 ID:jbiA2mco 580 名前:くらげ:2007/11/20(火) 12:05:46 ID:FBPZoubU あ・・・連スレ失礼します・・・ ちょっと気づいたのですが、深遠の詩にローランの歌を当て嵌めると、 焔の詩って深遠の詩と繋がりませんか? 焔は王、威は言葉ですよね? 王の言葉を借る者=王の使者=ガヌロン=狸、 ブランカンドラン=狡猾な狐 裏切っているがゆえに侮辱しながらも恭しく・・・と。 「流浪から刻へ」って焔飛ばされてますし・・・ 関係ないですかね?
10:ヴィオル@引っ越し完了 2007/11/21(水) 00:11:02 ID:jbiA2mco 引っ越し完了いたしましたー >>5甘エビ様、>>8-9くらげ様、転載お許しくださいませm(_ _)m
上
前
次
1-
新
書
写
板
AA
設
索
深遠の詩考察(「ローランの歌」による) http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/rakugaki/1195569421/l50