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深遠の詩考察(「ローランの歌」による)
6:ヴィオル@引っ越し中 2007/11/20(火) 23:52:37 ID:DS7wzJTE 538 名前:ヴィオル:2007/11/07(水) 23:28:07 ID:aFoFTcE7 「ローランの歌」少し読み進められました。 >>3-4で「鎖」=ガヌロン、「焔」=マルシルと書きましたが、 その後の展開的には、逆のほうがいいような気もしてきました。 理由は、鎖が鎖に繋がれるというのはおかしい、ということと、 もうひとつ「焔」=ガヌロンであった方が「ローランの歌」のその後の展開的に、 以前より出ていた「○△月が○き○△焔が○○た」説に うまくはまりそうな気がするからです。
7:ヴィオル@引っ越し中 2007/11/20(火) 23:59:13 ID:DS7wzJTE ちょっと独断的になってしまって申し訳ないですし、 これが正しいという保証もないですが (実際「声」=ガヌロンという異説も出ていますし) その部分をすっ飛ばしてもいい、先に進みたいという方は、 あらすじを読んでみてください。 そして、深遠の答えになりそうなローランとオリヴィエの死後の要約は、 「イスラム教徒が敗退し、ガヌロンが処刑された」(焔=ガヌロン説) もしくは「イスラム教徒が敗退し、マルシルが死んだ」(焔=マルシル説)です。 なんとなく「○△月が○き○△焔が○○た」にはまりそうなのですが… 深遠の四行からすると、 蒼―緋、天―地、闇―光、鎖(繋ぐもの)―楔(分けるもの) と対立するものが入っていますので、おそらく答えもそうなるのでは?と思います。 2文字目は「き」「に」「の」「と」とかぶっていないので、 おそらく答えもこれにかぶらないものかと思われます。 言葉的に△に入りそうなのは「く」「な」「へ」「る」あたりでしょうか。 他の可能性もあるかもしれませんが。 個人的には「○き」は「退き」 最後の「○○た」の部分は「消えた」「砕けた」 あたりが入りそうかと思っていますが、このあたりは参考程度に… ここからやるのでしたら人海戦術も有効かと思います。 この解釈が正しいという保証はないですが、 それでもいいという方はどうかご協力お願い致しますm(_ _)m
8:ヴィオル@引っ越し中 2007/11/21(水) 00:05:02 ID:jbiA2mco 578 名前:くらげ:2007/11/20(火) 11:51:46 ID:FBPZoubU >>ヴィオル様 あらすじ全て読ませていただきました。これを読まないとやっぱり>>3-4 は理解出来なかったですね・・・ 確かに当てはまるところがあるうえ、「西洋史」と「古典文学」とも言える と思うので、充分怪しいと思われます。 こういう微妙に入手しづらい所から出してるなら余計に陛下は鬼畜・・・? えー・・・楔=「分けるもの」とするのだけ見ると、ガヌロン=楔でも行ける気が・・・ 初めのシーンすっ飛ばしちゃう訳ですが・・・(汗) 蒼き星(キリスト教、ローランの軍)が泣き(陥れられ死に) 緋き月(イスラム教)が嗤った(勝利を確信した) 天に花が煌めき(シャルルが勝利し) 地に星が咲いた(カラゴッスの住民が改宗) 闇の声(ガヌロンや彼を生かそうとする者の言葉)が響き(聞こえ) 光の花(シャルル)が揺れ(怒り、悲しむ) 鎖(ガヌロンを生かそうと(この世に繋ぎ留めようと)するピナーベル)と 焔(怒り、殺そうとするチェリー)が喚いた(争った結果) 楔(シャルルとローランを分けたガヌロン)と声(シャルルを惑わす声。ガヌロンの親族)が朽ちた。 物語の大半をすっ飛ばした考察でした。星=キリスト教で統一なら声=? で統一されてもいいような・・・暗号ってそういうもん?という考えからですが・・・ この場合は後に続く物語が天使とのやりとりしかありませんね・・・ 参考になれば幸いです。 エックスといえば、ローランの歌に同じ地名が出てましたね。>>2の3つめ。
9:ヴィオル@引っ越し中 2007/11/21(水) 00:06:44 ID:jbiA2mco 580 名前:くらげ:2007/11/20(火) 12:05:46 ID:FBPZoubU あ・・・連スレ失礼します・・・ ちょっと気づいたのですが、深遠の詩にローランの歌を当て嵌めると、 焔の詩って深遠の詩と繋がりませんか? 焔は王、威は言葉ですよね? 王の言葉を借る者=王の使者=ガヌロン=狸、 ブランカンドラン=狡猾な狐 裏切っているがゆえに侮辱しながらも恭しく・・・と。 「流浪から刻へ」って焔飛ばされてますし・・・ 関係ないですかね?
10:ヴィオル@引っ越し完了 2007/11/21(水) 00:11:02 ID:jbiA2mco 引っ越し完了いたしましたー >>5甘エビ様、>>8-9くらげ様、転載お許しくださいませm(_ _)m
11:ヴィオル 2007/11/21(水) 01:25:39 ID:jbiA2mco >>8くらげ様 一応私は「声」=ローランに統一したつもりだったのですが、 わかりにくいでしょうか。 つまり「闇の声が響き光の花が揺れた」は 「絶望の中ローランが角笛を吹き、シャルルマーニュがそれを聞き嘆き憤った」 ではないかと。 オリヴィエを「楔」としたのは、深遠四行目の「声」(ローラン)との絡みと 「楔を打ち込む」という言葉の「敵中に攻め入り勢力を二分する」 「勢力を削ぎ機能させまいと強引かつ果敢にすること」という意味が オリヴィエの死に際の奮戦にかぶったからなのですが、 それを言うならローランもそうですし、結構いろいろ取れてしまいます。 でも、オリヴィエの死後にもローランは角笛を吹いていますし、 これが二つ目の「声」なのかな、と。 >>9も面白いと思います。だとするとやっぱり「焔」=マルシルでしょうか。 参考までに、マルシルとガヌロンの死に方は、 マルシルが、ローランに右手首を切り落とされ 出血多量で臥せっていたところへ援軍の敗北を聞いて絶望しての死、 ガヌロンが四肢をそれぞれに馬に縛り付け引かせての四つ裂きです。 グロイ話で申し訳ありませんが、答えのヒントになるかもしれませんので^^; ちなみにマルシルの方が先に死んでいます。 ご参考になりましたらm(_ _)m
12:ヴィオル 2007/11/21(水) 01:46:45 ID:jbiA2mco あ、忘れてました; 「ローランの歌」は今出版社のほうでも在庫切れで おそらく再販の見込みはないだろうということですが、 ごくたまに新刊本屋の方でも店頭に残っているようです。 ということは、陛下がこの問題を作った時には、 普通に手に入ったのではないでしょうか。 今は図書館か古本屋などを当たる方がいいかもしれませんが…
13:名無しさん@名も無きローラン 2007/11/21(水) 01:58:14 ID:ggoDATiA 横槍失礼。 Amazonで手に入る「ローランの歌」じゃ無駄無駄ですか?
14:ヴィオル 2007/11/21(水) 02:01:22 ID:jbiA2mco ちなみに、今新刊本屋で店頭にある可能性がわずかながらあるのは、 筑摩書房の「ローランの歌・狐物語」です。 「ローランの歌」単独収録のものはすでに絶版、 あとはこれも絶版で「ロランの歌」岩波文庫です。 絶版のものは古本屋か図書館で探してみてください。
15:ヴィオル 2007/11/21(水) 02:02:35 ID:jbiA2mco >>13 あ、大丈夫ですよ。ちょっと高いと思いますが。
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