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【考察】Thanatosを読み解く
3:御伽 2009/05/16(土) 19:15:00 ID:+ZTBIeti 「そこに在る風景」 この曲は、何度も繰り返し、繰り返し「そこに在る風景」と言っています。 どうしてそこまで繰り返すのか、それは本当にただそれだけの風景だからです。 そこに在る風景、客観的で傍観的。 人が語れば感情が入り、誤解や嘘が交じることがあるが、これはただそこに在る風景。 これは誰か特定の人が語っているとかではない。ただそこに在る風景だから、そこに主観はない。 【─幻想とは詩を綴るような遊戯 タナトスは誰も逃がさない─】 幻想=詩を綴るような遊戯 幻想という言葉はたくさんでてきますので頭に入れて下さい。 決して 幻想=嘘 ではないです。 幻想=遊戯 なんです。 最初の方の「そこに在る風景…」以外の歌詞、 【闇へと続く道 虫の音 裸足の冒険者】 【ランプの薄灯り 軋む廊下 真夜中の少女】 【屋根裏 埃まみれの小部屋 古びた玩具箱】 【四色の闇 転がり落ちた玩具 残酷な遊戯】 最初の一行は、「外に出られる」ってこと。 闇に続く道→夜の外 虫の音→外 裸足の冒険者→真夜中の少女自身 そういえば虫の音は「壊れたマリオネット」の冒頭にありますね。 次の行は「外に行く時」のこと。 ランプの薄明かり→明かりがなければ周りが見えませんからね 軋む廊下→廊下ってことは部屋の外ですよね(廊下って部屋と部屋を繋ぐ道のことですよね?) 次の行からは「部屋の中」の描写。結構そのまんまですね。四色の闇と転がり落ちた玩具→これから続く曲のこと。4つですし。 少し間があって次の歌詞。 【偽りの玩具 壊れたマリオネット 月夜のナイフ】 【後悔の玩具 銀色の馬車 吹雪のエレジー】 【願いの玩具 輪廻の砂時計 星空のポエム】 【孤独の玩具 珊瑚の城 海底のプリズン】 これはもうこの後に続く曲のことですね。そしてこれが「転がり落ちた玩具」(上記) 真夜中の少女は屋根裏部屋にいて、その部屋には玩具が転がり落ちている。 真夜中の少女は自由に移動はできる。別に屋根裏部屋に囚われてるわけじゃない。 これは嘘も偽りも交じっていない{現実} 少女はこの部屋で、玩具で遊ぶんです。幻想を紡ぐのです。
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