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「Märchen」考察 【虚構】=復讐について
1:NV 2011/01/29(土) 19:55:59 ID:PpQaksxZ タイトル通りです。 事の発端は「Marchen」考察掲示板内,7th Story CD 「Marchen」総合考察スレの>>1245です。 考察掲示板の最上部に “長文考察投下、長期に渡り盛り上がりそうな議題については(中略)スレ立てをして、そこへ誘導&交互に情報交換という 形をとってください。”とあり、実際に質問が複数回あったため、スレを作りました。 意見がある方はここに書き込んで下さい。
2:名無しさん@名も無きローラン 2011/03/03(木) 02:20:47 ID:Z4b/Zuxr 総合考察スレには参加していなかったのですが、 【虚構】=復讐について私の考えを書き込ませてもらいます。 私は屍人姫は全員が死亡していると考えています。 歴史的な時系列(宗教改革、農民戦争など)を考慮すると、 屍人姫たちの話がメルツの話の後とは考え難いです。 さらに、“屍人姫”という呼び名や全員が境界を越えているという点も考慮し、 屍人姫たちは死後にさ迷っており、記憶というか、時間が死の直前で止まっているのではないでしょうか。 また、曲の最初に足音が聴こえることと、メルが井戸から離れていないと考えると、 屍人姫たちからメルを訪ねて行ったようにも思えます。 6人の屍人姫たちの復讐はどれも屍人姫たちが何もしなくても起こりえたことです。 『火刑』や『伯爵』は囁いただけで、実際に行動したのは兄妹や新妻です。 親切な老婆を疑うことも隠された部屋に興味をもつことも突拍子もない思考ではないでしょう。 『女将』は屍人姫が刺したようですが、曲だけならば女将が訪ねてきた誰かに襲われただけです。 女将の行動を考慮すれば、他にも憾まれている可能性もありますし、罪を問われた可能性もあります。 『硝子』や『薔薇』は言い方を変えれば処刑されたわけです。 処刑を命じる相手が屍人姫しかいないわけではありません。 『古井戸』は屍人姫は何もしていません。 これらを考慮し、次のように考えます。 ・虚構とは屍人姫たちが復讐したという事実そのものである ・屍人姫たちは全員が死亡しており、さ迷っている状態である ・屍人姫たちは復讐したつもりになっていた そして、それはメルヒェンとエリーゼにも当てはまります。 2人が実際に行ったことは屍人姫たちの唄を聴いて、 そこに復讐劇を足したことです。 しかしこれは、2人が憾んでいる相手に復讐したわけではありません。 そこで、私は【策者】に関して次のように考えました。 童話の著者はメルヒェンではなく、イドルフリートである。 メルヒェンはあくまでも童話の登場人物であり、 筆記音はメルヒェンとエリーゼの会話を込みで書き記した音ではないでしょうか。 「殺セ」「侵セ」と唄うイドは復讐の物語を記しており、 復讐の物語ではなくなった『磔刑』と『暁光』では筆記音がしませんでした。 イドルフリートの名字である“エーレンベルク”はエーレンベルク稿と関係している気がします。
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