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04年11月ヤマギワイベント
3:シドウミツキ2007/09/17(月) 21:33:19 ID:J6lKFnzzAAS
(2004年11月24日 20時25分35秒)
遅くなりましたが、21日のヤマギワのイベントレポートをお送りします。
当日の秋葉原は快晴。
会場のヤマギワソフト館前には14時過ぎから参加者が集まりだし、40分頃から列整理と入場が始まりました。
8階のイベントスペースに到着すると、なにやら配布物が色々とある様子。
まずアンケート用紙とボールペン、blue velvetのチラシ(Revoさんのコメント入り)、それから"薔薇の騎士団"の歌詞カードと、剣に薔薇の巻き付いた絵が描かれたバッジ。
今日のライブはこれを皆で歌うのかな? と思いながら、アンケートの内容はイベント内で使用するということなので、手早く書いて提出します。
やがてステージ以外の照明が落とされ、"澪音の世界"のインストバージョンに乗って、クロニカを思わせる黒いドレス姿のあらまりさんが登場です。
挨拶からそのままオープニングトークへ移り、しばらくするとこんな質問がされました。
「今日はSH初めてのイベントですが、皆さん、緊張してませんか?」
応答する人、若干名。
「せっかくのイベントなのに、緊張したまま帰っていただくような事があっては楽しくありません。
そこで、まずは緊張をほぐすために、"薔薇の騎士団"を皆さんと合唱したいと思います。
先ほどお配りした薔薇の紋章を胸に付けて、今日は皆さん、ブリタニアの国民になったつもりで歌いましょう」
何となく予想できていた事とはいえ、粋な計らいに、参加者全員の目が輝きます。
まずは一度練習ということで軽く流してみますが、どうやら皆さん、歌詞カードが無くともバッチリ歌える模様(笑)
そして次は本番、より大きな歌声が響く中、最後の「称えよ我らの<薔薇の騎士団>を」の部分で、ギターを持った薔薇の騎士・Revoさんの登場です。
今日のファッションは、薄緑地に白い蓮の花模様のシャツに、同系色のパンツ、上に黒のジャケット、顔にはサングラスというものでした。
今回の趣向は、「イベントやるなら何か登場のテーマ曲が欲しいね」ということで考えたのだそうです。
主役の両名が揃ったところで、しばらく軽いトークが続きます。
今日の参加者は、北は群馬、南はなんと宮崎から来た人もいるとのことでした。
きりの良いところで、ライブのサポートメンバーとしてベースの田村さんが紹介され、演奏の準備に移ります。
ステージ向かって左側にアコースティックギターのRevoさん、中央にタンバリンを持ったあらまりさん、右側にエレキベースの田村さん。
あらまりさんの後ろにはウィンドチャイムも見えています。
一体どの曲が演奏されるのか、この時点でもなお察しが付きませんが、どうやらアコースティックスタイルでの演奏となるようです。
そして準備が整い、あらまりさんの口から出てきた曲名は、
「永遠の少年」
(えーっ!?)
一同が絶句する中、Revoさんのギターが静かに奏でられ、
「ねぇ君、生きてるのって、楽しいかい?」
・・・というのは冗談で、会場は静寂から一転して爆笑の渦に。
本家本元がここまで真面目にフェイクを仕込んだのでは、誰も勝てません(^^;)
改めて紹介された曲名は「恋人を射ち堕とした日」のアコースティックバージョン。
ライブならではの情感のこもったボーカル、アコースティックギター向けの新たなギターソロ、凛とした雰囲気の原曲とはまた異なる味わいのアレンジに、改めて言葉を忘れ聴き入りました。
ライブの後は、事前のアンケートで寄せられた質問にRevoさんがぶっつけ本番で回答する、その名も「教えて!Revo魔神☆」のコーナー。
あらまりさんが聞き手となり、次回作の事からプライベートな事まで、様々な質問が飛び出しました。
Q. 今後のリリースは全てメジャー流通となるのか?
A. 4thをはじめ、Story CDは今後ベルウッドレコードからのリリースとなる。同人活動もそれ以外で継続する。
Q. Elysionにはデータトラックが無かったが、今後はどうなるのか?
A. 4thには入れたいと思う。こちらが入れるといえばまず入るはず。
(結局「入れます!」ということになった)
Q. 一曲作るのにかかる時間は?
A. 作品によってまちまち。出来上がった後の仕上げは3日くらい。
Q. 作詞と作曲、どちらを先にする?
A. どちらが先ということはないが、作曲は比較的楽にできる代わりに、作詞は難しい。
"魔法使いサラバント"は、物語性を前面に出した結果、「この詞にどう曲を付けたらいいんだ」ということになってしまい、非常に苦労した。
しばらくはまた今まで通りの曲作りをしようと思っていたのに、どういうわけか"雷神の系譜"に手を付けてしまい、そこから更にChronicle 2ndへと……。
Chronicle 2ndに取り掛かる際、「今度は全曲"雷神の系譜"だから」とあらまりさんに説明することになった。
(11/25修正)
Q. 普段よく聴く音楽や、よく読む本は?
A. 音楽は特によく聴くものは無い。本はものすごくたくさん読む。スタジオには本がぎっしり。
よく読むのは綾辻行人などのミステリーで、最近は養老孟司「バカの壁」等も読んだ。
漫画では萩尾望都など。(ここでちょっと会場ざわめく)
Q. スパゲティといえばカルボナーラ?
A. ぼーんごれびあんこ!
(そういえば、Revoさんは以前、綾辻先生のサイン会でThanatosを贈り、後に感想を貰ったことがあるそうです)
質問コーナーが終わると、最後にサイン色紙の配布です。
200枚分のサインはもちろん全てRevoさんとあらまりさんの手書きによるもので、一人ずつ、Revoさんから手渡しで色紙を受け取りました。
各人それぞれにお話する時間も取って頂けて、順番待ちの間、みんなが談笑している姿を見ているのもまた楽しかったです。
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