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06年05〜06月Live Tour 2006 −第一次領土拡大遠征−ネタバレOK版 -
21:神無月淺日2007/09/18(火) 02:27:36 ID:QvS1SNWcAAS
(2006年06月13日 04時03分43秒)
名古屋公演の感想等々 -
まず最初に。
楽しかった! 歌姫綺麗! じまんぐ最強! 領主様万歳!
……という、やばいトランスに入り込んでしまうには十分な空間であったと記しておきます((・w・
各々の曲に関してはもう既出のようですので。僕から見た全体の感想を。
まず、「新しいSHの歌い手達は、皆申し分ない実力を持っている」ということです。
練習時間も少ない中、よく歌詞や見せ方を考えたなぁ、と思います。
これは僕の主観ですが、SHの楽曲は、SHを愛し、ある種執着を持った人が歌うべきではないか、と僕は考えていますので、彼女たちが(喩え一時の参加であったとしても)そういった気持ちをこれからも強く持ってもらえれば、きっと彼女たちもこの先の物語音楽の中で生きていけるだろうし、僕達を愉しませてくれるだろう、と思いました。
そしてRevo氏。
忙しいのは重々承知なのですが、もう少し安定した演奏を披露してくれても良かったのではないでしょうか。
プレミアム試写会の時のように、音がぶっつりと途切れる事がなかったのは多少の成長でしょうが……
また、上の方で書いていらっしゃる方もいますが、もう少し「初めてのオールスタンディング」に関して、観客に対する留意事項(睡眠・食事に始まる体調管理から、環境が悪いこと、音響の具合によっては詰め物をする等の提案)を事前に記しておいた方がよかったと思います。
中野コンサートの映像を見る限り、ライブのノリに不慣れな観客が多い事は推し量ることが出来たと思うのです。
これは音響に関しても同じ事が言えると思います。
ライブでの音源調整は、演奏者だけではどうしようもない面が多々ある事でしょう。
それらは設備その物の問題から始まり、サポートメンバー全体での連携や、総合的な技術の問題、何より時間の問題が大きく関わってくる事だと思います。
そんな中、急ピッチで進められたセッティング。
比較的小規模とはいえ歴としたコンサートホールとしての機能を持った中野やCDレベルの音響を要求するのはどう考えたって無茶があります。
普段の美しいサウンドをイメージしていた参加者にとっては、余計音響が酷くきこえたことでしょう。
……と、養護っぽいことを書きましたが、現実幾ばくかの参加者が不満を持ったというのは事実です。
実際、僕もライブから30時間近くたとうとしている今でも直、スピーカー側を向いていた右耳の耳鳴りと圧迫感が酷いです(もっとも、予想されていただけに、予防措置を執らなかった僕も僕ですが……)。
唯でさえ今回の幻想楽団のバンド構成は大きめなのですし、そのあたりの調整とサポートスタッフとの打ち合わせ、会場の選択をもっと上手くやる余地は無かったのかを反省するべきだとは思います。
余談ですが、開場を待つ間、僕達の待機している歩道橋の下で、通行人が「歩道橋の向こうまで人がいるけど、今日は何かあるのかなぁ」という言葉を交わし合う姿がなんどか見受けられました。
会場内に収まる人数のキャパシティが超過していた(あるいは超過しかけていた)のではないかというのは、こんな所からも伺えるのではないでしょうか。
色々書きましたが、やっぱり僕は行ってよかったと思っています。
今回の意味合いは物語音楽の普及というよりも、寧ろ新たな歌姫達の紹介と、領民達との一体感を得たい、という目的の元のライブではなかったかと思います。
あの瞬間、あの時間。共に歌い、手を叩いた2時間半はとても楽しかったです。2ヶ月近くまった甲斐はあった。
新生SHはまだ始まったばかりです。
多くの期待と不安が入り交じった中、僕らの愛する幻想楽団が何処に向かうのか。それは僕達の(或いは僕の)望む形での発展なのか、はたまた期待を裏切られるのか。
仮に領主があまりにふがいない姿を見せ続けるのならば、民はやがて発起しその領土を削り取りながら、最後には領主の首を断頭台に据えると言うこともあり得るでしょう。
ほとぼりが冷めた今、僕は今からが本当に面白く成る所じゃないか、と不謹慎にもそんな事を考えています。
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