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★☆蒼天航路スレッド☆★
586:★ぐっこ 2003/05/09(金) 21:58 今回も、なんだか微妙な展開でしたな! 荀揩フ理想と重臣達の現実とが軋むなか、誰かにとっての理想でも現実でもなく、 曹操はひとり曹操であった、とうところでしょう。 おそらくは、公談義についてはこれ以上感情的にやばいゾーンまで突っ込む問答は 無いと思いますが…。ただ荀揀Tイドの意見として、謀士らしい計算に基づいた反論 があったら嬉しかったなあと。ここにきて公を名乗るデメリットとか。 ただ「戦場に着くまでに全部忘れますから」の台詞に泣いた。戦場に着くまで…・゚・(ノД`)・゚・ で。 それよりも満寵渋いことやってますな(;´Д`) ていうか気づいたなら射る前に止めろよ曹丕…
587:左平(仮名) 2003/05/15(木) 22:37 荀掾A「あの」薬を飲み、ついに倒れます。一日半後に目覚めはするのですが。 「(曹丕が)自身の中の曹孟徳にとらわれずにおれるか」「今はまだ後継者の事を考える時ではない。しかし」… 確実に、心身ともに弱っていくのが、痛々しくさえあります。 枕頭に侍る荀攸と語りながら、彼は何を思うのか。魏公国の成立による利点を認識しつつも、いずれ「漢」と「魏」が比較され、そして…。それを思うと、やり切れない。既に気力も弱っているのか、どこか諦観している様にさえ見えます。ただ、この漢(くに)に生をうけた者として、その終焉を考えるのは哀しい、といったところなのでしょうか。 もはや「その時」は目前にまで来ています。いかに丞相といえども、何もできない曹操は、馬を走らせつつ、ただ天をあおぐのみ。その顔は、かつて郭嘉をみとった時に似ていました。
588:クェン 2003/05/15(木) 23:57 今週泣けました… 自分の生まれ育った国を想う荀掾c 曹操の哀しげな表情…
589:★ぐっこ 2003/05/16(金) 00:32 ふいー。やっとこさ更新作業一段落… さて、私も今日コンビニで確認して参りましたわさ! いよいよ…というところでしょうか。 荀揩熕S臓の薬を多用することになってきましたし。 郭嘉のときと同じく、食事の方にも影響が出始めてるようで… それよりも、今週は曹操の台詞が一つ一つ泣かせるなあ… 「俺が荀揩ノしてやれることは何なんだ!」 歯を食いしばって曹操が言ってるよ…・゚・(ノД`)・゚・ 来週〜再来週あたり辛いな…。
590:★玉川雄一 2003/05/22(木) 22:59 さて、令君祭りもクライマックスを迎えたわけですが。 …正直、すまんかった。「笑って逝ったら萎え」なんて言った私が間違っておりました。 しかし、その前の台詞がまた泣ける… 若干の勘違い(?)をはらみつつ、「もう、ゴールしてもいいよね」状態の文若タン… 「眠ろう… もう眠ってやり過ごそう。ながく、できるだけながく」 。・゚・(ノД`)・゚・ 最期まで軍略が溢れて止まることのなかった郭嘉に対し、 倒れ伏して「やりすごそう」とついに挫けてしまった荀イクの姿に 私は計り知れない「哀しさ」を見てしまったわけで、 その点ではこのシーンこそが私の望んでいたものかもしれません。 それに続く、己の姿を今一度見出したくだりは彼への「救い」として 悲喜おりまぜた結末の大トリとして相応しかった… のでしょうか。 最後の3ページはまだちょっと掴み切れていないのですわ。 で、後は皆のリアクションが注目されるわけで。 号泣してる荀粲とか出たら神。
591:★玉川雄一 2003/05/22(木) 23:39 >号泣してる荀粲 むしろ荀[豈頁]はまだなんぼか正気を保ってるというのがミソ。 てゆうか荀ウンも出してやってくだちい。ちょっとだけでもいいんで。 結局、曹操と荀イクの決定的な破局はなく、荀イクの自爆気味でしたでしょうか。 曹操は「これを雪玉と思って冬まで頑張れ」のつもりで送ったんでしょうけど、 まさか「君臣の関係を白紙に?」とまで思い詰めるとは… やっぱり単行本化されたらじっくり読み返さないと、 見落としている事もあるんでしょうなあ。
592:左平(仮名) 2003/05/22(木) 23:53 ざっとしか見てませんが、私も確認…。 肉体の衰弱と、非常に難しい価値判断との間で、精神も衰弱し、ついに崩れ落ちてしまった…。そんな感じですね。 郭嘉や周瑜とは違う意味で、切ないです。前途に希望が見出せないという点で。 あの丸めた紙は、私も雪玉の暗示だろうと思いました。ただ、あの場面から、「いかに密接な関係にある者同士でも、別の人格である以上、完全には理解しあえず、時にすれ違いが生じる」という、人間の宿命ともいうべきものも見せたのではないかと。 最後の場面は、そんな切ない中に、ほんのわずかながらも救いがあると言えるのでしょうか…。あの累々とした屍は一体…。
593:侠の者 2003/05/23(金) 14:13 初めまして、管理人様。 蒼天航路人物事典を拝見しまして気になったことがあり書き込みをさせて頂きました。 李通の項目なのですが、彼の最後の登場が官渡@兵卒ヴァージョンとなっておりますが 赤壁終盤の曹操が撤退をする場面で凌統と討ちあっているのが謎の青年万億ではないでしょうか。 もし御存知でいらっしゃったらごめんちゃい。
594:★ぐっこ 2003/05/23(金) 23:24 。・゚・(ノД`)・゚・ つうか、私も今日確認しますた…。 なんというかこう、初めて蒼天航路が連載漫画であったことを 思い出しましたよ…。いや、何となくですけど。「天才少年」荀 が登場したシーンとか思い出しまして。 思い出しついでに、蒼天航路の荀揩イロイロ考えてみたのですが…以下、 ダラダラと思考の垂れ流し。 彼は、最初曹操のもとへ「あなたの軍師となりに来ました!」と押し掛け てきましたよねえ。張奐といっしょに。 その時の彼が、何を思っていたのか。曹操に何を見たのか。まだ乱世も 始まってない時勢に、彼は何故一介の曹操青年を選んだのか。 彼は曹操に漢王朝の救世主となって欲しかったのか?最初から? …どうも違うような気がする。 彼は曹操の世を見たかったと呟いて死んだ張奐と同じく、曹操が何者の掣肘 もうけずに政を司る国を見たかったのではなかったのか。 いつから歪んだのか。 曹操を「脳内の王」に取り込みつつ、ひ弱な王朝と天子を同時に背負わねばならない 不可思議な立場が、彼の憫情をのっぴきならないところまで追いつめてしまったのか。 荀揩フ頭の中は、最初に漢室があって、その庭の中で天下取りをやっていたのか? これまで曖昧にしてきた、漢の公臣か曹操の私臣か、という二者択一を迫られる事態に なって初めて、彼の苦悩は始まったのか? …どーも結論は出ませんな。
595:★ぐっこ 2003/05/23(金) 23:32 曹操は、誰が何と言おうと、誰がどんな型で推し量ろうと、ただ一本の曹操道を行く 曹操孟徳であったと。これは度々曹操が言っているセリフ。 では荀揩ヘ? 誰よりも曹操を理解しているつもりで、実は彼こそが曹操を自分の中の型で 量ってしまっていたのではないか? それに気が付いたとき、曹操は荀揩フ思う道と全然違う方向へ歩いていて、荀揩ヘ慌てる。 慌てて想像しなおした曹操の道は、天子簒奪という、彼の思いつく限り最悪の道。 「止めなければ!」と、自分の想像の中でドツボにはまり、同じ所をぐるぐると回る。 曹操の道は最初からただ一本で、それを見失わなければ、必死に後を追っかければ、 一緒にその道を歩くことが出来たのに。 荀揩ヘ、無心に追い慕うことが出来なかった。彼は脳内の王が、群臣たちに囲まれて 手の届かない高みへ上がり続けてゆく姿を茫然と見上げるだけで、相変わらず曹操の道を スタスタひた歩いているナマの曹操の姿を見失っていたのではないか? …ああ、やっと自分の中で考えがまとまってきました(^_^;)
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