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★☆蒼天航路スレッド☆★
595:★ぐっこ 2003/05/23(金) 23:32 曹操は、誰が何と言おうと、誰がどんな型で推し量ろうと、ただ一本の曹操道を行く 曹操孟徳であったと。これは度々曹操が言っているセリフ。 では荀揩ヘ? 誰よりも曹操を理解しているつもりで、実は彼こそが曹操を自分の中の型で 量ってしまっていたのではないか? それに気が付いたとき、曹操は荀揩フ思う道と全然違う方向へ歩いていて、荀揩ヘ慌てる。 慌てて想像しなおした曹操の道は、天子簒奪という、彼の思いつく限り最悪の道。 「止めなければ!」と、自分の想像の中でドツボにはまり、同じ所をぐるぐると回る。 曹操の道は最初からただ一本で、それを見失わなければ、必死に後を追っかければ、 一緒にその道を歩くことが出来たのに。 荀揩ヘ、無心に追い慕うことが出来なかった。彼は脳内の王が、群臣たちに囲まれて 手の届かない高みへ上がり続けてゆく姿を茫然と見上げるだけで、相変わらず曹操の道を スタスタひた歩いているナマの曹操の姿を見失っていたのではないか? …ああ、やっと自分の中で考えがまとまってきました(^_^;)
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