下
★☆蒼天航路スレッド☆★
221:. 2002/10/19(土) 00:37 ぐっこ 2001年11月17日土曜日 21時31分 うーん。 …李先生〜っ!! 第二部、周瑜が生きてるか死んでるかでだいぶストーリーが変ってくるような…。 結局吾粲もいうほど活躍しなかったし、次は孫瑜の時代か!?(;^_^A >左平様 なんという喩えを!(;^_^A リン…なんでしょうか…。当時から発火物として使われてたとすれば、思ってたより便利な時代だったのですね…。 私としては、あの爆発と炎が烏林地下に仕掛けられてた反三国志ばりの地雷火だったのか、孔明の爆裂系呪文だったのかが気になります。
222:. 2002/10/19(土) 00:38 左平(仮名) 2001年11月17日土曜日 22時22分 自分で書き込んでて間違いがあっては大変、というわけで、化学関連のHPを少しのぞいてみました。「(元素の)周期表」というカテゴリでみると、燐が元素として発見されたのは17世紀との事。したがって、3世紀の中国で燐をあの様な形(精製したものを発火物として使用)で用いられていたという可能性はほとんどなさそうです。変に煽ってしまいまして、どうもすみません。 ただ、「燐」という字自体は、『説文説字』にも収録されていますし、白川静氏の『字統』でも紹介されていました(なんでも、戦場でみられる鬼火の事を燐といったとか)。
223:. 2002/10/19(土) 00:39 MOS 2001年11月17日土曜日 23時52分 「化学系としては書かないワケにイかないですねぇ(笑) リンは、比較的元素として発見されたのが古く、だいぶ前から(紀元前から?)存在自体は認められていたと思います。ですが、単体として分離するのは非常に難しく、ほぼ常に単体で存在する水銀のような物質でもなかったため、『リンの発見』はかなり遅れました。 また、リンは分離するのが難しいように、扱いが困難ですから、リン系の爆薬はごく近代になってからでしょう。はっきりとは言えないですが、中世になってから、と思われます。日本で花火として有名・利用されていましたから。現代の学生でもリンの取り扱いは相当に難しいんですよ。。あ、『学生』が誰かは秘密ですが(^^ゞ なお、一般に爆薬というと、窒素系(硝酸系)を指すようです。元寇の時に用いられた爆薬は、おそらく硝酸系では??と思ってますが、、確証はありませんです(笑)
224: 2002/10/19(土) 00:40 MOS 2001年11月17日土曜日 23時53分 あ、現代の爆薬、例えばTNT火薬やプラスチック爆弾も、ほぼ全てが硝酸系です。
225: 2002/10/19(土) 00:41 左平(仮名) 2001年11月18日日曜日 10時09分 燐を利用しての着火は考えにくい、となれば、他の可能性を考える必要がありますね。 1,(曹操たちの足元から突如として噴出した)天然ガスそれ自体が自然発火した。 →化学の知識は全くないので、化学関連のHPを見てみました。フリ−ラジカルがどうの、、とは書かれていましたが、そのメカニズムは完全には分からない様です。 2,(黄蓋が自らを鞭打たせる時、豪雨でした。周瑜のもとに報告しに来た吾粲もずぶ濡れでした。と、いう事は、)冬の雷がどこかで落ち、その電流が天然ガスに引火。 →雷が鳴っていない、、。 3,冬によく発生する静電気。近くには金属製の武具も多いし。 →孫権が水路を航行していた時、張昭が「この季節はずれの異常な暑さの中〜」と言っている事からすると、考えにくい。 4,やっぱり、鬼火?ひとだまみたいなのが飛んでたし。 →せ、説明にならない、、。 以上の様に考えると、1,か4,あたりでしょうか。ちっとも答えになっていませんが。
226:. 2002/10/19(土) 00:41 ぐっこ 2001年11月18日日曜日 23時12分 「うお、ナニゲに発火物スレに(;^_^A リンの個体としての使用はもっと後ですか〜。…MOS様、何でも知ってるんですね…(^。^;) 硝酸火薬で思い出しましたが、吉川三国志ほか幾つかの作品で、大砲「霹靂車」が登場してましたよね〜。人頭大の砲弾(石?)を敵の矢倉に撃ち込み、破壊するという…。 砲弾は当然炸裂弾ではないでしょうから、「ぶつかっただけ」で敵矢倉を崩壊させる破壊力が必要。 距離は弩の射程範囲内ですから、50メートルちょいでしょうか? この距離で、敵の矢倉の脚部を撃ち抜いたり完全に崩したりするわけで……。 実現するとなれば、それなりの初速と照準精度がいりますから、これを数百輌も造った無名の鍛冶屋に乾杯! それにしても、「西方の海洋から渡ってきた戎蛮の兵器」って…。西方の海洋? 左平(仮名)様、さっそくの分析ありがとうございます(;^_^A 念のために赤壁あたりを地図帳で見てみましたが、油田も天然ガス採掘場もなく…いろいろ自然現象を検討して頂きましたが、おそらくは超物理的な方術か何かでしょう。だって孔明先生UFOに乗ってらっしゃるし…。本当にあのままおっぱい星まで帰って欲しいですが、最後のワンシーンで、たしかに「人間に為った」という感じがありましたね〜。 人魂=燐!」
227:. 2002/10/19(土) 00:42 左平(仮名) 2001年11月19日月曜日 20時34分 霹靂車が「西方の海洋から渡ってきた戎蛮の兵器」と書かれていたとの事ですが、、塚本ヨ史氏の『蔡倫−紙を発明した宦官−』の中に、こんな記述がありました。 (班超の命をうけ、大秦国(=ロ−マ帝国)に行こうとした甘英が帰朝報告を行い、さまざまな物品を宮中に陳列します。)「、、武人たちは、巨大な投石機に興味を示した。、、大秦国の武器は、大きな柱に撥条(ばね)を取り付け、大石を飛ばすものだ。、、」技術的には、当時の中国でも製作可能ではあった様に書かれています。機械の天才(本文では鬼才とありますが、後漢の時代にはない言葉なので、ここでは天才と書いておきます)・張衡なる人物がいたとか。 ロ−マ帝国が漢の西方にあるのは分かります。では何故「海洋」なのか?理由は恐らく二つあります。 1,条支(シリア)国から、船で地中海を渡ってロ−マに行こうとした為。 2,太古の中国では、陸地を方形とみなし、四方を海に囲まれていると考えていた為。 ただし、霹靂車とその投石機の構造的な事は、私にはよく分かりません。
228:. 2002/10/19(土) 00:42 ぐっこ 2001年11月20日火曜日 01時06分 あはは、いまちょうど『蔡倫−紙を発明した宦官−』借りてるところです〜(^・^)! この投石機は、いわゆるカタパルトですよね〜。 霹靂車も、まあ本物はこんな感じでしょう!どうやってテコを動かすのかと思ってたら、蒼天航路では10人がかりで全体重かけて引っ張ってましたね(;^_^A 吉川三国志の「霹靂車」は、鉄の大筒に硝薬を詰め、砲弾を込めて点火。敵に撃ち放すという火砲兵器! これで「西洋の戎蛮がもたらした兵器だ」とか言われたら、「……戦国時代?」と首を傾げるような…。 しかし、元祖の方の霹靂車、ローマ帝国軍の方が先に使ってたんですね〜。意外…
229:. 2002/10/21(月) 21:01 TATSU ぐっこさん、お久しぶりです。 この度は私のサイトで「お見舞いカキコ」頂いてありがとうございました。お礼に伺いました。おかげ様でだいぶ良くなりました。まだシャンプーが片手でしかできませんが(悲) いや〜来ていただいてたんですね。うちのサイト。嬉しいっす。 しかし今さらですが蒼天、まさにぐっこさんの「燃える烏林要塞のシーンでナレーションが流れ...」で赤壁編終わりでしたね。ビンゴです。 今、その頃のスレを読んできたんですが、玉川さん初め、japanさん、左平さん、MOSさんと皆さん鋭いコメントしてますね〜。途中から「燐の発火」についてに話題がそれてますが、それはそれで興味深く読ませて頂きました。こちらに来てらっしゃる方は「学究的」な方が多くて面白いっす。三国志に係わるテーマになると「深い」ですね〜。 来年の蒼天、どこからスタートするんでしょうね。 個人的にはナレーションですっ飛ばされた部分を、再度赤壁の炎上シーンに戻って再開して欲しいんですが、構成上無理でしょうね。 いきなり魏公に就任してたりして... と、久しぶりに来て、蒼天の話題だけして去る私...
230:. 2002/10/21(月) 21:01 ぐっこ 2001年12月02日日曜日 23時01分 TATUSさま、お久しぶりです!快方に向かわれているとのこと、ひとまずホッとしました〜(^。^;) ラグビー、怖いスポーツですねえ〜。そこがまた面白いのでしょうけど…とにかく、大事になさって下さい! 私も以前柔道で右手やられたとき、左手だけであらゆることをこなしてきました〜。ええ、あらゆること。 で、お箸も持てるようになりましたし、字を書くことも出来るように…。最終的には、左出で大学受験に挑みました(;^_^A それはそうと、蒼天航路!! う〜む、すっぱりと路線を変更するのでしたら、やはり曹操の銅雀台セレモニーからスタート→馬超離反→関中遠征…と言う具合に進んでゆくのでは…。 わたしは相変わらず、一巻のオープニングで斬られてるのは馬騰だと思ってますから、案外あのシーンから始まったりして。(演義準拠)
上
前
次
1-
新
書
写
板
AA
設
索
★☆蒼天航路スレッド☆★ http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/sangoku/1034771727/l50