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★☆蒼天航路スレッド☆★
424:2002/10/21(月) 23:57
左平(仮名) 2002年08月22日木曜日 23時54分
前半
今回は、正史をご存知なら「おっ?」と言うキャラが登場します。
荀揩フ息子・荀リ(四男:字は景倩)と荀粲(五男:字は奉倩)です。
六経を修める端正な兄に対し、老荘思想に凝る洒脱な弟。「カビ臭い」兄に対し、(恐らく)「酒臭い」弟という、分かりやすい図式(荀粲は、ヒゲの具合からしてまだ二十歳になるかどうかという感じ)です。
彼の表情からして、父の荀揩謔闖]兄の荀攸に懐いている様です。
後半
部屋を変え、曹操の出した布告の起草にとりかかる二人(荀揩ニ荀攸)。(不肖の子を愚痴る荀揩ノ対し、「二人の子が、ともに早死にする」との説明が入る筍攸、少し寂しげです)
布告の草案を眼にした荀揩ノ、激しい衝撃が襲い掛かります!
「邪」「不仁不徳」そして「唯才是挙」!
荀揩フ気持ちの中で、曹操がどんどん遠ざかっていきます…。
何というか、複雑な気分です。曹操は荀揩ノ物足りなさを感じはしても、彼を遠ざけているつもりはないと思えるのに、荀揩フ中では、曹操が遠くなっている…。
「清い」という価値に対する重点の置き方の違い(曹操にとっては相対的なものであるのに対し、荀揩ノとっては絶対的なもの)という事があるのでしょうか?」
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