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★☆蒼天航路スレッド☆★
574:★玉川雄一 2003/04/03(木) 21:24 再開したと思ったらソッコーで章の区切れでつか。タイミング悪いですのう。 結局、馬超の義憤は曹操のシステマチックな戦略の前には空回りという事でしょうかね。 笑殺されたっきり全然噛み合って…というかすれ違ってすらいないような気が。 同じ舞台には立っていませんよねえ… それはさておき、 やはり馬超偏(一回戦?)の勝者はぶっちぎりで馬玩ということでよろしいか? で、右から順番に趙儼、徐奕、鄭渾だった、と。
575:左平(仮名) 2003/04/04(金) 00:10 確かに、前半と後半とでは全くノリが違ってましたね、今回は。 馬玩、期待通りの壮絶な最期(最期の場面自体は描いてないですが、馬超を自らの馬に乗せ、自身は白兵戦に臨んだ時点で自らの生還を放棄)です。 これほどまでに絵になるキャラクタ−になるとは。 それはそうと、今回のタイトルは「錦馬超」。以前の「美周郎」もそうですけど、何となく、従来の使われ方とは異なるイメ−ジを受けるのは私だけでしょうか。
576:★ぐっこ 2003/04/06(日) 23:48 私も確認しますた! わりとアッという間でしたが、それでも単行本1〜2巻ぶんの分量 はあったのですね、関中争乱編…。あ、もう一回あるのか。 確かに、蒼天馬超は、曹操に一撃を叩き込んだ以外は、ほとんど 曹操の視界に入ることが無かったですねえ。孔明が曹操にスルー されたのと別の意味で、全く世界が違うというか何というか…。 まあ、曹操の土俵で戦うのを拒んだのは馬超の方でしたが。 あの馬超相手に、楊阜たんとか、どういう戦いをするのかしら? でも馬玩の「お前は錦だ!」は格好良かったよ…。 やはり皆さんの中で能力値が跳ね上がってるのではないでしょうか? (そういえば三国志IV辞典の著者って、関中閥マンセーだったような)
577:★玉川雄一 2003/04/10(木) 20:15 祝・石川雅之フカーツ! …は、いいとして。 荀令君ファイナルステージ突入とあいなりますた。 私としては蒼天航路の中でも最も期待していたエピソードの一つであり、どのような結末を迎えるか興味があります。 高島センセイのような説もありますが、個人的には「憂悶の内に病死」というのが見てみたい。 自害というのはある意味スッキリしているけどしっくりこないし、 「やっぱり曹操を理解して笑顔で往生」なんてオチを付けられた日には萎えもいいとこです。 一番救われない結末ではありますが、蒼天航路の荀イクには 「曹操との間の溝を埋められぬままの最期」というのを演じて欲しい気がします。 そして、これは以前の雪合戦編の時にもあった意見ですが 「本人は抗っているつもりなのに荀イクの方から離れていってしまう」 というパターンだとなお一層やりきれなさが増しますね。 また荀攸は魏公推挙の上奏文に名を連ねていたわけですが、この二人の絡みも見てみたいですね。 そういえば、劉曄が董昭の魏公推挙運動の話題を出したときに荀攸の見せた「微妙な表情」というのは、 彼も推挙に一枚噛んでいたから… というのは穿ちすぎかしら。 さて、今回は馬超編(一回戦…?)の後始末でもありましたが。 やはり、曹操の下した決断は「『曹操の天下』に何ら益するところのない凶刃」だったわけでして。 まあ、あのいきさつじゃ仕方がないような気もしますが… 馬超が『劉備の天下』に居場所を見出すくだりが描かれるのかは微妙ですね。 そして、連載冒頭で首を切られているのが馬騰でないことが確定したワケで(^_^;)
578:左平(仮名) 2003/04/10(木) 23:28 涼州始末は一ペ−ジ。さらりと流されました。まぁ、前回の壮絶さを思えば、このくらいでいいのかも知れません。 馬騰は、随分と穏やかな最期であった様に思えます。曹操に向かっての言葉は、最後の挨拶みたいに聞こえました(もっとも、他の一族はいい迷惑ですが)。 スト−リ−とは関係なさそうですが、オ−プニングの「帰還するたび子が増える」ってのは、何とも笑えます。 いっぺんに三人ですか。お盛んですな、丞相。妻妾達が十人近くいて、皆若い女です(当たり前か)。子を産んだ者達が顔を赤らめてるところなどは、老いてなお(曹操に)色気があるという事でしょうか。 ただ、赤子を祝福(?)している場所、どこか天壇みたいな雰囲気があります。これは一体… 荀攸と荀掾Aそして董昭。三者三様の思いがある様です。 荀攸が魏公推挙に一枚噛んでいるというのは、恐らく当たっていると思います。ただ、その意図は、董昭とはイコ−ルではないでしょう。台詞を聞く限りでは、曹操の企図する改革を、魏公国を起点として遂行させようとしたという様に思えます。
579:★ぐっこ 2003/04/11(金) 00:59 うい、私めも確認了! うーむ、またしても講談社の次回予告に踊らされた気がしないでもないですが(^_^;) 関中動乱は、今週の前半で終了、次回から息もつかせず令君シナリオに突入する というわけで・゚・(ノД`)・゚・。 思えば荀揩ェ最初に出てきた時って、 ざけんなよハギンとゴンタ とかって神をも畏れず呟いたものですが、今となっては、あの襟広く磊落で 無邪気な荀揩ェデフォルトとなってしまい…。 逆に楚々とおさまった清流然とした荀搆ゥると、違和感を覚えてしまったり。 やはり玉川大兄の仰るように、荀揩ヘ病死、それも悶死にちかい最期が想像 されますね… ただ、まあいまわの際といいますか、最期は見開きで雄大に立つ曹操の後ろ姿 とかを仰ぎ見て、満足げな笑顔を浮かべて王佐の才の終了とする、っぽいシーン を想像してしまいますが… そしてOPの武将は馬騰ではなかったと(´・ω・`) つうか、勅ぐらい握りつぶせ曹操、と思ったり。
580:★玉川雄一 2003/04/17(木) 20:51 むー… 微妙でしたわ今回は。 董昭の啖呵はなかなか(・∀・)イイ!ものだと思いました。 今回の展開だとともすれば荀イク=善、董昭=悪という図式に流れがちだったところに、 「正論としては」という但し書きを付けながらも董昭の立場にも意義を持たせたものでしたね。 恐らく広い目で見れば荀イクの方が非主流派なわけで、 そこを敢えて彼の視点に寄せて描くからこそ「絵になる」わけでもありますが。 ただチィと違和感を覚えるのが、個人として曹操に接したときの不自然なまでのベッタリっぷりなんですね。 もっとも、それに対する公人としてのもはや埋めがたい溝の対比がまた演出の一貫となっているのでしょうが。 最近、単行本を最初から読み直しているのですが、 ちょうど荀イクが謎の西方旅行から帰還したシーンを読みました。 あの時の姿が今回も一瞬浮かんでいましたね。 蒼天航路での荀イクは曹操とはもう全人生に匹敵する長さの付き合いですから、 個人的な思い入れも相当なものであることは確かですけど。 やっぱり、公人としての決裂が病にダメ押し、っていう流れでしょうかね… ところで。 いつの間にか建業に改名して、 ドサクサにまぎれて(?)濡須塢まで築いてしまった孫権タン。 いっちょまえに口ヒゲまではやしていたようですが、 張 紘 の 進 言 は ス ル ー で つ か
581:左平(仮名) 2003/04/17(木) 23:52 董昭の台詞、正直言って、私の視点からは抜け落ちていた所を呈示していますね。ちょっと「儒」という視点にとらわれ過ぎていた様です。地位と名誉を残したいという人間の性。その点、董昭の言葉に理があるのも事実です。 「名」と「実」という観点からすると、口にはしなかったものの、董昭には「皇帝・曹操」というのも視界に入っていたのかも知れませんね。それにしても、あの顔、けっこう凄みがありました。そして、言い終わった後の穏やかな顔との差がまた劇的です。この人、ちょっと馬面っぽい…。 華佗の弟子という人物が出ていましたが、眉が薄い(というか殆どない)です。はて、あれには何か意味があるのかな?
582:★ぐっこ 2003/04/19(土) 16:00 よーやく確認。 いきなり董昭がアレたったんで、ちと眉をひそめるところでしたが 今回の彼の発言で、だいぶスッキリ。君主の役目の一つが、封土・ 褒賞・位階を公正に分配すること、って観点に立てば、曹操が王に 昇り、他の者がそれにあわせて昇進する、ってのは当然の流れに。 正直、曹操麾下の多くの連中が、荀揩フ反対を煙たがっていた、 というシチュが表現されてて、よかったですな。 できれば、荀揩フ意見として王・帝位に就く「デメリット」の方を主張 してくれたら、なおさらカコイイ謀士としての一面が強調されてたと思う のですが… >ただチィと違和感を覚えるのが、個人として曹操に接したときの >不自然なまでのベッタリっぷりなんですね。 同意。ただまあ、蒼天の荀揩ヘ、ちょっと特別ですから、それはそれで 綺麗な絵ですけど…。一瞬、放浪から帰還した荀攝ツ年の姿があって、 ちとホロリと。 うーん、あと1回、保つか保たないか…。これから、荀揩フ登場するコマには 全部、あの心音が描かれるのだろうか…
583:左平(仮名) 2003/05/08(木) 20:48 今回の展開については、若干ですが、予想し得たところがあります。 結局、曹操と荀揩ニの間には「決定的な」亀裂は生じなかったという事でまとまりそうです。公位に就く就かないというのはあるにしても。ただ、台詞まわしからすると、これをもって二人の永訣となりそうです。次は、恐らく…。 「曹操は」帝位に就く事はない、しかし…。次回が、見たい様なそうでない様な。こないだの「風は山河より」みたいに。 ラストに出てきた彼(年齢は誤記か誤植か)、文武兼備ではあるのですが、その語られ様に、器の違いを感じるのは、私だけではないでしょうね。
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