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★☆蒼天航路スレッド☆★
931:左平(仮名)2005/10/08(土) 22:44AAS
前回の展開、結論を言うと曹操の夢オチでした。こうなると、どこまでが現実だったのか…。
(孫皎討死は確定。蒋欽は今回時点では生きてますが…この展開だとどうなるんでしょうか)
今回も、どこか曹操の夢というかイメージが大半を占めるという感じでした。身の丈ほどもある
巨大な筆を振るって関羽を現す曹操と、孫呉の包囲網を突破する関羽の快進撃とが重なり合い、
凄まじく力感溢れる進み方です。
「元来理性の男が 侠そのものとなり やがて 侠を越えていく」
「それはもはや関羽としか呼べぬものだ」
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今回は、一言で言うと関羽賛歌です。曹操の中では、関羽は自身や劉備を越え、時空
をも越えた存在と化している様です。
曹操によって、関羽は死して神となることのお墨付きを得た…というところでしょうか。
ラストは、孫呉の包囲網を突破する直前で…という場面。あれだけ暴れまわってなお軍と
しての形を整えているとなると、李陵のイメージとも重なるところがありますね。
(兵五千で十倍以上の包囲網を突破寸前で…ってなところ)
李陵は隴西の人ですが、後の唐王朝は隴西の李氏と自称した事で悲運の名将というイメージ
を増幅させたところがありますので、その点も似ている様な。
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