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三国志VIII発売!!
180: 2002/11/01(金) 23:08 玉川雄一 ◆三國志VIIIPK新登場武将を地味に訂正してみる◆ 10人中11人が気付かないであろう重箱の隅ネタ。 1:荀勗の字 彼には「公曾」という立派な(のかどうかは分からないけど)字があるというのに、ゲームでは何故か設定されておらず。純正エディターでは修正不可能なので、Kz−8様謹製のえぢたーで書き加えてあげまっしょ。 2:滕脩 っつーか誰?な人ですな。呉領荊南でひっそりと太守をやっています。ゲームの列伝を見ると「呉の司空。晋の呉討伐に際して孫晧から意見を求められた」とあるだけでヤケにあっさりと。能力も二流文官。 ちなみに上の情報はおそらく演義ネタと思われ。正史でもわずかに三ヶ所のみの登場です。 1:孫晧伝279年の項。夏に広州で郭馬が叛乱を起こし、滕脩は司空に任ぜられるところを鎮南将軍、仮節領広州牧に官を改め、討伐に向かいました。 2:呂岱伝の裴註で、エビのヒゲの長さに驚いたというお茶目なエピソード♪の主役。 3:陸凱伝で、陸凱の臨終間際の上陳において、有能な臣下を列挙した中に名前が登場。 これだけです(^_^;)しかし! 彼を甘く見てはNGです。実は彼、晋書に立伝されているのです。巻五十七列伝第二十七。 ラインナップは彼の他には羅憲、馬隆、胡奮、陶[王黄]、吾彦、張光、趙誘。おおむね、地方の軍司令官クラス。バリバリの実戦部隊指揮官であります。 してその内容は…滕脩、字は顕先。に始まりまして。「南陽の人」というのと、「執金吾となった」のが呉書の記述と一致しましたので同一人物と認定。さらに、郭馬の乱討伐に赴いた記述もあり。ちなみに、まさにこの時北方では晋軍の総攻撃が始まっている時期でして、彼も軍を返すのですが巴丘に来たところで孫晧の降伏を知ります。結局、広州に戻ると州を上げて晋に降り、元の地位を安堵され、「南方の事を委」ねられたのでした。288年没。 ちなみに、えぢたーで覗くと没年が284年に。直しておきましょうね。それと、字も「顕先」と入れてあげましょう。できたら、もうすこし能力を全体的に上げてやって下さいませ(^_^;) 滕脩推進委員会にわか総帥の玉川でした。
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