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正史の歩き方。
1: 2002/10/26(土) 23:20 投稿者:japan[関東] 投稿日:2001年01月21日 (日) 13時12分50秒 正史三国志…あの、頭から読むと武帝紀の半ばで挫折する(byぐっこ様)という魔の書物のお勧めの読み方はありませんか? 「この人の伝だけは読んでおくべき」とか「本文は飛ばして斐注だけ読む(爆)」等、皆様が御存知のこつを教えてください。 ちなみに、私のお勧めは「索引読み」です。 ちくま学芸文庫版の正史三国志は、8巻の末尾に全人名の索引が載っています。ここで、好きな人物が載っている個所を全部調べて読み漁るのです。 紀伝体の史書の場合、本人の伝にはなるべく敗戦や失策は書かないようにします。よって、マイナス面も含めた、その人物の総合的な事跡を知りたい場合には、他者の(特に敵国の人物の)伝まで見る必要があるんですね。 実際、索引読みによって、陳羣が孫権にぼろくそにこき下ろされているのを知ったり(怒)、ポカをしでかした陳泰が、司馬師にかばってもらい赤面して感謝したり、といった色々と楽しい話を知ることができました。 「あの人のどんな姿も愛せる」という自信がある貴方、ぜひお気に入りの人物以外の伝もチェックしてみてください。新たな発見があるかもしれません…
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