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【情報】トンデモ三国志集合!【募集】
60:惟新 2002/11/14(木) 01:16 特攻は特別攻撃でしたっけ。 それはともかく… レビューお疲れさまです。 なんというか…方々で言われていることもわかるような… でもまぁこれだけやれば逆に面白そうですな。 というか私このネーミングセンス結構好きかも(^_^;) もちろん実際に読んでみないとわかりませんが。 とりあえず、のー様のおっしゃる通りでないことを祈ります(^_^;)
61:★ぐっこ 2002/11/14(木) 19:44 [sage] チラッと読まれたら解ると思いますが、 学者が一生懸命小説書いた という雰囲気が妙に伝わってきます。 だって、凄い真面目な文体ですもの… 民主主義とか議会政治の限界を2ページくらい説いたり、 敵無人戦闘機の説明と描写にやたらページ割いたり…
62:クェン 2002/11/21(木) 00:28 『諸葛孔明 対 卑弥呼』 「八門遁甲すなわち魔道を操る大軍師・諸葛亮孔明。 魏王・曹操の八十万の大群に炎の雨を降らせ、これを潰走させた。史上名高い「赤壁の戦い」である。 復讐の念に燃える曹操であったが、その彼のもとにもたらされた名こそ、倭国女王・卑弥呼だった!」 (↑ハルキ文庫のHPにあった紹介文) 諸葛亮に手も足も出ない魏軍(司馬懿含む)が卑弥呼に泣きついたため、 諸葛亮vs卑弥呼という夢の対決に!! …どんなファン層が喜ぶ?この対決って。 立ち読みをしたところ、なかなか面白かったです。やっぱ、If物はその変さが楽しいっす。 「卑弥呼と孔明が同時代の人だと最近知った」みたいなことがいきなり書かれていたときは すごい不安になったけど。 冒頭では眉唾物の科学を駆使して諸葛亮が「落雷で」曹操軍を焼き尽くします。 これで80万人が全滅。 核よりも強力ですな。 ってゆうか、コーエーの影響を受けすぎだろ、落雷って。 なお、この小説の基本は演義だと思われます。 なのに正史にしか出ない卑弥呼を出すのはなんか… まあ、この卑弥呼も普通じゃないからいいのか。
63:★ぐっこ 2002/11/21(木) 21:41 おお! 情報ありがとうございます、クェン様! >『諸葛孔明 対 卑弥呼』 >「八門遁甲すなわち魔道を操る大軍師・諸葛亮孔明。 >魏王・曹操の八十万の大群に炎の雨を降らせ、これを潰走させた。史上名高い「赤壁の戦い」である。 >復讐の念に燃える曹操であったが、その彼のもとにもたらされた名こそ、倭国女王・卑弥呼だった!」 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! なんとまあ、トンデモ臭がプンプン来る作品でありますな。 仰るように、トンデモ三国志は「どれだけブチ切れていて、しかも作者がマジか」という度合いで推し量かる ジャンル。そう言う意味で、かなり期待できそう… というか、今ちょうど「孔明と卑弥呼」、っていうこれまた異色の組み合わせをねらった作品(わりと有名)の レビューを計画中でして…(^_^;) こちらは、姜維や魏延率いる蜀の大軍が、倭の原住民達を虐殺しつつ卑弥呼を捜し求めるという、かなりキてる 作品です…
64:クェン 2002/12/02(月) 00:43 >というか、今ちょうど「孔明と卑弥呼」、っていうこれまた異色の組み合わせをねらった作品(わりと有名)の レビューを計画中でして…(^_^;) >こちらは、姜維や魏延率いる蜀の大軍が、倭の原住民達を虐殺しつつ卑弥呼を捜し求めるという、かなりキてる 作品です… ぬぅ!そんな作品もあったのですね。諸葛亮と卑弥呼を組み合わせるのはあるもんですね。 しかも蜀が倭に攻め込む!??言うなれば蜀寇でしょうか。 倭人燃やされまくりでしょうか… ちょっと古本屋ででも探してみます。 そういえば「迎撃 三国志」(←題名適当。よく覚えてない)というIf物もありました。 現代人が三国時代にタイムスリップするやつです。 龍狼伝やRYUBIと違うのは、本人の意思で三国時代に行って歴史を変えようとするところです。 しかも単なるゲーム感覚で… 趙雲・魏延・陸遜あたりの評価がかなり高く、その他は散々。 正直言って蜀ファンも魏ファンも喜びそうもない内容。お勧めできず。 しかも次回は「魏」で天下統一させるらしい… 魏が天下統一しても当たり前すぎて面白くないと思うが。それでも面白い内容に出来るならば、この作者を見直す(まあ無理そう)。
65:★ぐっこ 2002/12/08(日) 13:46 うわはは、何とも面白そうなトンデモ系ですな! 「迎撃 三国志」 やはり、蜀マンセーな主人公が、三国志の結末に不満を持ち、 「漏れが歴史を変えるッ!」 とか意気込んで過去へ戻るお話でしょうか? …ていうか、どうやって過去へ…。 魏延の評価が高いのは、よしとしましょー。いっぺん確認してみたいなあ… 次回作で、魏が統一…って、当然の話では…。
66:★ぐっこ 2002/12/08(日) 13:47 トンデモレビューvol.2◆孔明と卑弥呼◆ 『孔明と卑弥呼』(光栄・著 田中文雄) ハードカバー 1500円 では第二弾。 といっても、コレ光栄の歴史ifノベルズなんですよねえ。 トンデモなのは最初から決まっているのですが… ただ私がコレを選んだのは、蜀マンセーの電波を受信したからではなく、 罪のない倭人を虐殺しまくる蜀軍の漢らしさ ゆえであります。 さて、ストーリー概略―― 第4次北伐終了後、密かに病身を憂うる孔明の枕元に、なんと亡き 華佗が現れる。彼は道術をもマスターしていたのだ! 華佗は、驚く孔明に不死の秘法の存在を明かす。 「邪馬臺国の女王卑弥呼に会い、不老不死の技を体得せよ」と…。 帰還した孔明は、しばらく魏に動きがないことを確認すると、姜維を 大将に、何故かよりによって魏延を副大将に、王平・張嶷ら を部将とする大部隊を編成。 騎兵で構成される1万の大軍は、密かに長江を下って呉の艦隊と合流し、 そのまま大海へと船出する。倭国と国交を結び、魏を東西から挟み撃ち にしようという、前代未聞のプロジェクトの始ま りであった。 そりゃあ、普通は考えんわな…
67:★ぐっこ 2002/12/08(日) 13:48 えー、この時点までは、単なるifモノとして純粋に萌えるべき展開。 いい子ちゃんの姜維たんと、さんざんに迷惑な魏延たんが組み、 未知の大海へ船出する、と。 ただしこの作戦、総大将姜維と道案内の倭人(漂流者)しか知らされて いない秘密の使命が。 なんと彼らは、卑弥呼を誘拐してでも不老不死の法を 入手すべしとの密命を帯びていたわけで。そのためには手段も選ばず… なんかイロイロとあった後、倭に到着した蜀軍1万は、のっけから倭国の 冷たい態度に会う。すでに倭は魏へ朝貢しており、魏の駐留軍も倭にぼちぼち 影響力を及ぼし始めているのだ。 ここでブチ切れたのはやっぱり魏延。 姜維達の必死の外交努力もむなしく、ひたすらに騒ぎを大きくし、とうとう 倭との全面対決に。 弥生時代の兵器しか持たない邪馬臺軍に対し、最新の刀槍と甲胄で武装する蜀軍は、 行く先々で倭人を殺傷してまわり、姜維の必死の外交努力もむなしく 蜀軍団は悪逆の限りとしか思えない殺戮を繰り返す。 ちなみに、姜維の外交努力というのは↓ 「魏は簒奪者。蜀は正当。だから蜀に味方せよ。我らに従えば倭に乱暴しない」 …コイツの代わりに搦ナを連れて行けよ。
68:★ぐっこ 2002/12/08(日) 13:49 さて、この作品では、メジャーな難升米以外でも、オリジナルの倭人が イロイロドラマします。 まあ、このあたりは田中氏の力量もあって、なかなか読ませる展開です。 言い忘れてましたが、いちおう作品の主人公は、倭人の父を持つハーフの青年です。 ただし、他の倭人がごちゃごちゃキャラを主張するので、存在感あまり無いです。 物語が佳境にはいると、ほとんど南蛮遠征のノリ。倭の風土や秘術によって、 蜀軍がどんどん苦しめられてゆきます。 そして一騎討ちでズタボロに敗れる魏延。 卑弥呼よりも、倭の有能な武将さらって帰った方がよいかもです。 倭の三国三つ巴とか、卑弥呼が実は替え玉だったとか、事態を悟った司馬一族の 陰謀とか、隠れ里に全ての秘密が…っ! とか、色んなドラマを経て、最後は秘密 基地(?)の爆発と火山の噴火によってすべてが吹き飛び、蜀軍は満身創痍で引き上げ てゆきます――。 魏延が実は呉のスパイだったとか、色んなおまけ付きで。 _n ( l _、_ \ \ ( <_,` ) ヽ___ ̄ ̄ ) グッジョブ!! / / なんというかこう、蜀マンセーのひととかは見ない方がいいです。
69:クェン 2002/12/09(月) 23:41 これまた気合の入ったレビュー!!お疲れ様です!!! 光栄はこんなのまで出してたのか…やるなあ。 華佗が諸葛亮の枕元に現れるところから、かっ飛ばしてますな! やはり蜀は異民族を虐殺っすか!! 当然のように魏延は蜀にとって害悪っすか!!! 魏延ってIF物にとって、とても重要なキャラですよね。趙雲じゃ悪役できんからのう… 一番笑えたのはこれ >ちなみに、姜維の外交努力というのは↓ >「魏は簒奪者。蜀は正当。だから蜀に味方せよ。我らに従えば倭に乱暴しない」 >…コイツの代わりに搦ナを連れて行けよ。 姜維って、どんな小説でも超単純な奴だ…そんなんだから… ところで、この話って、そのまま「火の鳥 黎明編」に続けられそうな雰囲気ですなあ。 あれもたしか、卑弥呼の時代に不老不死(火の鳥)をめぐる争いがあったり 大陸から渡ってきた騎馬兵らが倭人を虐殺してました。 以前書いた「迎撃 三国志」は「逆撃 三国志」でした。 あっくんさんのところでも紹介されてました。 あっくんさんもこの本にはかなり… >やはり、蜀マンセーな主人公が、三国志の結末に不満を持ち、 >「漏れが歴史を変えるッ!」 いえ、単にSLGを遊ぶ感覚で三国時代を変えようとしてるだけです。 ちなみに、この本の作者はおそらく呉マンセー 作者の柘植久慶氏は違う本でやたら呉を賞賛してたから。 逆撃三国志のネタバレしますと、諸葛亮の狭量(!)のせいで、蜀による天下統一は失敗します。 おそらく、次の「魏による天下統一」も失敗する内容になると思う。 で、そのまた次の巻では「呉による天下統一」が成功する。 そして「やっぱり呉がもっとも優れてる!!」って結論を言い出す…のだと思う。
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