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★『宮城谷三国志』総合スレッド★
149:左平(仮名) 2004/12/10(金) 23:06 今回のタイトルは、「済民」。ちなみに、前回は確か「親友」でした。 今回の、各群雄の状況。 曹操… 再びの徐州攻め。虐殺についても触れていますが、あまりくどくどとは書いていません。ただし、 諸葛兄弟の名が出ているあたりで、この挙が曹操にとってマイナスであった事を示しているのかと。 袁術… 曹操に破れ、南陽を追われる形で揚州に入りました。ここでは、彼の虚名はまだ有効です。孫策は、 その虚名の故に袁術に近づき、まずはその美貌で周囲の心を捉えます。もちろん、彼は見てくれだけの 人物ではありません。既にその器の一端を垣間見せております。 それはそうと、袁術配下の将「喬蕤」…まぁ、橋蕤のことなのですが、あえてこちらの書き方をしたと いうところに含みがあるというのは深読みでしょうか。 (「呉書見聞」において、孫ぽこさんがここらの考証をされてましたよね。ひょっとしたら、孫策と周 瑜が二喬を娶ったのって、この時に喬氏と何らかのつながりを持ったのと関わってたり、ってことは…) 劉備… 陶謙を助け、曹操と戦います。その人となりを真に理解できるものはおらず(側近の関羽でさえその理解は 不完全。彼は、儒教的な観点ではなく道教的な思考を以って見るべし、と)、その戦いぶりには曹操が首を ひねります(兵法完全無視!)。 次回は、曹操大ピンチとなりそうです。 陶謙が亡くなり、麋竺・陳登(!)によって徐州を託されますが…受諾するまでに一波乱。
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