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★『宮城谷三国志』総合スレッド★
108:左平(仮名) 2004/02/11(水) 18:12
さて、遂に「無敵と思われていた」董卓の軍団を打ち破る男−孫堅−の登場ですよ!
当時の彼は長沙太守。数万の兵を集められる立場という事からすると、曹操より恵まれた立場
ではあるのですが、それを差し引いても快挙です。
挙兵に際し、王叡・張咨を殺害してはいますが、彼の履歴を汚すには至りません。
かえって、これによって袁術を恐れさせ、軍糧を得ています。
省25
109:★ぐっこ2004/02/14(土) 00:13
読みますた!
うーん、今回は何というか、堅パパファンデーの如く!
侵攻ルートの実力者を次ぎ次ぎと殺しながら北上する男っぽさ、
徐栄はともかくとして、胡軫、華雄、呂布を連戦でうち破る
戦上手さ! このへん董卓と轡を並べた頃のすごみがあってよい!
所詮その董卓の部下には負けっこないわけですな…
省8
110:左平(仮名) 2004/03/10(水) 23:12
妻を人質にとられた孫堅は、あっさりと玉璽を差し出しました。演義とはちょっと違います。
袁術も、これには上機嫌。孫堅は豫州刺史に任ぜられます。
当時、豫州刺史は孔チュウ【イ+由】でしたが、辞任し、その印綬を袁紹に預けていました。
後任として任ぜられたのは、周昂(周ウの弟)。
印綬を持つという点では周昂、朝廷に対する忠勤という点では孫堅。ともに、十全の正当性を
持たないだけに、決め手を欠き、激烈な争いとなります。
省23
111:左平(仮名) 2004/03/11(木) 21:23
今回書かれた袁紹と袁術の争い、もう少し詳しく書くと…。
反董卓連合が為すべき事も為さずにいる様をみた劉虞は、朝廷(≠董卓)に対する忠勤を示すべく田疇を派遣。
↓
田疇は、「状のル−トをとり、長安へ(幽州から西に向かい、そこから一気に南下。争乱の中にある中原を避けた)。
↓
省26
112:★ぐっこ2004/03/12(金) 00:46
文春も読みこぼしたか…早く読まなきゃ…
113: 左平(仮名)2004/04/10(土) 14:07
気がつくと、もう連載開始から三年。それで、今回のタイトルは『界橋』。皆さんなら、このタイトルでどのあたりの時期か見当がつくでしょう。先はまだまだ長い…。
遷都した長安において、董卓は思うがままに振る舞います。名将・皇甫嵩と和解(史書の記述を見る限りでは、不思議なほどこの経緯が穏やかなんですよね。皇甫嵩からすると、董卓は叔父の妻の仇のはずなんですけど…)した事と反董卓連合の分裂もあり、もはや恐れるものはなし。親族を次々と高位につけ、爵位を乱発し、自らを「尚父(太公望)」にしようと画策…。誰も止められないのか、と思いきや、蔡ヨウ【巛+邑】が懸命に諌言し、幾許かでもその暴走を留めております。彼の覚悟のほどについて言及したのって、宮城谷三国志が初めてでは?
正面から董卓を匡すことが出来るのは彼一人ですが、董卓を害せんとする毒は別に…。
一方、北に目を転じると、袁紹と公孫サン【王+贊】とが争っております(きっかけは、前回語られた、公孫越の戦死)。そんな折、異相の男が公孫サン【王+贊】のもとを訪れます。そう、劉備玄徳(←公孫サン【王+贊】のせりふの中で、一回こういう言い方をしてます)の登場です。黄巾との相次ぐ戦いに疲弊した感のある彼でしたが、ここで、名将の器との出会い、華々しい勝利があります。曹操と同様、着実に成長しつつあります。
省9
114:★ぐっこ2004/04/15(木) 00:23
見た( ゚Д゚)!
今回は、いよいよ本格的に三国志っ! サリゲに趙雲出てるのも
いいですが、やはり公孫瓉の格好良さが!田楷の地味さが!
宮城谷袁紹は、どうにも救いようのない狭量・狷介な小人ですが、
それでも界橋では漢を見せてたなあ…
省9
115:左平(仮名) 2004/05/10(月) 23:53
今回のタイトルは「兗州」なのですが…実際には、孫氏を襲った悲劇と、その後の試練が主題といった感じです(勿論、兗州の
事もきちんと書かれてますよ)。
前回の最後に記されていた「思いがけない死」とは、孫堅自身のそれでした。袁術に愛想をつかしながらも、その指令をうけて
劉表と戦っている最中の出来事でした。(見方を変えれば)思いがけない殊勲を挙げた黄祖については、「劉表の軍事がまずく
ないのは黄祖の武列による」という記述があり、ん?という感じ。
省23
116:★ぐっこ2004/05/13(木) 00:05
うーん、孫堅死す! 劉表の軍事的な成功の影には、常に勇将・黄祖の
武勇があったわけで。それでも黄祖では孫堅に太刀打ちできなかったあたり、
格の差がありましたやね。
今回はけっこうペース早し。それだけ多くのことが短期間に集中したのかな。
孫策の挙兵もはじまってるし…
省8
117:左平(仮名) 2004/06/10(木) 21:52
おっとと…結構下がってますね。
前回が孫堅の死でしたから、今回は…?と思いましたら、タイトルは「鮑信」でした。
そう、兗州における曹操対黄巾の戦いが今回の主題です。
曹操の軍勢+鮑信の軍勢は約一万。これで百万と号する黄巾とどう戦うのか…と思いましたら、
なかなかどうして。見事なものでした。
省30
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