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★『宮城谷三国志』総合スレッド★
37: 2002/11/02(土) 16:04 左平(仮名) ◆ついに、あの人が!! 今回の宮城谷三国志◆ 今回も、跋扈将軍の跋扈ぶりが描かれています(村上氏のイラストが秀逸です)。それはそうと、あの愚昧な梁冀が茂才を好んで用いた(後漢では茂才より孝廉の方が評価されていた)というのは、ちょっと不思議な感じがします。 さて、「あの人」とは… 1,曹操、誕生す!! とはいっても、まだ「生まれた」という事が書かれたのみ。今回は、曹騰の没年の方に紙幅が割かれています。「水経注」の記述などから、西暦160年頃ではないか、との事です。年は、五十代の前半といったところ。「蒼天」の設定みたいな可能性は低い…。 2,檀石槐、一大帝国を築く!! もすさんの『四史奮迅』でも紹介されたあの男が登場しました。今回、李膺と熾烈な戦いを演じています。「あの男が中華の皇帝に嫌われたなら、わがもとで大人としてやろう」ってな感じの余裕のコメントも。 3,(名前だけ)荀爽も登場。 蛇足@:ようやく、ちくまの「正史 三国志」(文庫)の4巻を入手し、全巻揃いました。とはいえ、もすさんや玉川さんの域にはほど遠し、といったところ。 蛇足A:明治書院から、「新釈漢文大系」の廉価版ともいうべき「新書漢文大系」が出ていました(全15巻)ので、うち3冊購入しました。
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