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★『宮城谷三国志』総合スレッド★
53:2002/11/02(土) 17:11
左平(仮名)
◆今後の「三国志」の進展は? 宮城谷昌光氏インタビュ−◆
今月の「オ−ル讀物」に、宮城谷氏へのインタビュ−が掲載されていました。いろいろ興味深いものがありました。いくつか、ピックアップしてみます。
1,一日の執筆ペ−ス
現在五つの連載(風は山河より、管仲、書き下ろし、香乱記、三国志)があり、合計で、原稿用紙七枚半/日との事。一見すると少しですが、これが毎日切れ目なし!
自分のペ−スだけで書くわけにはいかない存在、という意味も含んだ「職業作家」という言葉に、その覚悟が感じられます。
2,三国志の進展はドラゴンズ頼み?
三国志を書かれるのは夜だそうです。野球シ−ズン中は、スポ−ツニュ−スを見てからの執筆となるのですが、ドラゴンズが勝ってると、そちらを見る時間が延び、負けてると、すぐに執筆にとりかかられるとか。今年はもうシ−ズンオフに突入してますが、ドラゴンズの調子次第で、来年の三国志の進展状況が変化するかも?あくまで冗談ですが。
3,構図
梁冀(などの悪党。玄謀を知る者は名君。知らない者は、梁冀の如し)と清流派。その間を右往左往する宦官。そういう感じで書いたそうです。
宦官=悪という安易な考えはしていません。『重耳』で出てきた閹楚を例に引き、宦官は、もともと強い者である、という事にも言及しています。
4,今後
近く、曹操24歳の場面が描かれる様です(近く、といっても、いつかは分かりませんが)。そして、董卓も登場します。辺境の視点からも描かれるそうですので、『蒼天』で描かれた様な、強烈な董卓が期待できそうです。
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