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★『宮城谷三国志』総合スレッド★
66:左平(仮名) 2003/03/11(火) 00:00 ◆怪異・妖異、失脚・失脚、蒼天・黄天 今回の宮城谷三国志◆ 今回は、郷里にこもった曹操のつぶやきから始まります。 宮中付近で次々と起こる怪異現象。それは、五行相勝説から見ても五行相生説から見ても、ともに漢の終焉を予感させるにふさわしい代物。蔡ヨウ【巛+邑】の決死の諌言も、愚昧な霊帝の、認識の甘さの前には、効果なしです(密封された上書を読んでるのを宦官に後ろから見られてるってのは…密封した意味がない!) 蔡ヨウ【巛+邑】の亡命生活が十二年にも及んだって事は…彼が中央に復帰したのは、董卓が権力を掌握してからという事ですか。と、なると、董卓の考えはどこにあったか、というのも気になりますが…まぁ、それはまた後の話。 宦官達は、専横の限りを尽くしますが、その一方で、内部抗争みたいな状況もあります。王甫が失脚し(段ケイ【ヒ+火+頁】も巻き添え)、彼を失脚させた陽球も失脚し、悪の巨魁・曹節は天寿を全うする…まるで救いがありません。 そんな中、孔明や孫権が誕生しています(今回は、それ以上の言及はなし)。 宦官にとりいって権力の座に近付く何氏。皇子の誕生という慶事の陰に毒々しい嫉妬。 そして、ついに、あの教祖が登場します! 今回の最後は、光和六(183)年。翌年は… 連載開始から二年。ついに、三国志の原点となる、あの事件が!!
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